VCTRADE(SBI VCトレード)の評判は?メリット・デメリット・注意点を徹底解説

日本国内に仮想通貨取引所が増える中、ここ最近はGMOインターネットやDMM.comなど金融機関のノウハウも持った大手インターネット企業が仮想通貨業界に参入するケースが増えてきました。

VCTRADEはそうした金融機関のノウハウをもった仮想通貨取引所のひとつです。SBIグループが金融機関として培ったノウハウを活用し、セキュリティや運営に取り組んでいることが特徴です。

そこで今回は、具体的にVCTRADEの特徴や、メリット・デメリットも含めて解説します。

目次

  1. SBIグループが運営する「VCTRADE」「VCTRADE Pro」とは?
  2. VCTRADE・VCTRADE Proのサービスの特徴
  3. VCTRADE・VCTRADE Proのメリット
    3-1. 注文数は全通貨500円分から可能
    3-2. 注文は「成行」と「価格指定」の2種類がある
    3-3. 各種手数料が安い
    3-4. SBIグループという安心感
    3-5. 住信SBIネット銀行との連携
  4. VCTRADE・VCTRADE Proのデメリット
    4-1. 取扱仮想通貨が3種類と他取引所と比べると少ない
    4-2. 取引時間が24時間ではな
    4-3 レバレッジ取引がない
  5. VCTRADE・VCTRADE Proの注意点

SBIグループが運営する「VCTRADE」「VCTRADE Pro」とは?

VCTRADEとはSBIグループ子会社SBI VCトレード株式会社が運営している仮想通貨取引所です。今年の7月31日には取引所形式「VCTRADE Pro」のサービスも開始しました。

SBIグループはRipple社が開発したXRPに注力していることでも知られ、2016年5月にはRipple社と共同で日本を含むアジア地域を事業対象として「SBI Ripple Asia株式会社」を設立しています。2018年10月には日本発、分散台帳技術(DLT)を活用した「Money Tap(マネータップ)」の提供を開始しました。

Ripple社と深い関係を持つ同グループ子会社のSBI VCトレードでは、XRPが最初に取引開始となり、ビットコイン、イーサリアムの順に取扱を開始しました。

VCTRADE・VCTRADE Proのサービスの特徴

仮想通貨取引所VCTRADEは当初、販売所形式で仮想通貨の現物取引サービスを提供していましたが、顧客のニーズに応えるかたちでVCTRADE Proの提供を開始しています。それぞれの取引所では、ビットコイン(BTC/JPY)、イーサリアム(ETH/JPY)、XRP(XRP/JPY)の3種類を取り扱っており、VCTRADEではスプレッド手数料がありますがVCTRADE Proでは手数料無料で取引ができます。

VCTRADE Proでは、証券取引のようにオーダーブックによる仮想通貨取引が可能なので、株取引のように本格的な仮想通貨取引をしたいトレーダーにおすすめの取引プラットフォームとなっています。販売所でも成行注文と価格指定注文を利用できるので、流動性を気にせず取引をしたいという方におすすめです。

また、SBI VCトレードは国内で唯一ハードウェアウォレットを提供していることも特徴で、同社が提供するカード型のコールドウォレット「Cool X Wallet」では仮想通貨をオフラインで安全に管理できるようになっています。

VCTRADE・VCTRADE Proのメリット

注文数は全通貨500円分から可能

VCTRADEでは、仮想通貨の注文を「日本円の金額」と「仮想通貨の数量」から選ぶことができるので、仮想通貨を初めて買う人でも分かりやすくなっています。また、販売所・取引所ともにXRP/JPY、BTC/JPY、ETH/JPYを最小注文額500円から購入できるため、少額から購入したい人にもおすすめです。

注文は「成行」と「価格指定」の2種類がある

VCTRADEは販売所ですが成行注文と価格指定注文をすることができます。成行注文は価格を指定しないので、初心者でも簡単に購入ができます。価格指定注文は、成行での買い付けは1.05倍の買付余力が必要となりますが、入力した価格で発注ができ、0.1円単位まで呼値を指定できます。

各種手数料が安い

VCTRADEにはスプレッド手数料が含まれていますが、取引所VCTRADE Proでは取引手数料は無料です。またグループ会社でもある住信SBIネット銀行を利用すれば出金額関係なく手数料は50円です。仮想通貨の送付に関しては手数料は無料です。

SBIグループという安心感

大手金融企業でもあるSBIグループは、証券や銀行などこれまで積み重ねてきた実績とブランド力によってユーザーからは高い信頼感を得ています。またSBIグループがこれまで培ったノウハウを活用し、セキュリティやスプレッドまで顧客を第一に考えた取り組みが実施されていることが特徴です。

住信SBIネット銀行との連携

各仮想通貨取引所では様々な銀行からの入金を受け付けている一方で、振込人名義の指定や振込先指定など、面倒で間違いやすい仕組みとなっていました。しかし、VCTRADEではグループ会社の住信SBIネット銀行と連携しており、入金フローが初心者にも分かりやすく、簡単な仕組みとなっていることが特徴です。

VCTRADE・VCTRADE Proのデメリット

取扱仮想通貨が3種類と他取引所と比べると少ない

販売所・取引所では3種類の仮想通貨となっており、通貨ペアはXRP/JPY、BTC/JPY、ETH/JPYの全3種類です。そのため、他の取引所と比べると種類が少なくなっています。

取引時間が24時間ではない

仮想通貨取引所の多くは24時間取引が可能となっていますが、VCTRADEでは取引時間が午前7時から翌日午前6時の23時間となっています。ですが、この1時間はメンテナンス時間に当てているので、セキュリティ体制には万全を期していると言えます。

レバレッジ取引がない

グループ会社は大手金融企業ではありますが、VCTRADE Proはレバレッジ取引に対応していません。多くの取引所が仮想通貨FXによるレバレッジ取引を提供する中、SBIホールディングスの北尾吉孝CEOは、「金商法に慣れた会社の子会社がクリプトアセットの交換業を行うべきだ」と発言しており、安全性を優先した慎重な姿勢の現れとも言えるでしょう。

VCTRADE・VCTRADE Proの注意点

VCTRADEでは販売所と取引所があり使い勝手は、本格的にトレーディングしたい投資家にも使いやすい高性能取引ツールと言えます。ただ通貨ペアが少ない点は登録前に把握しておきましょう。ただスマホとペアリングができるコールドウォレット 「Cool X Wallet」があるので、長期保有したいユーザーはVCTRADEで仮想通貨を購入し、 Cool X Walletに移して安全に保管することができます。

まとめ

VCTRADEはサービス開始から既に1年が経過、VCTRADE Proはまだ2019年に誕生したばかりですが、どちらでも大きなトラブルは起きていません。グループ会社で約800万人の顧客基盤を支えている大手金融機関だけあって信頼性や安全を重視した取り組みが行われていますし、同グループサービスを利用しているユーザーであれば恩恵を十分に得ることができる取引所です。

The following two tabs change content below.
立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。