ビットコインの低リスク投資法とは?仮想通貨(暗号資産)投資の始め方

仮想通貨(暗号資産)は値動きが激しいため、ハイリスクと言われることが多い金融商品です。例えばビットコイン(BTC)は2021年4月に1BTC=700万円をつけたものの、同7月には300万円前半まで下落。しかし、10月20日には約760万円を記録して最高値を更新しました。

上昇率を見れば魅力的に感じるかもしれません、しかし、タイミングを誤れば資産を半分以下に減らしていた可能性もある訳です。このように仮想通貨投資はハイリスクハイリターンであるため、初心者は特にリスクを抑えながら投資を始める方が良いでしょう。ここではローリスクな仮想通貨投資方法について解説します。

目次

  1. ビットコインの低リスク投資法
    1-1. 仮想通貨投資は1,000円前後の少額から可能
    1-2. ドルコスト平均法による積立て
    1-3. 仮想通貨へのポイント投資
    1-4. 余剰資金で仮想通貨投資に取り組む
  2. 低リスク投資に使える仮想通貨取引所
    2-1. 国内最多15銘柄で積立投資が可能なCoincheck(コインチェック)
    2-2. 複数銘柄に少額ずつ積立てできるGMOコイン
    2-3. Tポイントをビットコインに交換できるビットフライヤー
    2-4. 楽天ポイントを仮想通貨に交換できる楽天ウォレット
  3. まとめ

ビットコインの低リスク投資法

仮想通貨投資は1,000円前後の少額から可能

これから初めて仮想通貨投資を始めようと考えている場合、少額の投資からスタートすることが大切です。下落している時にまとまった資金を投入すれば、価格が回復した時に利益を得ることもできますが、予想通りに価格が上がるとは限りません。最初から大金を注ぎ込んでしまうと、損失が出た場合に通常の判断ができなくなるリスクを抱えることになります。

仮想通貨取引所によって最小注文数量は異なりますが、取引所によっては0.0001BTC(約670円:2021年10月時点)やそれ以下の少額でも購入できます。コインチェックは取り扱っている全仮想通貨を500円相当から注文できます。

ドルコスト平均法による積立て

仮想通貨はボラティリティが大きいのでドルコスト平均法が適しています。ドルコスト平均法は定額の仮想通貨を定期的に購入することで、価格が下がっている時に多く購入し、上がっている時は少ない数量を購入する形になります。結果的に平均取得単価を平準化できるので、資金を分割して投資にあてるドルコスト平均法を活用することをおすすめします。

仮想通貨取引所では、ドルコスト平均法に基づいた「自動積立サービス」を利用できます。月に数千円~数万円の予算を設定して、毎日・毎週・月1回といった好みの頻度で仮想通貨を買付けてくれます。購入タイミングが分からなかったり、取引に時間を割きたくない方に便利なサービスです。

仮想通貨へのポイント投資

仮想通貨を購入するには仮想通貨取引所に日本円を振り込む必要があります。資金の投入は投資初心者にとってはハードルが高いものです。そこで、試しに仮想通貨を保有するなら各種ポイントを使って仮想通貨に交換する方法がおすすめです。

例えばビットフライヤーではTポイントを100ポイントからビットコインに交換することができます。また楽天ウォレットでは貯まった楽天スーパーポイントをビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュに交換できます。できるだけリスクを低減するにもポイントの交換は活用できるサービスです。

余剰資金で仮想通貨投資に取り組む

投資はあくまでも余剰資金で取り組むことは一般的な考え方です。ビットコインやアルトコインの価格が上昇し続ける模様を見て慌てて大金を投入する方もいますが、これは避けるべきです。生活費まで投資に回すと、損失が発生した場合に生活が苦しくなるだけでなく、取り戻そうとさらに投資するという危険な行為を取る恐れさえあります。

仮想通貨投資はハイリターンが見込める一方で、ハイリスクでもあります。そのため感情に流された投資はさらなる損失にも繋がります。まずは少額の仮想通貨投資を始めてみることで、仮想通貨がどういったものかを学ぶこともできるでしょう。

③低リスク投資に使える仮想通貨取引所

国内最多15銘柄で積立投資が可能なCoincheck(コインチェック)

Coincheck
Coincheck(コインチェック)はマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。初心者でも扱いやすい販売所を提供している他、取引所サービスではビットコインを手数料無料で購入できます。取引画面もシンプルで直感的に操作しやすいこともあり、コインチェックは仮想通貨投資の最初の口座として多くの投資家に利用されています。コインチェックのスマホアプリは2021年6月時点に累計ダウンロード数415万を突破しています。

コインチェックの「Coincheckつみたて」は仮想通貨を毎月一定額で積立てることができるサービスです。毎月の積立金額は「1万円~100万円までの範囲」で「1,000円単位」で金額を設定でき、手数料無料で銀行口座から自動的に引き落とされ、購入まで全て自動で処理されます。対応通貨は販売所に掲載されている15種類です。

ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リスク、XRP、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ステラルーメン、ネム、クアンタム、モナコイン、ベーシックアテンショントークン、IOST、エンジンコイン、オーエムジー(順次追加予定)

