株式会社ボーダレス・ジャパンは3月1日、独立行政法人国際協力機構(JICA)から受託している「JICA海外協力隊を活用したスタートアップ起業支援業務」で、社会課題の解決を志すJICA海外協力隊経験者を対象とした「起業伴走プログラム」参加者の募集を開始した。今月31日まで受け付ける。定員30人。
JICAのスタートアップ起業支援業務は、JICA海外協力隊員の帰国後の社会還元支援を目的としている。帰国後、協力隊で培った経験を活かしたビジネスを通して、日本の地域課題解決や地域活性化、海外の社会課題の解決に繋げる狙い。
今回募集する起業伴走プログラムは、選抜された30名の経験者が、ビジネスのプロとのブラッシュアップ会や仲間との討議、第一線で活躍する起業家による起業講座などを通して、オンライン、集中合宿などを経て3ヶ月で社会課題解決の本質に切り込むビジネスプランを完成させるもの。
ボーダレス社がこれまで100名上の社会起業家の誕生を伴走してきた社会起業のためのソーシャルビジネススクール「ボーダレスアカデミー」の起業伴走プログラムを、JICA海外協力隊向けにカスタマイズして提供。ビジネスの第一線で活躍する伴走メンターからビジネスプランに対する助言を複数回受けることができる。
対象は、JICA海外協力隊経験者(帰国後10年以内)であること、社会課題解決を目的にビジネスプランを策定したい人、プログラム終了後の起業を目指す人、 もしくは既に起業しておりビジネスプランをブラッシュアップしたい人、原則、プログラム全日程に参加できる、プログラム参加者同士の協調関係を作れる人。
プログラム期間は4月21日〜7月27日(変更の可能性あり)。4月1日〜12日まで書類・面談により選考を行う。結果発表は同月15日の予定。受講は専用フォームからエントリーし、審査を経て、集中講座、プログラム開始という流れ。3月5日・15日にオンライン説明会を予定している。配信時間は両日とも午後7時半~午後9時。
【関連サイト】起業伴走プログラム 詳細スケジュール
【関連サイト】起業伴走プログラム エントリーフォーム
【参照リリース】「海外協力隊」から「起業家」へ。ボーダレス×JICAによる起業支援事業がスタート
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HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム
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