三菱UFJ、独自開発のMUFGコインでの買い物の実証実験開始

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三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)は、独自に開発中の仮想通貨「MUFGコイン」を使って実際の店舗での買い物の実証実験を開始したと、ロイターが4月18日付で報じた

MUFG本部ビル内にあるコンビニエンスストアにて夕方の一部時間帯でMUFGコインでの支払いに対応するレジを設け、今週から実験を開始したという。利用者のスマートフォンに表示されたQRコードを店員がタブレットで読み取り、支払いを完了する仕組みだ。

すでにMUFGでは社員間で割り勘や金銭のやり取りのほか、ビル内のカフェでも実証実験を行っている。MUFGは実証実験を通じてMUFGコインの実用化に向けて課題の把握を行う方針であり、今後、実験の参加者を社員以外にも拡大する見通しだ。

MUFGは2018年度中にも自ら取引所を管理することでコイン価格の安定をはかるため仮想通貨取引所を開設すると報じられている。MUFGコインでは、取引所では仮想通貨取引をMUFGと利用者の間だけにとどめ、1円≒1MUFGと円とほとんど連動させることでコインの価格変動を抑え、利用者が安定した決済や送金を行えるようにする見込みだ。今後、実用化されるか、実証実験の結果に注目だ。

【参照ページ】三菱UFJ、MUFGコインで買い物の実証実験を開始
【関連ページ】三菱UFJが邦銀行初の仮想通貨発行。取引所の年内開設を目指す

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