米ブロックチェーン企業、機関投資家向け仮想通貨サービスに総合保険の適用へ

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機関投資家向けに仮想通貨金融サービスを提供するBitGoは2月20日、同社のホットウォレットBitGo Business Walletとカストディサービス向けの総合保険の取り扱いを発表した。

BitGoは機関投資家向けの仮想通貨金融サービス提供会社だ。同社は顧客に対して、セキュリティ、コンプライアンス、カストディソリューションを提供している。100種以上の仮想通貨をサポートし毎月150億ドルを処理する同社の顧客基盤は、世界最大の仮想通貨取引所を含み、50か国以上に及んでいる。

このほど発表された保険サービスでは、世界的な保険引受市場であるロイズを通じて、カストディ資産に対して最大1億米ドルの保険がかけられている。この保険は、英国の金融行動監視機構(FCA)に準拠した保険で、第三者によるハッキングや秘密鍵盗難、内部関係者によるインサイダー取引、秘密鍵の損傷や紛失に適用される。

BitGoは今回の保険取り扱いにあたって、透明性と正確性を追求している。同社は3月にこの保険に関するさまざまな質問を受け付けるウェビナーを開催予定とのことだ。セキュリティ面が不安視される仮想通貨市場では、こうした保険や信託保全のようなセーフティネットの整備が不可欠だ。

【参照記事】BitGo Sets the Standard for Insurance Coverage and Transparency

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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