ローチケ(ローソンチケット)利用者向けの「LAWSON TICKET NFT」とは?

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今回は、LAWSON TICKET NFTについて、大手仮想通貨取引所トレーダーとしての勤務経験を持ち現在では仮想通貨コンテンツの提供事業を執り行う中島 翔 氏(Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12)に解説していただきました。

目次

  1. LAWSON TICKETの概要
  2. SBINFTの概要
  3. LAWSON TICKET NFTとは?
  4. LAWSON TICKET NFTの特徴
    4-1.唯一無二のメモリアルチケット
    4-2.NFTを介した新たな価値の提供
    4-3.NFTチケット販売に関する一貫したサービス提供
  5. ローソンエンタテインメントのNFTサービス
  6. まとめ

22年3月16日、NFTマーケットプレイスを運営するSBINFT株式会社は株式会社ローソンエンタテインメントとパートナーシップを締結し、「LAWSON TICKET NFT」という新たなサービスを展開することを発表しました。

LAWSON TICKET NFTではさまざまなチケットをメモリアルNFTとして発行する予定で、22年春の正式ローンチを目指しています。今回は、新たに発表された注目のサービス「LAWSON TICKET NFT」について解説します。

①LAWSON TICKETの概要

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LAWSON TICKETとは、国内の大手コンビニエンスストアを運営する「株式会社ローソンエンタテインメント」が提供しているチケット販売サービスです。

LAWSON TICKETでは、コンサート、スポーツ、演劇、ステージ、クラシック、オペラ、イベント、アート、レジャー、映画などといった多岐に渡るコンテンツのチケットを購入することが可能で、系列のスーパーマーケットやインターネットのほか、ローソンのマルチメディアステーションである「Loppi」において取り扱いが行われています。

LAWSON TICKETのユーザー数は、同じくローソンが展開している、CDやDVD、ブルーレイなどを販売するエンタメ系ECサイト事業「HMV&BOOKS」や旅行事業「ローソン トラベル」などと合わせると、約1,600万人にもおよぶとされており、大変人気なサービスとなっています。

②SBINFTの概要

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SBINFTとは、日本初のクリプトアーティスト登録制によるNFTマーケットプレイス「SBINFT Market」の運営企業です。SBIホールディングス株式会社の子会社であるSBINFTは15年5月に設立され、その代表取締役には、GMOやヤフーといった大手企業で経験を積んだ高 長徳氏が就任しています。

SBINFTでは、NFTの発行および販売のほか、ユーザーが保有しているNFTの二次販売などをブロックチェーン上で行うことが可能なプラットフォームを提供しています。NFTマーケットプレイスのほかにも、さまざまなブロックチェーン関連の事業を展開しています。

主なサービスとしては、戦略立案からリリース後の運用まで、NFT販売に関する一貫したコンサルティングを行う「NFT Consulting」や、ブロックチェーンゲームやDapps・NFTの取引などをスマートフォンで行うことが可能なウォレットアプリ「GO! WALLET」、ブロックチェーン関連の事業者や既存のブラウザおよびスマホゲームをブロックチェーンに対応させるために必要な機能を提供している「GO BASE」などがあり、多くのユーザーを抱えています。

③LAWSON TICKET NFTとは?

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LAWSON TICKET NFTとは、従来のLAWSON TICKETをメモリアルNFTとして発行する新しいサービスです。ブロックチェーン分野に強いSBINFTの協力の下、開発が進められています。

購入したチケットを記念として保存しておく人は少なくありませんが、紙チケットは劣化などで綺麗な状態で留めておくのが困難です。また、チケットのデジタル化が進んだことによって、紙チケットならではのメモリアルな体験が失われた側面もあります。

そこで、LAWSON TICKET NFTはそれらのチケットをNFTとして発行することで、利用者の思い出と紐づく大切なチケットを完全な状態で半永久的に保存できるようにします。

④LAWSON TICKET NFTの特徴

次に「LAWSON TICKET NFT」の特徴について、解説します。

4-1. 唯一無二のメモリアルチケット

LAWSON TICKET NFTでは、NFTの技術を駆使して、唯一無二のメモリアルチケットを提供します。NFTとは、ブロックチェーン技術により希少性や唯一性が担保され、資産的価値を持つトークン(デジタルデータ)です。

LAWSON TICKET NFTには実際のイベント会場における座席情報などが記録されるため、イベントに参加した記念として世界で一つだけのNFTを手に入れることが可能です。このメモリアルチケットNFTは、SBINFTが推奨するデジタルウォレット「MetaMask(メタマスク)」にて保管できます。

なお、メモリアルチケットNFTはあくまで記念としての保管を目的としており、実際の会場入場時などには利用できないと説明されています。

4-2. NFTを介した新たな価値の提供

LAWSON TICKET NFTは、NFTの販売を行うことによって、単なるチケット販売だけでなく、NFTを介した新たな価値の提供が可能になると説明しています。具体的には、NFTを保有しているユーザーに対する限定コンテンツの提供や、NFTを介したファンとのエンゲージメントの構築を考えているということです。

このほかにも、いずれはNFTを会員権としてコミュニティを形成したり、メタバースを展開したりといった構想もあると報告しています。

4-3. NFTチケット販売に関する一貫したサービス提供

LAWSON TICKET NFTでは、NFTの発行や配布などといったNFTチケット販売において必要なサービスを一貫して全て担うとしており、イベントの主催者側は素材の提供や制作物の確認といった簡単な作業のみでNFTの販売を行うことが可能だとしています。また、徹底したサポート体制で、これまでと同様にスムーズな販売を実現するということです。

⑤ローソンエンタテインメントのNFTサービス

LAWSON TICKET NFTの運営元の一つである「ローソンエンタテインメント」は、今回のNFTチケット販売を皮切りとして、今後さらにNFT関連サービスを拡大していく計画であることを明らかにしました。

具体的には、ローソンエンタテインメントが展開している各サービスとの連携や、コンテンツホルダー各社とのパートナーシップ締結を進めることで、レア度の高い画像や動画、楽曲といったデジタルコンテンツをNFT化して提供するサービスも計画しているということです。

⑥まとめ

国内大手のチケット販売サービスであるLAWSON TICKETがNFT事業をスタートさせるということで、今後業界に大きな影響を与えることが予想されます。LAWSON TICKET NFTは22年春にローンチ予定だとされているため、間もなくその情報が解禁されるのではないでしょうか。

今回発表されたメモリアルNFTチケットは、自身が参加したイベントのチケットを思い出として保存したいという多くのユーザーのニーズに応えるサービスとなっています。従来のチケッティングサービスを置き換える可能性もあり、注目されています。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12