ルイ・ヴィトン、同社モバイルゲーム「LOUIS THE GAME」に新たなNFTを導入

高級ファッションブランドのルイ・ヴィトンは4月14日、ルイ氏生誕200年記念プロジェクトの一貫として昨年8月にローンチしたモバイルゲーム「LOUIS THE GAME」に新たなクエストとNFTリワードを導入することを発表している。

「LOUIS THE GAME」は、ルイ氏が経験した故郷からパリまでの2年にも渡る壮大な「冒険」をインスパイアした架空の世界を舞台とするモバイルゲーム。同社のモノグラムを擬人化したキャラクター「Vivienne(ヴィヴィエンヌ)」を操作し、旅の途上でモノグラム・キャンドルをできるだけ多く集め、各レベルに到達するためのキーも手に入れるなどゲーム性に溢れた内容となっている。最新のブロックチェーン技術を採用した同ゲームには、NFT(非代替性トークン)アートが30作品含まれており、そのうち10作品は、デジタルアート界にセンセーションを巻き起こすアーティスト、BEEPLEが制作したものとなっている。

今回の企画では、200年に渡るルイ・ヴィトンの歴史をプレイヤーに伝えることを目的とし、オークションや販売といった形式でなく、ランダムにNFTを付与することとしている。このNFT付与にあたっては一定の基準を満たしていることが条件となっており、8月4日までに行われるNFT抽選会ではヴィヴィエンヌをモチーフとした新たなNFTが合計10個配布されるという。

LVMHのベルナール・アルノーCEOは、今年1月の決算会見でメタバース「バブル」に慎重であると言及していたが、同社とメゾンは、昨年4月プラダ・グループらとともに非営利団体Aura Blockchain Consortiumを立ち上げている。

高級ブランド界でのデジタル領域への参入は、ルイ・ヴィトンだけにとどまらない。グッチは韓国の3DソーシャルメディアアプリZepetoとコラボを果たしている他、バレンシアガはオンラインゲーム「フォートナイト」でゲーム用のデジタルファッションを制作しそれらをリアルでも販売、ドルチェ&ガッパーナは同社初のNFTコレクションが総額約6億円で落札されるなど、ファッション業界はNFT・メタバース領域へ注力を始めている。

モルガン・スタンレーは、NFTとメタバースは2030年までに高級品市場の10%を占めるとの予測を示しており、早期導入企業が最も恩恵を受ける可能性が高いとしている。

【参照記事】Louis Vuitton to release new NFTs | Vogue Business
【参照記事】ルイ・ヴィトン、ゲームアプリ「LOUIS THE GAME」を8/4(水)にローンチ

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HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム

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