ビットコイン投資にはドルコスト平均法が合っている3つの理由

最近にSNSでは「2003年~2013年の投資成績が良かった人の属性の調査結果」という画像が話題を集めました。資産運用会社フィデリティによると、1位「亡くなっている人」、2位「運用しているのを忘れている人」の順番だったというものです。

これは投資したことを忘れて長期間ほったらかしておいた方が勝率が高かった事例を表しています。売ったり買ったりを繰り返す必要もなく、放置しておくだけで資産が増やせるならそうしたいものです。

しかし、これは同時に投資商品の選択の重要性も示しています。仮に投資対象が下落し続けていたら、投資成績は反対になっていたでしょう。ほったらかし投資は基本的に、S&P500インデックスファンドや一握りの有望株などに推奨される手法です。

それでは、ビットコインにほったらかし投資をしろと言われたら、皆様はどう感じるでしょうか?ビットコインについて理解していなければ難しいですよね。薄っすらビットコインが成長しそうな気がしていても、どれくらい伸びしろがあるのか、上昇トレンドが継続するのか、確信をもてない方は多いでしょう。そんな方は少額ずつ投資する「ドルコスト平均法」をスタートしてみて、時間をかけて理解を深めてみてはいかがでしょうか。

実際にお金を投入すれば関心は高まりますし、確信を持てた段階で配分を増やすのも良いでしょう。ここではビットコインのドルコスト平均法についてご紹介します。

目次

  1. ドルコスト平均法とは
  2. ビットコインにドルコスト平均法が適している理由
    2-1. ボラティリティが高い
    2-2. 少額から投資できる
    2-3. ビットコインの投資環境が劇的に変化している
  3. ドルコスト平均法に適した仮想通貨取引所3選
    3-1. 自動でドルコスト平均法ができる「Coincheckつみたて」
    3-2. 4つの購入プランから選べるビットフライヤー
    3-3. 11銘柄の積立投資ができるGMOコイン
  4. まとめ

①ドルコスト平均法とは

ドルコスト平均法は特定の投資対象(銘柄)について一定の購入タイミングで一定の金額分を購入していく投資法です。例えば、毎月の1万円分のビットコインを継続して購入すると決めて、相場変動は気にせず常に一定額で買い続けていきます。少額で投資を始めつつ、損失リスクを抑えられることから投資初心者に向いた投資法とも言われています。

②ビットコインにドルコスト平均法が適している理由

2-1. ボラティリティが大きい

ドルコスト平均法は一度に資産を投入するよりも心理的な負担の低い投資方法です。購入のタイミングを分散することで、下落時は多く購入し、上昇時は少なく購入することになり、結果的に平均取得単価を平準化できます。

ビットコインはボラティリティが大きく、特に2021年に入って約300万円から600万円以上に100%上昇しています。しかし、わずか3か月の間で20%強のおおきな下落を2度経験し、その度に上昇トレンドの終了も囁かれています。ビットコインに投資予算の大半を突っ込んでいたら、値動きが気になって1日何度もチャートを見てしまうでしょう。

2-2. 少額から投資できる

ドルコスト平均法は、おもに10~20年など長期の積立で大きな資産を形成することを目的としています。一回あたりの積立額は家計を圧迫しない程度の少額でも、それを長い期間継続することで大きく増やしていくことができます。まとまった資金が手元にない方でも、今すぐ始められる投資方法です。

ビットコインを含む仮想通貨は、株式の単元株制度のようにまとまった資金を必要としません。最低注文単位は取引所により異なりますが、大体数百円~1000円前後から投資を始めることができます。

2-3. ビットコインの投資環境が劇的に変化している

機関投資家が仮想通貨を保有する事例や、海外の銀行が仮想通貨取引・保管サービスを提供する事例も着実に増えています。加えて、多くの決済プラットフォーマーが仮想通貨市場に参入しており、採用がさらに拡大する可能性が高まっています。

決済プラットフォームを提供する米ペイパル社は、仮想通貨の売買サービスを2020年11月に開始しました。さらには、子会社のVenmoを通して世界2800万の加盟店で仮想通貨を決済手段として使えるサービスを2021年内にも提供する予定です。海外企業の動きをウォッチする中で、ビットコインの配分を見直してみても良いでしょう。

③ドルコスト平均法に適した仮想通貨取引所

ドルコスト平均法に適した仮想通貨取引所を3つご紹介します。各所はそれぞれ積立投資サービスを設けているため投資作業を自動化することも可能でます。

3-1. 自動でドルコスト平均法ができる「Coincheckつみたて」

Coincheck
コインチェックは、マネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営する仮想通貨取引所です。2020年10~12月期の決算によると、コインチェックの本人登録済みのユーザー数は104万口座で、国内No.1となっています。コインチェックは国内でも最多となる16種類の仮想通貨(ビットコイン、XRP、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、XEM、イーサリアムクラシック、リスク、ファクトム、ライトコイン、モナコイン、ステラルーメン、クアンタム、BAT、IOST、Enjin、OMG)を販売所形式で取り扱っています。

コインチェックの自動積立サービス「Coincheckつみたて」は、ひと月の予算を日割計算して購入する毎日積立プランか、月イチつみたてプランの2種類があります。積立金額は毎月1万円~100万円の範囲で1,000円単位で設定でき、口座振替手数料と積立サービス手数料は無料で、指定の銀行口座から毎月27日に引き落とされます。

3-2. 4つの購入プランから選べるビットフライヤー


ビットフライヤーは2014年創業の独立系企業で、日本の主要メガバンク(SMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタルなど)から出資を受けている国内でも有数の仮想通貨取引所です。

bitFlyerかんたん積立は通貨・購入頻度・1回あたりの積立金額を設定し、自動的に仮想通貨投資を行えるサービスです。購入頻度は、毎日1回、毎週1回、毎月2回(1日と15日)、毎月1回の4パターンから選択できます。対象となる仮想通貨は、ビットフライヤーの販売所が取り扱っている12種類です(ビットコイン、XRP、イーサリアム、テゾス、ステラルーメン、ネム、BAT、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、モナコイン、LSK)。ビットフライヤーでは最低1円以上1円単位から仮想通貨を積み立てることができるので、初心者も気軽に始められます。積立の上限金額は1回あたり100万円となっています。ご自身の予算や資産形成のゴールに合わせて積立金額を設定しましょう。

3-3. 11銘柄の積立投資ができるGMOコイン

bitFlyer
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。

GMOコインの「つみたて仮想通貨」は、毎月10日に、設定した金額の仮想通貨を自動で購入できるサービスです。11種類の仮想通貨に対応しています(ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、XRP、ネム、ステラルーメン、BAT、オーエムジー、テゾス、クアンタム)。積立手数料は無料ですが、口座振替はユーザー自身で行う仕組みとなっています。

④まとめ

ビットコインは昨年12月に以前の過去最高値200万円を突破して以来、わずか3か月たらずで600万円まで上昇しています。その間、関心を持ちながらも買い時を逃してきた方は少なくないかと思います。このような状況でこそ、積立投資を始めてみるのも一つの方法です。積立投資は購入のタイミングを分散させることで価格変動リスクを軽減できるので、投資経験の少ない方でも取組みやすいサービスです。仮想通貨取引所の口座開設は無料でできるので、この機会に各社のサービスを試してみてください。

The following two tabs change content below.
HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム

HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム

HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチームは、暗号資産投資やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、暗号資産に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。