長期的な仮想通貨の投資ならCoincheckとbitFlyerどちらがおすすめ?それぞれのサービスを徹底比較

2019年7月に行われた楽天インサイト調べによると、仮想通貨投資を始める投資家のうち、「およそ3人に1人(30.8%)が投資未経験者」ということが明らかになっています。将来的に必要な資金を仮想通貨投資で貯えたいと考えながら、何から始めてよいかわからない方もいるかと思います。

仮想通貨取引所によってサービスや特徴も違うので、どの取引所に登録するべきか、悩む方も多いでしょう。そこでここでは国内でも代表的な仮想通貨取引所として知られるCoincheckとbitFlyerについて、長期投資の観点から分析していきます。

目次

  1. 投資の初心者に長期投資が向いている理由
  2. 長期投資に適しているのは、取引所?販売所
  3. つみたて・レンディングができるCoincheck
    3-1. ドルコスト平均法を用いた「Coincheckつみたて」
    3-2. 仮想通貨レンディングができる「貸仮想通貨」サービス
  4. ビットコインを取得する方法が豊富なbitFlyer
    4-1. 仮想通貨のポイントバック「ビットコインをもらう」機能
    4-2. Tポイントをビットコインに交換できる「Tポイントプログラム」
  5. CoincheckとbitFlyerの概要
  6. まとめ

①投資の初心者に長期投資が向いている理由

投資経験がない方にとって、仮想通貨の短期投資で利益を上げるのは簡単ではありません。相場をチェックしながら、エントリーおよび利確ポイントを分析する必要があります。仮想通貨市場は激しい価格変動で知られており、相場が上下するたびに一喜一憂していては疲弊してしまうばかりです。

すぐに利益を得られるものではありませんが、長期投資は初心者の方にとって取り組みやすい投資戦略です。一定期間に資産がどのように推移していくか想定し、プランに基づいて投資していきます。トレーダーのように頻繁にポジションを組み替える必要はないので、相場が気になるあまり仕事に手がつかないといった事態も避けることができます。

長期投資に有用な戦略には、一定期間毎に一定金額で同じ対象資産を購入する「ドルコスト平均法」があります。資産価格の高騰時は取得数量が少なくなりますが、下落時には多くの数量を買い付けるため、結果的に買付単価が平準化します。価格変動が激しい仮想通貨においても、相場の急変動に左右されずに長期的な資産形成に役立てることができます。

②長期投資に適しているのは、取引所?販売所?

CoincheckとbitFlyerは共に、「取引所」と「販売所」の2種類の仮想通貨売買サービスを提供しています。販売所方式の場合、ユーザーの取引相手は仮想通貨取引所であり、販売所が提示する価格で資産を売買します。基本的にユーザーは提示価格で希望の数量を購入できます。手数料は提示価格にスプレッドとして含まれているため、頻繁に売買を繰り返すトレードには不向きと言えます。

取引所形式の場合、ユーザーの取引相手は別のユーザーであり、注文板に並べられた買い注文・売り注文を介して資産を売買します。販売所と異なり、いつでも希望する数量の資産を売買できる訳ではありません。取引所は販売所と比較して手数料が抑えられるのでトレードに向いています。

こうした特徴を踏まえると、販売所方式は初心者の投資家向き、取引所形式はトレーダー向きと言えます。

③つみたて・レンディングができるCoincheck

Coincheck

Coincheckはマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。Coincheckの最大の特徴は、優れたUI(ユーザーインターフェイス)とUX(ユーザーエクスペリエンス)です。同社のサービスは初心者にも非常に使いやすく、国内で仮想通貨投資家が増加した要因とも言われています。Coincheckでは販売所と取引所に対応しており、販売所では11種類の仮想通貨の売買、取引所ではビットコインの板取引が利用できます。

3-1. ドルコスト平均法を用いた「Coincheckつみたて」

Coincheckはドルコスト平均法で安定した仮想通貨投資ができるサービス「Coincheckつみたて」を提供しています。月々1万円から利用可能で、日本円の入金から仮想通貨の購入までを自動で手数料無料で行えます。毎月指定の銀行口座から自動引き落としされるため、相場を気にせずに長期投資ができます。

