今回HEDGE GUIDEではSBIVCトレードへの単独インタビューを行い、創業のきっかけと歴史から、事業やプロジェクト、将来のビジョンについてお話を伺いました。
話し手:SBI VCトレード株式会社 代表取締役専務 森本 逸史 氏
インタビュー概要
会社沿革
創業期~2019年
- 現物取引サービス「VCTRADE」の提供を開始
- 現物取引サービス「VCTRADE Pro」の提供を開始
2020年
- 鷲見玲奈さんを起用したテレビCM放映開始
2021年
- XRP国際送金サービスの提供を開始
- TaoTaoと合併
- 積立サービス開始
- レバレッジ取引サービス
2022年
- 貸コインサービス開始
- 「VCTRADE web シンプルモード」提供開始
- 旧SBI VCトレードと旧TaoTaoのサービスを1本化
- ステーキングサービス開始
2023年
- 「SBI Web3ウォレット」提供開始
SBI VCトレードの強みについて教えて下さい。
SBI VCトレードは、国内最大級のインターネット総合金融グループとしての総合力を生かし、暗号資産におけるフルラインナップサービスを提供してまいります。また、デジタルアセットの中心である暗号資産を使った、革新的なサービス・ビジネス創出するイノベーターとして、顧客中心主義に基づく健全な市場の創造・育成を目指し、価格改善等、顧客満足度の更なる向上に努めていきます。
SBI VCトレードの事業内容について教えて下さい。
現物取引
暗号資産を実際に購入したり、保有している暗号資産を売却する現物取引は、「販売所」で14銘柄(BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、DOT、LINK、ADA、DOGE、XLM、XTZ、SOL、AVAX、MATIC)、「取引所」7銘柄(BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、DOT、LINK)を取り扱っています。
レバレッジ取引
レバレッジ取引は証拠金を口座に預け入れ、それを担保にすることで証拠金の最大2倍での金額を取引することができます。「販売所」で取引でき、7銘柄(BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、DOT、LINK)を取り扱っています。さらに、SBI VCトレードなら日本円を入金しなくても、保有している暗号資産を担保に売りから入ることができます。
貸暗号資産サービス
お客さまが保有されている暗号資産(仮想通貨)を一定期間当社に貸し出すことで、銘柄や数量、貸出期間に応じた利用料(賃借料)を受け取れるサービスです。売却のご予定のない暗号資産(仮想通貨)を貸し出すことで、利用料を受け取ることが可能となります。(14銘柄 ※2023年2月13日時点)
積立サービス
お客様にあらかじめ設定いただいた積立金額と積立頻度に基づき、暗号資産を定期的に自動で買付いただけるサービスです。手数料は無料で、ワンコインからでも始めることができます。常に一定の金額で、時間を分散して定期的に買い付けしていく投資手法は「ドル・コスト平均法」と呼ばれています。この手法を用いた積立投資である本サービスでは、暗号資産の価格が高い時には少なく、価格が低い時には多く買い付けることになるため、結果的に暗号資産の買付に係る平均単価を引き下げる効果が期待できます。
ステーキングサービス
ステーキングとは暗号資産を保有し、ブロックチェーンの安定稼働に貢献したことの対価として報酬(暗号資産)を受け取ることができる仕組みのことです。特別な申込や手続きは一切不要で、ステーキングの対象となる暗号資産をSBI VCトレードの口座に保有しているだけで、毎月自動的に報酬を受け取れるサービスです。
SBI Web3ウォレット
ウォレット作成や管理、暗号資産保有など、ユーザーと事業者のNFT取引上の課題を解決し、まるで日本円だけで取引をしているような使いやすさを提供します。
今後日本におけるSBIVCトレードが目指す立ち位置とは?
当面、不透明なマーケット状況が続くとみられておりますが、当社では「顧客中心主義」を実現するべく、暗号資産取引所としてのサービス・商品ラインナップの拡充、利便性の向上に努めていきたいと考えています。最近ではFLRの付与に関して、お客様視点に立ち、いちはやく獲得代行への対応を決定いたしました。
またSBIグループで取り組む暗号資産関連ビジネスとお客さまをつなぐ存在として、「SBI Web3ウォレット」のような取引所だからこそできるサービスの提供によりWeb3ビジネスを推進し、デジタルスペース時代の先駆者となっていきたいと思います。
読者に向けて一言
SBIVCトレードはSBIグループの企業の一つですが、グループ全体で「顧客最優先」、そして「顧客資産の安心安全を提供すること」を意識して運営されていることがわかる内容が多く含まれていました。
また他社を圧倒するサービス展開、そして徹底したお客様視点での利便性の追求を行いながら、信頼される日本トップの金融グループとして、お客様とともに成長していきたいという思いが強い企業を作っていく思いを持って、走り続けていく企業となりそうです。
【公式サイト】SBIVCトレード
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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