今回HEDGE GUIDEではSNAFTY株式会社への単独インタビューを行い、創業のきっかけや同社の事業内容、将来のビジョンについてお話を伺いました。
インタビュー概要
- SNAFTYが生まれたきっかけや、理念について
- SNAFTYとfandaoのサービスとは
- 将来の展望
- Web3とAIの組み合わせにおける可能性
- SNAFTYのビジネスモデルや収益源はどこなのか?
- NFT市場の将来についてどのように見ているか?
- SNAFTYが目指す未来像は?
- NFTの種類と特徴について
- 最後に読み手のみなさんに一言!
AI×WEB3.Oで新時代のエンターテイメントをつくる、SNAFTY & fandao
「SNAFTY(スナフティー)」は、 SNSにアップする感覚で、”オフショット”を販売できるタレント専用NFTカメラアプリです。スマートフォン端末に撮影データを保存せずにクラウド上で管理することで、撮影者も元データを持っていない、唯一無二の写真(NFT)を作成できます。
現在、関連する4つのプロダクト、Instagramのストーリー感覚でサクっと出品が出来るカメラアプリ「SNAFTY」、タレントの出品や売上を管理する「SNAFTY MANGER」、仮想通貨・ウォレットいらずでNFTを購入できるNFTマーケットプレイス「fandaoマーケット」、NFTを管理・閲覧するためのアプリ「fandao」を開発・運営しております。「瞬間を共有し、共に未来を作る。」をプロダクト開発のテーマとし、アイドル、スポーツ選手、AIタレントなど様々なタレントの瞬間を即NFT化。ファンへ直接販売し、タレントとファンが一緒に成長するストーリーを実現します。
1.SNAFTYが生まれたきっかけや、理念について
SNAFTYは、2022年6月に創業したスタートアップです。NFTアートが流行っていた時期に、有名な画家のNFTが販売されているニュースを見て、「原画の所有者が変わったら再度NFTが発行されてしまう。NFT自体の希少価値はどこにあるのか?」と疑問に思い今回のカメラアプリのアイデアに至りました。元データを持たないカメラアプリケーションで写真のNFTが作れるのではないかと考え、特許を出願。日本国内特許を取得後、本サービスを立ち上げました。
2.SNAFTYとfandaoのサービスとは
SNAFTYは、SNS感覚で写真を撮影して写真NFTを簡単に販売できるスマートフォン用カメラアプリになります。タレントがオフショットをInstagramのストーリー感覚で出品し、制限時間内に購入した人のみが引き続き閲覧できるといったようなコンセプトで始めました。
ユーザーはfandaoでNFTを購入できます。またNFTホルダーによる投票や、コミュニティなど様々なユーティリティー機能を実装しています。
3.将来の展望
現在fandao内にAIタレントを導入する準備を進めております。6月にテスト運用、7月にリニューアルオープンとしてAIタレントを大々的にリリースしていきます。コンテンツ自体もAIが考えて投稿し販売する仕組みです。
NFTホルダーは、NFTの保有数に応じて投票できます。コミュニティでの発言やNFTの売れ行きがAIタレントの投稿内容や容姿に影響していくといったような仕組みを準備中です。
髪の毛が伸びてきたら投票で髪型を決めたりもできるようになる予定です。またAIを活用したテキストでのコミュニケーションや、音声でのメッセージ応答なども同時に実装予定です。懐かしのアイドルのリバイバルや、芸能事務所と共にIPを創出していきます。
4.Web3とAIの組み合わせにおける可能性
AIはWEB3の様々な可能性を広げてくれると思います。特にデジタルコンテンツに関しては、今後生成系AIが作り出すコンテンツが増えてくると、どれがオフィシャルなのか、どれが模造品なのか見分けが難しくなると考えております。NFTは、デジタルコンテンツが本物かどうかを証明する唯一の方法になるので、ディープフェイクなどの課題を解決してくれるのではないかと考えております。
5.SNAFTYのビジネスモデルや収益源はどこなのか?
SNAFTYの主な収益源は、NFTの販売から得られる手数料です。タレントが撮影した写真をNFTとして販売し、その取引から一定の手数料をいただいております。AIタレントに関しても同様です。
6.NFT市場の将来についてどのように見ているか?
AIの学習モデムのインセンティブ還元や、発行元の証明など新しい用途が誕生するのではないかと考えております。特に、エンターテイメント分野においては、ファンとタレントとの新しい形のコミュニケーションツールとしての役割を果たせる事を目標としてます。コンテンツや、インフラの進化が早いので様々なアイデアが生まれてくることが楽しみです。
7.SNAFTYが目指す未来像は?
「時間」という希少価値をNFTに落とし込み、時間を共有しながら共創していくという新しいファンとのあり方を提示できればと思います。
8.NFTの種類と特徴について
事務所、弊社、AIタレントのオーナーが保有するIP NFTは、初期のAIタレントのプロフィール設定や投票の開催、NFTの販売収益を得ることが出来ます。応援するファンは、写真NFTに紐づいた投票券で投票することや、さまざまな特典を受けることが出来ます。ファンへの新しい形のインセンティブ設計も考えてるので楽しみにしていてください。IP NFTは一般ユーザーへの販売も検討しております。
9.最後に読み手のみなさんに一言!
新しい可能性に挑戦していくので、是非楽しみにしていてください。Web3やAIといった新しい技術を取り入れたい芸能事務所様、AIタレントのPR活用にご興味がある企業様からのお問い合わせをお待ちしております。また、現在、BizDev、営業、AIクリエーターなど幅広いポジションで積極採用しております。ご興味のある方はお問い合わせください。
【公式サイト】SNAFTY株式会社
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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