ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは、「令和2年7月九州豪雨災害緊急支援寄付サイト」(7月4日開設)で、8月3日から新たに山形県尾花沢市の寄付受け付けを開始した。同サイトで取り扱う自治体数は九州、東北、信越と近畿の35自治体となった。同日午後1時時点でサイトを通した寄付の総額は約1億3300万円、約1万4700件に上っている。
被災した地域の自治体を、ふるさと納税制度を活用して支援する目的で、同サイトの掲載自治体に1000円から1円単位で指定した金額を寄付できる仕組み。支援に関し、自治体からさとふるへ支出が発生することはなく、寄付決済手数料を同社が負担するため、善意をそのまま自治体へ届ける。
山形県では最上川などが氾濫(はんらん)、尾花沢市、大石田町などで断水が発生した。県内では住宅の浸水被害は26市町村で665棟を超えるなど広域に被害が発生しており、復旧にあたって国の激甚災害指定を受ける見込み。
同サイトの3日現在の掲載自治体は山形県新庄市、村山市、尾花沢市、中山町、河北町、大石田町、長野県上松町、岐阜県高山市、福岡県大牟田市、久留米市、朝倉市、東峰村、佐賀県鹿島市、長崎県東彼杵町、熊本県人吉市、荒尾市、水俣市、玉名市、天草市、南関町、和水町、小国町、津奈木町、錦町、多良木町、湯前町、水上村、山江村、あさぎり町、大分県由布市、九重町、玖珠町、宮崎県西米良村、鹿児島県鹿屋市、大崎町。
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HEDGE GUIDE 編集部 ふるさと納税チーム
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