米ウォルト・ディズニー、「仮想空間シュミレーター」特許取得はメタバースへの第一歩か

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アメリカの大手エンターテイメント企業ウォルト・ディズニー社が、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)用ヘッドセットや眼鏡を使用せずに、仮想世界を体験することができるシュミレーターの特許を取得したことが分かった。

ディズニーのプロダクトチームを率いるMGMリゾーツ・インターナショナルの企業戦略責任者Tilak Mandadiは2020年11月、「ゲストは、テーマパーク内外で、デジタルアクセスポイント(スマートフォンやウェアブルなど)を介してメタバース体験に没頭することができる」とするメタバース型のパーク構想について言及。また、2021年11月の第4四半期決算説明会では、CEOであるボブ・チャペック氏が、メタバースで物理的資産とデジタル資産を融合させる準備を進めていると述べており、特許承認は同社の考える「テーマパーク・メタバース」を裏付けする形となった。

ウォルト・ディズニー社は、ロサンゼルスタイムズ紙の取材に対して「同シュミレーターを活用する具体的計画はない」と伝えているものの、ゲームや映画やメディアスタジオといったあらゆる環境に導入することが可能だという。

【参照記事】Disney Moves Toward the Metaverse With Approved US Patent to Create a ‘Virtual-World Simulator’ – Metaverse Bitcoin News

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