また「貸仮想通貨」では取り扱っている全仮想通貨に対応しており、1万円相当から貸し出すことができます。返還時には最大年率5%の賃借料を仮想通貨で受取ります。保有資産を貸して増やすことができるので、募集が開始されるとすぐに枠が埋まるほど人気があります。

複数銘柄に少額ずつ積立てできるGMOコイン

bitFlyer
GMOコインはGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。GMOクリック証券で培った金融サービスのノウハウやセキュリティ体制、取引ツールなどが仮想通貨事業にも活かされています。仮想通貨取引サービスは取引所(現物取引)・取引所(レバレッジ取引)・販売所・暗号資産FXの4つを設けており、アルトコインの板取引・レバレッジ取引が充実しています。初心者から上級者まで幅広いユーザーが利用するGMOコインの口座数は34.1万件を越えています(GMOフィナンシャルHD、2020年12月期第4四半期決算資料より)。

GMOコインの「つみたて暗号資産」は、積み立てる銘柄種類も数量も自由にカスタム可能なので、少額からコツコツ積立購入をはじめられます。対応通貨はGMOコインの販売所で取り扱っている14種類です。1回の積立につき最低500円から最大5万円までの範囲で500円単位で設定可能で、積立手数料は無料。「ビットコインとイーサリアムとリップルを少しずつ買い増したい」という方はGMOコインで複数の仮想通貨を少額ずつ積立ることができます。

ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、XRP、ネム、ステラルーメン、ベーシックアテンショントークン、オーエムジー、テゾス、クアンタム、エンジンコイン、ポルカドット、コスモス

また貸暗号資産サービスにも対応しており、ビットコインは0.1BTCから貸し出しが可能です。GMOコインではCoincheckが取り扱っていない、オーエムジーやテゾスなどを貸し出すことができます。

Tポイントをビットコインに交換できるビットフライヤー


「bitFlyer(ビットフライヤー)」は2014年創業の独立系企業で、日本の主要メガバンク(SMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタルなど)から出資を受けている国内でも有数の仮想通貨取引所です。現物取引以外に証拠金取引や先物取引といったサービスを提供しており、差金決済/先物取引を含むビットコイン取引量は5年連続で国内 No.1の実績を誇ります(Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年- 2020 年の年間出来高)。

ビットフライヤーの「かんたん積立」は通貨・購入頻度・1回あたりの積立金額を設定し、自動的に仮想通貨投資を行えるサービスです。購入頻度は、毎日1回、毎週1回、毎月2回(1日と15日)、毎月1回の4パターンから選択でき、対象となる仮想通貨はビットフライヤーの販売所が取り扱っている13種類となります。

ビットコイン、リップル(XRP)、イーサリアム、テゾス、ステラルーメン、ネム、ベーシックアテンショントークン、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、モナコイン、リスク、DOT

また、ビットフライヤーではポイント投資が可能です。「ビットコインをもらう」は、好みの広告をクリックしてネットショッピングや旅行予約、アンケートの回答等をするだけでビットコインがもらえるサービスです。またTポイント・ジャパンとの提携により、Tポイントが貯まる・使える「Tポイントプログラム」を提供しています。交換レートはTポイント100ポイントにつき、85円相当のビットコインとされ、普段の生活で貯めたポイントを気軽にビットコイン投資に当てることができます。

bitFlyer(ビットフライヤー)の口コミ・評判・口座開設

楽天ポイントを仮想通貨に交換できる楽天ウォレット

仮想通貨取引所・販売所の楽天ウォレット
楽天ウォレットは、楽天グループの連結子会社である楽天ウォレット株式会社が運営するスマホ専用の仮想通貨取引所です。楽天グループの各種サービスと連携しており、楽天銀行口座を利用してスマホアプリから手数料無料で日本円をスムーズに送金できます。ユーザーから預託した資産(顧客資産)は楽天グループの楽天信託が提供する信託口座で管理しており、セキュリティや内部管理態勢も厳重に整備されています。

楽天ウォレットでは、楽天市場や楽天カードで獲得した楽天スーパーポイントを仮想通貨に交換する「ポイント交換」サービスを提供しています。スマホアプリからポイントを交換することが可能で、楽天ウォレットが扱っている仮想通貨3種類(ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ )に対応しています。最低100ポイントから、1ポイント=1円相当として、仮想通貨への交換が可能です。毎月気軽にポイントを交換しながら、仮想通貨投資に取り組めます。楽天ウォレットではビットコインを最低100円から購入できます。

⑥まとめ

仮想通貨の相場は価格変動が大きいことで知られています。上手く立ち回って大幅に利益を上げている個人投資家が存在することも事実です。しかし、安易にそれを真似しようとすると、大きな損失を出してしまうリスクがあります。仮想通貨で始めて投資に挑戦するような方は特に慎重に取り組むことが大切です。

投資初心者の方は、今回紹介した少額投資、積立投資、ポイント投資を駆使して、できるだけローリスクに始めてみましょう。仮想通貨取引所によって取扱い銘柄やサービス内容が異なるので、複数社の口座を開設しておいて使い分ける方も多くいます。複数の取引所に資産を分散させることで、また緊急メンテナンスや取引制限、ハッキングなどのリスク分散にもなります。口座開設は無料でできるので、気になっている方はこれを機に各社のサービスをチェックしてみましょう。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。