CODREAが展開するメタバースカレッジ、Web3.0の新たな学びの場

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今回は、メタバースカレッジについて、大手仮想通貨取引所トレーダーとしての勤務経験を持ち現在では仮想通貨コンテンツの提供事業を執り行う中島 翔 氏(Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12)に解説していただきました。

目次

  1. 「メタバースカレッジ」とは
    1-1.「メタバースカレッジ」の概要
    1-2.「メタバースカレッジ」開校の背景
  2. 運営元である「株式会社CODREA(コードレア)」とは
    2-1.「株式会社CODREA(コードレア)」の概要
    2-2.「株式会社CODREA(コードレア)」の事業内容
  3. 「メタバースカレッジ」のコース紹介
    3-1.WEB3エンジニアクラス
    3-2.メタバース建築コース
    3-3.メディアクリエイションコース​WEBライティングクラス
    3-4.メディアクリエイションコースPhotoshop・illustratorクラス
    3-5.グローバルコミュニケーションコース
  4. 「メタバースカレッジ」の特徴
    4-1.Web3.0の現場で即戦力となる人材育成
    4-2.メタバース空間の活用
    4-3.各分野の最前線で活躍するスペシャリスト講師陣が揃っている
  5. まとめ

2023年の4月17日、Web2.0とWeb3.0に特化した教育を展開している「株式会社CODREA(コードレア)」は、仮想空間と教育という新しい形の組み合わせとして「メタバースカレッジ」を開設しました。この新型スクール、メタバースカレッジでは、ブロックチェーンの構築について学べる「WEB3エンジニアクラス」をはじめ、全5つのプログラミング関連のコースを設けています。その学びの場がメタバース上という特徴的な仕組みから、このカレッジは利便性とユニークさを兼ね備えています。

そこで今回は、この注目の新スクール「メタバースカレッジ」について、その全貌や魅力、参加方法などを詳細に解説します。

1.「メタバースカレッジ」とは

1-1.「メタバースカレッジ」の概要


「メタバースカレッジ」とは、Web2.0とWeb3.0に焦点を当てた教育を推進する「株式会社CODREA(コードレア)」が運営する、仮想空間を教育に彩りを添える形で用いる、新しいタイプのオンラインスクールです。まだ開設されて間もないメタバースカレッジは、「自分の道はこれでいいのか不安」、「新しい時代に必要な力をつけたい」、「国境を越えて活躍したい」という各々の願望に応えることを目指し、Web3.0時代に生き抜く力を培うことに焦点を当てたスクールです。仮想空間での学習を提供するこのスクールでは、生徒は自分のアバターを通じて授業に参加します。全5つの多岐に渡るコースから自分のニーズに合わせて選べるので、それぞれの生徒が自分の学びを最大限に活かすことが可能です。

このように、メタバースカレッジはWeb3.0型スクールとして、場所や時間、容姿に縛られることなく、新時代に必要とされるスキルを獲得できる、画期的なオンラインスクールとして機能しています。

1-2.「メタバースカレッジ」開校の背景

メタバースカレッジを運営する「株式会社CODREA(コードレア)」のCEO、東ダワーン真彦氏によれば、新型コロナウイルスの影響がカレッジの設立背景になっています。2020年の初頭、新型コロナウイルスが全世界に広まった結果、私たちの日常生活は大きく変化しました。それまで当たり前のように存在した学校へ行き、友人たちと学ぶ時間が失われ、自宅での生活が一般化しました。

この状況を受けて、東ダワーン真彦氏は、子供たちが学びを続けられる環境を再構築するために何ができるか考えました。そしてその結果、メタバースを活用した新しい形のスクール設立に至ったのです。すでに様々な専門学校やオンラインスクールが存在する中で、なぜメタバースを利用する必要があるのかという疑問に対して、東氏はメタバースの特性、つまり現実世界で移動することなく仮想空間を使用することができるという点を挙げています。

メタバースカレッジでは、アバターを自分の分身として使用することで、より効率的に学びを進めることができます。さらに、メタバース空間を活用することで、性別や年齢の壁を越え、誰もが平等に学べる環境を実現できるという点も、このプロジェクトが「多様性」を重視している理由の一つです。新型コロナウイルスが引き金となり、進化したオンライン授業をより一歩進める形で、場所や時間、容姿に縛られず、誰もが自由に学べる空間を提供するのが、CODREAのメタバースカレッジなのです。

2.運営元である「株式会社CODREA(コードレア)」とは

2-1.「株式会社CODREA(コードレア)」の概要


「株式会社CODREA(コードレア)」は、2023年2月に設立された沖縄県那覇市を拠点とする新進気鋭の企業で、Web2.0およびWeb3.0に焦点を当てた教育事業を展開しています。CODREAの目指すものは、年齢や性別に関係なく、誰もが学べる場を提供すること。また、すでにフリーランスとして働いている人たちへの支援も行い、さまざまな人が集まり新しいチャレンジに取り組む場所を生み出しています。

