株式会社VALUが運営するSNSサービス「VALU」は3月31日、同日をもってサービスを終了を発表した。3月31日12時を期限としていたビットコインの出金手続きについては、改正資金決済法の施行日2日前まで延長するとしている。
VALUは、ブロックチェーンテクノロジーを使うことで、個人の価値をシェア・トレード可能にし、なりたいものや、やりたいことがある個人が継続的な支援を募ることができる、2017年5月にβ版をリリースしたSNS。サービス内の取引は、暗号資産(ビットコイン)を用いて行われていた。
同サービスの終了に伴い、利用者が預け入れているビットコインの出金手続きは3月31日12時が期限とされていた。しかし、同社ではこれを改正資金決済法の施行日2日前まで延長するという。同法の施行日は、公布日(2019年6月7日)から1年以内で政令で定める日とされている。
出金手続きがない場合、利用規約第13条の2(本サービスの提供終了時の取扱い)に基づき、お客様にビットコインを返却できなくなる可能性もあるため、利用者は注意が必要だ。
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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