アララ株式会社は3月31日、鎌倉市役所において、職場コミュニケーションの促進を目的に「ありがとう」の気持ちをデジタルコインで送りあえる個人間コイン流通サービスの実証実験を実施した。
同サービスは、ブロックチェーン技術を活用することで、個々のやり取りをセキュアに記録し、集計しやすいかたちでのデータ格納を可能にするとともに運用コストの低減も期待できる。
昨今では働き方はもちろん、企業での働きがいに対して注目が高まっている。「働きやすさ」や「やりがい」は、個人のモチベーションアップに大きく関係しており、生産性や業務効率化、クリエイティビティの発揮にも通じる。
しかしながら、業務の中には、評価制度には反映しにくい、業務範疇以外の行動や活動などが多く存在している。そのような職場の同僚や組織全体に利益をもたらすような「よい行動」を認め合う職場内コミュニケーションは、可視化が難しく、認知しづらい点が課題とされていた。
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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