ブロックチェーンの推進を目指すWSBA(The Wall Street Blockchain Alliance)は2月5日、ブロックチェーンプラットフォームのCordaを提供するR3との提携を発表した。
WSBAは、ブロックチェーンテクノロジーと仮想通貨の包括的な採用を推進、指導、促進することをミッションに掲げる非営利団体だ。今回の提携によって、Cordaに関与する世界最大級の金融サービス企業やテクノロジー企業、中央銀行、規制当局、業界団体などを含む300以上のグローバルネットワークに参加することとなる。
R3は官民の両セクターから集まる300以上のメンバーで構成されたブロックチェーンソフトウェア企業だ。昨今、R3はさまざまな大企業との提携を進めている。大手金融機関IGNとの商用プラットフォームCorda Enterpriseのライセンス契約やSBIホールディングスとの合併会社「SBI R3 Japan株式会社」設立、また国際送金サービスSWIFTにおいてはgpi(global payments innovation)統合のための実証実験を開始するなど、ブロックチェーン普及に向けた動きに余念がない。
「2019年はユースケースの年」と言われる中、ブロックチェーンの普及に向けた動きは加速していくのか。注目していきたい。
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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