一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)と一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)は8月19日、暗号資産(仮想通貨)とブロックチェーン技術の普及推進と健全な業界育成を目的に初の共催イベント「Go To Next Blockchain」の開催を発表した。
両協会は暗号資産・ブロックチェーンに関する相互の知見を活かし、2018年12月に業界および社会全体に対する啓発活動を推進するための連携体制を構築する協定を結び、分科会への相互参加などを通じて会員同士の交流・親睦を深めてきた。共催セミナー「Go To Next Blockchain」では、今までの交流を通じて共有できた思いや業界全体の今後の展望について、幅広い層のビジネスパーソンに発信する場とし日本における技術啓発を加速させていくことを目的にしている。
1980年代に始まったインターネットの発展は2000年代中盤に双方向的な通信-Web2.0-に進化した。そこから様々な経済活動がデジタル化している。現在、デジタルトランスフォーメーションによる企業活動のデジタル化の足音はあらゆるところから聞こえており、5Gによりモバイル通信は高速化するなか、VR・ARにより視覚情報とデジタル情報が融和、生活情報やエンターテイメントの体験価値がリッチ化する時代が見えてきた。
新型コロナウイルスの感染拡大により、2、3年の未来でさえ益々予測が出来なくなる中、データ資本の寡占化が課題視され、日本政府デジタル市場競争会議においても個人が信頼できるデータ管理社会-Web3.0、Trusted Web-を目指す検討がなされている。変換の時代である今、ブロックチェーン・暗号資産は様々な可能性が示唆され、研究開発されているが、これらはこの先の未来にどのように貢献できるのか、ブロックチェーン・暗号資産分野の黎明期から業界の発展に貢献してきた協会の代表理事2名による対談と、新しい分野の最前線で活躍する20代のキーパーソン3名による対談の2段構成で、各世代の持つ世界観・見据える未来が語られる。
【申し込みURL】JCBA×BCCC初共催によるイベント 「Go To Next Blockchain」開催
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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