沖縄県那覇市という拠点については、沖縄は日本だけでなく、世界中から人々が訪れる場所であると述べています。そのような多様な人々が集まる場所で事業を展開することにより、沖縄から世界へと羽ばたく人材を育成することを目指しています。加えて、地元沖縄県のNPO法人と協働し、メタバースカレッジを通じた不登校生の支援なども進めています。そのため、CODREAは地域と深く結びついた様々な事業を展開しています。

2-2.「株式会社CODREA(コードレア)」の事業内容

「株式会社CODREA(コードレア)」が手掛ける主な事業は以下のような内容で構成されています。

  • メタバースカレッジ事業
  • コワーキングスペース事業
  • 人材マッチング事業
  • コンサルティング事業

3.「メタバースカレッジ」のコース紹介

3-1. WEB3エンジニアクラス

このコースでは、システム開発やサーバー構築に頻繁に使用される「Linux」というOSの基本操作方法から始めます。その後、プログラミングの基本的なコマンド操作などを座学および実技の両方から学びます。さらに、現在最も注目を浴びているプログラミング言語である「Python」の学習も行います。これにより、Webアプリケーションの開発も可能となります。加えて、ブロックチェーン技術のスキルも学ぶことができ、NFTや仮想通貨に関する知識を含む新時代のインターネットに必要なスキルを習得することが可能です。

  • 期間:約6ヶ月
  • 必要ソフト:Linux, Docker, VMware
  • 受講料:
    – 入学金:11,000円(税込)
    – 受講料:660,000円(税込)
    – ソフト利用料:なし
    – 合計:671,000円(税込)

3-2. メタバース建築コース

このコースでは、3D制作ソフト「Blender」を用いたスキルを学びます。Blenderはその利用範囲が非常に広く、モデリング、リギング、アニメーションなど、メタバースの世界を構築するためのあらゆる部分で活用されています。このコースでは初心者向けのデザイン制作から始めるので、未経験者でも問題なく参加することができます。さらに、Blenderの基礎スキルを身につけることで、「Maya」や「3ds Max」などの上級者向けソフトへの挑戦も可能となります。

  • 期間:約6ヶ月
  • 必要ソフト:Blender
  • 受講料:
    – 入学金:11,000円(税込)
    – 受講料:200,000円(税込)
    – ソフト利用料:なし
    – 合計:211,000円(税込)

3-3. メディアクリエイションコース​WEBライティングクラス

このコースでは、WEBライティングの基礎と共に、WEBサイト作成ソフト「WordPress」の使い方、メディアプラットフォーム「note」を用いたブログ制作も学ぶことができます。

  • 期間:約4ヶ月
  • 必要ソフト:Word Press、note
  • 受講料:
    – 入学金:11,000円(税込)
    – 受講料:120,000円(税込)
    – ソフト利用料:なし
    – 合計:131,000円(税込)

3-4. メディアクリエイションコースPhotoshop・illustratorクラス

このコースでは、デザインソフトとして名高い「Photoshop」と「Illustrator」を用いた学習を行います。具体的には、これらのソフトを使用したWEBサイト制作に不可欠なWEBデザインのスキルや、紙媒体を主軸とするDTPデザインスキルも学べます。さらに、「WordPress」を使ったWEBライティングやSEOライティングの基本も学び、オリジナルのホームページやブログを制作することも可能です。

  • 期間:約4ヶ月
  • 必要ソフト:Photoshop、Illustrator
  • 受講料:
    – 入学金:11,000円(税込)
    – 受講料:156,000円(税込)
    – ソフト利用料:CODREA負担
    – 合計:167,000円(税込)

3-5. グローバルコミュニケーションコース

内容:このコースでは、英語や中国語といった第二外国語の習得を目指します。具体的には、ネイティブスピーカーから学ぶ現地の表現方法に加えて、国際社会で活躍するために必要なビジネス用語、マナーや文化についても学ぶことができます。さらに、このコースは海外留学や就職の支援も行っており、世界に飛び出すための全面的なサポートが整っています。

  • 期間:約5ヶ月
  • 必要ソフト:なし
  • 受講料:
    – 入学金:11,000円(税込)
    – 受講料:120,000円(税込)
    – ソフト利用料:なし
    – 合計:131,000円(税込)

