株式会社リミックスポイントの子会社ビットポイントジャパン(BITPoint)は6月30日、同社が提供する店舗決済アプリケーション「BITPoint Pay」とウォレットアプリにビットコインキャッシュ(BCH)を追加した。これにより、店舗およびユーザーはビットコインキャッシュを支払いに利用可能となった。
ビットコインキャッシュは2018年6月15日現在、時価総額が約1兆7千億円となっており、ビットコイン、イーサリアム、リップルに次ぐ主要な仮想通貨として知られている。ビットコインからハードフォークして誕生したビットコインキャッシュは、ビットコインと比較して決済手数料が安いことや取引完了までの時間が短いことが特徴で、ビットコインのように価値を保存する金融商品というよりも日常で利用される決済通貨を目指している。
投資対象として値上がりだけがフォーカスされがちな仮想通貨だが、同社は仮想通貨が店舗などで実際に利用されることが仮想通貨の普及に必要不可欠だとし、引き続き仮想通貨の普及をサポートしていく考えだ。コインチェック社によるNEM流出事件以降、市場が冷え込んでいる中、同社をはじめとする仮想通貨取引所がどのように世間の仮想通貨に対する不信を払拭していくのか。引き続き注目していきたい。
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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