3-2. 仮想通貨レンディングができる「貸仮想通貨」サービス

仮想通貨レンディングとは、第三者に仮想通貨を貸し出すことで利益を得る方法です。Coincheckには、ユーザーが所有している仮想通貨を貸し出して年利5%を獲得できるレンディングサービス「貸仮想通貨」があります。14日間・30日間・90日間・365日間から貸し出し期間を選択できます。仮想通貨の長期保有を決めている人にとっては確実に利息が得られるメリットがあります。一方で、レンディング中は通貨を出金できなくなる点は覚えておきましょう。Coincheckのレンディングサービスは、ビットコインのみに対応しています(2020年1月時点)。

④ビットコインを取得する方法が豊富なbitFlyer

bitFlyer

株式会社bitFlyerが運営する仮想通貨取引所bitFlyerは、国内の主要メガバンクやベンチャーキャピタル(SMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタル等)から出資を受けています。2014年に創業しており、ビットコイン取引量は国内No.1を維持しています(Bitcoin 日本語情報サイト調べ)。

bitFlyerは販売所と取引所、そして証拠金取引など高度な注文が可能な「bitFlyer Lightning」を提供しています。販売所は8種類、取引所はビットコインのみ、bitFlyer Lightningは3種類の仮想通貨に対応しています。

4-1. 仮想通貨のポイントバック「ビットコインをもらう」機能

「ビットコインをもらう」は、bitFlyerを経由してネットショッピングや旅行予約、ふるさと納税をすることで、商品・サービス毎に取引金額の一定割引のビットコインが付与されるサービスです。まだビットコインを保有したことがないけど、長期投資に興味がある方は、「ビットコインをもらう」を利用してコツコツ貯める方法がおすすめです。

4-2. Tポイントをビットコインに交換できる「Tポイントプログラム」

bitFlyerはTポイント・ジャパンと業務提携を結び、bitFlyerでTポイントが貯まる・使える「Tポイントプログラム」を提供しています。交換レートはTポイント100ポイントにつき、85円相当のビットコインとなっています。普段の生活で貯めたポイントを気軽にビットコイン投資に当てることができます。

⑤CoincheckとbitFlyerの概要

Coincheck bitFlyer
販売所の取扱通貨 ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン、ネム、ファクトム、ステラルーメン ビットコイン、イーサリアム、
XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン
取引所の取扱通貨 ビットコイン ビットコイン(bitFlyer Lightningはビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュの3通貨)
最小注文単位 500円分 販売所:0.00000001 BTC
簡単取引所:0.001 BTC
Lightning 現物:0.001 BTC
Lightning FX:0.01 BTC
Lightning Futures:0.001 BTC
取引手数料(取引所) 0% 約定数量×0.01%〜0.15%(単位:BTC)Lightning FX/Futuresは無料

※2020年1月時点の情報となります。最新情報に関しては上記サイトをご覧ください。

⑥まとめ

Coincheckは、「Coincheck つみたて」と「貸仮想通貨」が備わっているため、仮想通貨の長期投資を考えている方にとっておすすめの仮想通貨取引所です。bitFlyerは、「ビットコインをもらう」機能やTポイントをビットコインに交換できる「Tポイントプログラム」など、これから仮想通貨投資を始めたい方にとって気軽に利用できるサービスを提供しています。

仮想通貨を保有するには日本円を取引所に入金する必要があります。取引所の口座を開設したとしても、いざとなると日本円の入金にとまどったり躊躇する方も多いと思います。そういった方はbitFlyerの「ビットコインをもらう」サービスでコツコツ貯めてみましょう。長期投資を本格的に始めたい時には、相場に左右されずに資産形成を促すサポートをしてくれるCoincheckの「Coincheckつみたて」サービスを検討すると良いでしょう。仮想通貨取引所の口座開設は無料でできますので、これを機にぜひそれぞれのサービスを確認してみてください。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。