4.「メタバースカレッジ」の特徴

4-1. Web3.0の現場で即戦力となる人材育成

メタバースカレッジは「生き抜く力を教養する」ことを重視した教育を提供しています。具体的には、WEB3エンジニアコース、メタバース建築コース、メディアクリエーションコース、グローバルコミュニケーションコースの4つの学科を設けており、これらのコースで実践的なスキルを身につけることで、卒業後にWeb3.0の現場で即戦力として活躍できる人材を育成しています。

4-2. メタバース空間の活用

再度強調しますが、メタバースカレッジはメタバースという仮想空間を最大限に利用しています。これにより、どこにいても、いつでも、自由にコースを受講することが可能になっています。このため、従来の学校教育とは一線を画し、学生は場所や時間、外見などの制約を超え、「新しい生き方」、「新しい学習方法」、「新しい収入源」を身につけることができます。

ここで注目したいのが、メタバースカレッジが行われる「GAIA TOWN(ガイアタウン)」というバーチャル空間です。


GAIA TOWNは、革新的なシステムとサービスを提供する株式会社ガイアリンクにより2021年7月に立ち上げられたバーチャル都市です。これはアメリカ発のバーチャル空間サービス「Virbela(バーベラ)」のシステムを基にした日本版のプラットフォームで、ビジネス、教育、社会問題解決を推進する目的で開始されたプロジェクトです。VRゴーグルを使わず、パソコンの画面だけで十分にリアルな体験を得ることができるという点が、このバーチャル空間の特筆すべき魅力と言えるでしょう。

さらに、GAIA TOWNでは、月額料金を払うことで、専用の部屋をレンタルし、メタバース空間で仕事を行うことが可能です。各部屋には2つのWebスクリーンが用意されており、PDFやWebサイトなどを表示できる設備が整っています。GAIA TOWN内では開催される講演会に自由に参加することができ、13ヶ国語に対応しており、無料エリアは年中無休で24時間利用できます。さらなる便利さを提供するために、大規模な会議やセミナーを開催するためのカンファレンスホールのレンタルも可能です。

具体的な利用例として、「国際不動産カレッジ(JARECO)」はGAIA TOWN内の部屋をレンタルし、開講式や月次セミナーを行っています。また、「スタンフォード大学ビジネススクール」やイギリスの「サンダーランド大学」などでは、2020年の新型コロナウイルスの流行期にもかかわらず、Virbelaを用いて講義を継続していました。日本国内でも、「東京理科大学」の工学部で200名規模の学生が参加したポスターセッション(学術発表会)で利用された例もあります。

このように、Virbelaのシステムを利用したGAIA TOWNは様々な活用実績があります。これらの事例は、今回のメタバースカレッジでもその豊富な技術力と多様な活用可能性を示すもので、その高いパフォーマンスが期待されています。

4-3. 各分野の最前線で活躍するスペシャリスト講師陣が揃っている

CODREAのメタバースカレッジでは、それぞれの分野で活躍している専門家たちが講師として指導を行います。

WEB3エンジニアクラスの講師は、WEBアプリやブロックチェーンの構築、NFTマーケティングに精通している妻鹿恒介氏です。妻鹿氏はプログラミングのスキルを持つことで未来の可能性が大きく広がると語っており、生徒たちに一緒に新しいフロンティアを開拓するよう呼びかけています。

メタバース建築コースの講師は3DCG制作の専門家である中山瞬氏です。中山氏の講座では、無料で利用可能な3DCG制作ツール「Blender」の使い方を学びます。メタバースで使用されるアイテムがBlenderで制作されていることから、このスキルを習得することの重要性を生徒たちに伝えています。

さらに、メディアクリエイションコースの講師は、多様なメディアで活動を展開しているフリーランスのWEBライター、梨木由美氏です。梨木氏の講座では、ライティングスキルを身につけるだけでなく、「文章を書くこと」を仕事にするまでのサポートも提供しています。文章を書くことが好きで、それを仕事にしたいと考えている人々への参加を歓迎しています。

最後に、メディアクリエイションクラスの講師はデザインの専門家である上原義史氏です。上原氏はデザインはセンスだけではなく、基礎を学ぶことで誰でもこのスキルを習得できると語っています。メタバースカレッジの講座では、楽しみながらスキルを習得することを目指して授業を展開しています。

5.まとめ

まとめとして、「メタバースカレッジ」はCODREAが開始した、メタバースと教育事業を組み合わせた新しいプロジェクトです。アバターを用いて受講することで、場所や時間、外見に囚われることなく新しい学び方を体験し、新しいスキルを習得できるオンラインスクールとして機能しています。すでに5つのコースが開講されており、それぞれの分野で経験豊富な講師たちが教えています。Web3.0に興味がある方々にとって、このメタバースカレッジは新たな学びの場として有益であることは間違いないでしょう。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12