日本のブロックチェーンを盛り上げる企業達【UNCHAIN インタビュー】

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今回HEDGE GUIDEではUNCHAINへの単独インタビューを行い、創業のきっかけや同社の事業内容、将来のビジョンについてお話を伺いました。

語り手:UNCHAIN CEO ウィン・レイ

2015年DMM.com OVERRIDE(後に合同会社EXNOAに吸収合併)に入社。複数のPCゲーム、スマホアプリゲームの立ち上げ、企画/マーケティング/PR等を担当。他社IPとのコラボ企画を推進しDMM GAMESセールスランキング1位を記録、売上に寄与する。独立後は某大手通信企業のマーケティングコンサルや大手自動車メーカーの開発支援等に携わる。2022年DEA社に参画。DEA社ではマーケティング領域全般とメタバースプロジェクトのプロデュースを担当。

インタビュー概要

  1. UNCHAIN創業のきっかけは
  2. Web3業界におけるゲームとは
  3. 現在の主な取組や事業内容は
  4. どんなメンバーで創業したのか、どんな会社か
  5. 将来のビジョン
  6. 最後に、読者へ向けたメッセージを

①UNCHAIN創業のきっかけについて教えて下さい。

元々は、信頼できるメンバーと圧倒的なサービスを作りたいという想いがありまして。ただ、どの業界にチャレンジしていこうかと検討している際に次第にWeb3という業界や技術に興味を持っていました。ゲームを中心とした、Web3のムーブメントが徐々に世の中に拡がっていくのを見て、チャンスがありそうだなと感じていましたね。そんな中、縁があってDigital Entertainment Asset社(以下、DEA)で色々お手伝いさせていただく機会をいただき、本格的に腰を据えてWeb3事業に取り組んだことをきっかけに、よし自分でやるぞと決めて創業に至りました。

②Web3業界におけるゲームについてどのようにお考えですか?

Web3のカルチャーや、ブロックチェーン技術の活用先として、最も相性の良い一つの事業領域だと思っています。ただ、今は金融商品の一つのような扱いをされている印象です。ユーザーも、サービス提供者も。

ユーザーは、ゲームで登場するアセットをNFTとして自分の資産にし、それを他者と売買したりすることもできるし、更にはゲームプレイで実際にお金を稼いだりすることもできるようになりました。このPlay to Earnというカルチャーが、一気にブロックチェーンゲームの認知を拡大し、海外では一時的に大きな売上を立てたタイトルもあります。その影響もあって、いま日本の大手ゲーム企業も続々と参入を表明し、実際に動き出しています。

ただ、ブロックチェーンゲームやPlay to Earnにおける課題は山積みで。暗号資産ウォレットの活用や、暗号資産の購入・売買などはユーザーにとって非常にわかりにくく、一般のゲームユーザーを遠ざけてしまっています。また、本来エンターテインメントコンテンツであるゲームが、面白さよりも、「稼げる」などの投機的な側面が重視されがちです。

なので、本当の意味でのWeb3とゲームの融合は、未完了だと考えています。これらの課題を解決し、Web3時代の真のゲームを生み出していきたいというのが、私達の大きな目標の一つです。

③現在の主な取組や事業内容について教えて下さい。

現在は主に、Web3領域にチャレンジする企業様に対して、企画・開発・マーケティング支援等の総合的なサービスを提供しています。具体的には、ゲームの企画開発・運営、国内外のマーケティング、コミュニティ設計・運用、トークノミクス設計、トークン上場支援など。参入に必要な全ての要素を提供できます。

やはり、Web3領域への進出は、企業にとっては非常にカロリーが高いです。リサーチを開始し、技術やカルチャーを理解するところまででも、大きな時間を要します。UNCHAINは、実際にWeb3事業での経験を持ったメンバーが揃っているので、全方位でのサポート体制を構築できており、企業様には「UNCHAINに相談すれば全部OK。安心。」みたいな印象を持っていただけると思いますね。ソーシャルゲーム開発の経験が豊富なメンバーも多いので、Web3の専門用語を使わず、従来のWeb2型のゲーム企業様の視点からわかりやすく説明もできます。そういった、クライアントに寄り添った丁寧なコミュニケーションも特徴の一つですね。

そして、これらと並行して、Web3の技術を活用した自社サービスの開発も行っており、徐々に世の中に発信していくとともに、採用も強化していこうと考えています。

④UNCHAINにはどのようなメンバーがいて、またどのような会社教えて下さい。

今は完全に全員野球で24h働いてる感じになってますね(笑)メンバーはそれぞれ特色あるメンバーが集まってくれて、すごく面白いメンバーだなと感じてもらえると思います。

それぞれ簡単に紹介していくと・・・

鶴岡

元々テレ東グループにいて、Yahooに転職し、テレビ等の映像制作会社として独立。その後、DEAにかなり初期段階でジョインして事業責任者を務め、Web3の事業開発やサービス運営を、約3年間業界の最前線で行ってきた。そんな奴がCOOをやってくれてます。
基本彼がいないとすごく困ります。自分は色々と苦手なことが多いので(笑)

小林

彼はCTOとしてエンジニアをやってくれてます。新卒くらいのときにバイアウトを経験していて、コミュニケーションもエンジニアっぽくないというか、こっちもわかる表現に置き換えて説明できるタイプです。エンジニア領域はもちろんですがあらゆるシーンで助けてくれて非常にありがたい存在です。

久保

CFOとしてウチの財務全般や経営企画として、事業推進のサポートも担ってくれています。海外のスタートアップにいたり、大手の誰でも知ってる企業で経営企画をやっていたり、という経歴です。アツい一面もあっておもしろいですよ(笑)

高畑

事業やプロダクトのマーケティング全般、プロモーション全般を担ってくれています。DMM GAMESの立ち上げ期からマーケティングをしていて、様々な景色を経験してるので頼りにしてます。サーフィンが好きみたいです。

それぞれ個性的ですが、ちゃんとした専門スキルと経験を持っているので、しっかりとWeb3領域における全てのサポートができる体制です。今後も仲間を増やして、自社サービス開発を強化していきたいですね。

⑤UNCHAINの将来のビジョンについて教えて下さい。

Web3の技術は、まだまだ一般に浸透するほど、適切にサービス化できてはいません。まずは、先程もお伝えしたような、ブロックチェーンゲーム領域における課題解決をしていきます。クリプトユーザーのみでなく、従来のゲームユーザーも、安心して、簡単に参加でき、「面白い」と言ってもらえるようなゲームを数多く世に出していきたいと思っています。もちろん自社タイトルの開発も行う予定です。

また、Web3技術を活用した、ゲーム以外の自社サービス開発を本格的に開始し、別市場も狙っていきます。世の中では、ゲーム以外でのWeb3事業の成功事例はまだ少ないので、ここにチャンスがあると確信しています。詳細は、近い将来しっかりと発表していきます。

意気込みとしては、GAFAと肩を並べるような企業になりたいと思っています。冗談のように聞こえるかもしれませんが、僕は本気ですね。

⑥最後に、読者へ向けたメッセージを

立ち上げたばかりの会社ですが、世界や大手企業にも負けないメンバーが集まっていて、そういうメンバーがこれからも増えてきます。なので、日本や世界中の大手企業以上のクオリティを、あらゆる領域で提供できるのでまずはカジュアルに話しかけてくれると嬉しいです。日本で出会ったメンバーで世界を狙えるのはウチだけだと思うので是非!

【公式サイト】株式会社UNCHAIN

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチームは、Web3やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、Web3に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。