炭素貯留の正確な測定とGHG削減量のNFT化に向け実証実験へ。伊藤忠テクノソリューションズ、Web3企業と

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株式会社ミンカブWeb3ウォレットは7月7日、伊藤忠テクノソリューションが行う農地実証実験向けにNFT基盤の提供することを発表している。この実証実験では、農地で発生する温室効果ガス(GHG:Greenhouse Gas)の正確な測定とデータ可視化を目指すという。

同実験は、新潟大学農学部附属フィールド科学教育研究センター内の試験対象農地において、2023年6月から1年3カ月にわたり実施される予定だ。ミンカブWeb3ウォレットは、測定装置から検出されるGHG放出量を正確に測定する他、GHG削減量に応じたNFTの発行や発行されたNFTの取引、これらの市場規模や経済効果の予測、収益の還元法などの検証にあたるとしている。

近年、農業分野におけるカーボンニュートラルへの取り組みとしては、堆肥や緑肥といった有機物を利用することにより二酸化炭素排出を抑制する「炭素貯蓄」が注目されている。GHGの放出量や削減量を売買するカーボンクレジットも農業分野の収入源として期待がされる中、ブロックチェーンを活用した脱炭素に向けた取り組み「ReFi」もさまざまなユースケースが見られるようになってきている。

【参照記事】農業分野のカーボン・クレジット普及に向けた実証実験へNFT基盤を提供

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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