ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは、2021年7月4日に開設した「令和3年7月豪雨災害緊急支援寄付サイト」で16日から鳥取県八頭町、琴浦町の寄付受付けを開始した。同サイトの支援寄付対象は15自治体となり、今月4日のサイト開設以降、16日午後2時時点で約4800万円、約4千件の寄付が寄せられている。
同サイトでは、ふるさと納税制度を活用して掲載自治体に千円から、1円単位で指定した金額を寄付できる。寄付者の善意をそのまま自治体へ届けるため、支援に関し、自治体からさとふる社への支出が発生せず、寄付決済手数料も同社が負担する。
八頭町では農地などの冠水、山林の土砂崩れのほか、道路の法面崩落が発生。琴浦町では現在も続く一部道路の通行止めや、建物の浸水などの被害が発生し、市民生活、一次産業への影響も懸念される。
同日までの掲載自治体は千葉県袖ケ浦市、神奈川県小田原市、湯河原町、静岡県熱海市、裾野市、鳥取県八頭町、琴浦町、北栄町、大山町、島根県雲南市、飯南町、宮崎県えびの市、鹿児島県薩摩川内市、さつま町、湧水町。寄付総額などの最新情報は随時サイトで公開している。
同日は関東地方まで梅雨明けとなったが、豪雨被害の引き続き警戒が必要だ。サイトでも、被害の状況と自治体からの要請により今後掲載自治体が追加となる可能性があり、対象自治体からの寄付金受領証明書送付が遅れる可能性があると同社はアナウンスしている。
【関連サイト】ふるさと納税サイト「さとふる」
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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