【暗号資産投資初心者向け】コインチェック、GMOコイン、SBI VCトレードを活用したビットコイン投資のポイントと5つの注意点

ロイターの7月末の報道によると、米中対立などを背景に金に代わる安全資産の投資先としてビットコイン市場にも資金が流れている報道もあるなど、ビットコインへの投資は再び注目を集めています。マネックス傘下のコインチェックでは暗号資産の取引量が急増しており、2020年7月最終週には取扱銘柄の全体で前週比2~3倍に増加しました。

しかし、こうした流れに便乗して大金をつぎ込むことは危険な行為と言わざるをえません。ビットコインの時価総額は21兆円程度、金と比べて流動性が低いので、一日に10%近く上昇することもあれば、あっという間に30万円近く下落したケースもあります。思わぬ含み損を抱えた投資家が不安に駆られて売却しても、その後V字回復するといったこともありえてしまうのです。

ここでは、ビットコイン投資を検討している方に向けて、押さえて頂きたい5つの注意点をご案内します。

  1. 投資初心者が注意すべきビットコイン投資の5つのポイント
    1-1. 全財産をビットコインに投資しない
    1-2. レバレッジ取引は避ける
    1-3. 他人の意見を鵜呑みにしない
    1-4. 積立投資で時間を分散する
    1-5. 利益確定戦略を考えておく
  2. ビットコイン投資におすすめの暗号資産取引所
    2-1. ドルコスト平均法で自動積立ができる「Coincheck」
    2-2. 貸暗号資産を提供するGMOコイン
    2-3. SBIグループの暗号資産取引所「SBI VC トレード」
  3. まとめ

①投資初心者が注意すべきビットコイン投資の5つのポイント

1-1. 全財産をビットコインに投資しない

ビットコインの価格変動の激しさを見て、多額のリターンを得るために生活費用を含めたすべての資金を投資にあてるという方もいますが、これは避けるべきです。ビットコインはハイリスクの投資商品であり、ハイリスクの投資商品に自分の許容できる限界まで投資を行うのは投資ではなくギャンブルです。

伝統的な投資である株式投資、債権投資や不動産投資はもちろん、貯蓄にまわすことも資産運用の手段のひとつです。さまざまな資産運用がある中で、ビットコイン投資にだけ入れ込みすぎない心の余裕を持てているかをまず確認してみると良いでしょう。

1-2. レバレッジ取引は避ける

国内ではレバレッジ取引が活況であり、取引量全体の9割を占めています。ソーシャルメディアでは短期で資産を数倍に拡大させたトレーダーの情報が散見されますが、その背後では多くのトレーダーが損失を被り、退場しています。

レバレッジ取引は、取引所から資金を借りて証拠金以上の金額を賭けるため、高いリターンを得られる一方で、証拠金以上の損失を被るケースも出てきます。適切なリスク管理のできない投資家が、価格変動が激しいビットコインでレバレッジ取引をするのは無謀な行為です。まずは現物取引で着実に暗号資産投資に慣れていくことがおすすめです。

1-3. 他人の意見を鵜呑みにしない

TwitterをはじめとするSNSの普及により、最近ではさまざまな情報・口コミをインターネットから手軽に収集することができるようになりました。一方で、情報の信憑性については自身で判断するリテラシーも求められるようになってきています。ビットコイン投資に関しても、さまざまな情報があふれるほど出回っており、中には信憑性に欠ける情報であっても正しい情報であるかのように伝えられていることも珍しくありません。

誤った情報を参考に投資判断をすることは非常に危険です。最低限、それぞれのプロジェクトの公式ページやフォーラムを確認することで、正しい情報を収集しましょう。また、何かの情報を見た際にはその情報を最初に発信したのは誰なのかについて確認し、一次情報であるかを確認するだけでも、誤った情報に振り回されることが非常に少なくなります。

1-4. 積立投資で時間を分散する

積立投資というのは、定期的な間隔で一定金額を投資することにより、市場のボラティリティの影響を低減することを目的とした投資手法です。投資予算を一括で投じようとすると、価格が下落しているときであれば問題ありませんが、高値掴みをしてしまうこともあります。

こうした場合には、投資タイミングを分散させて、長い時間軸で複数回に分けて投資すると良いでしょう。こうした投資手法は「ドル・コスト平均法」とも呼ばれ、王道の投資手法として知られています。ルコスト平均法は良くも悪くもボラティリティの影響を緩和します。変動が激しい資産を扱う際に、良い意味で保守的な投資方法と考えることができます。

1-5. 利益確定戦略を考えておく

ビットコインの売却戦略を考えておくことは重要です。ビットコインが高騰を始めると、「まだまだ上がるだろう」と思ってしまう瞬間もあるかもしれません。ですが、一定方向に動き続ける投資はありません。人には自分に都合の悪い情報を無視したり、過小評価してしまう特性があります。

ビットコインを投資として捉え、利益を上げたいと考えているのであれば、どの時点で売却するかをあらかじめ考えておく必要があります。

②ビットコイン投資におすすめの暗号資産取引所

2-1.ドルコスト平均法で自動積立ができる「Coincheck」

Coincheck
「Coincheck」は、マネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営する仮想通貨取引所です。「新しい時代のお金をデザインすること」を創業理念に掲げているマネックスグループをバックグランドに持つCoincheckでは、ビットコイン/日本円の板取引を手数料無料で利用できます。

コインチェックは毎月一定額を自動的に投資できる「Coincheckつみたて」や、暗号資産を貸し出して最大年利5%を獲得できる「貸暗号資産」サービスを提供しています。Coincheckつみたて」はドルコスト平均法に基づいた自動積立サービスです。これは毎月1万円~10万円の範囲で1,000円単位で設定でき、口座振替手数料と積立サービス手数料無料で暗号資産を自動的に購入できます。小まめに取引ができない投資家には便利なサービスです。コツコツ積み立てたい方にもおすすめです。

取扱銘柄(取引所) BTC/JPY、FCT/JPY
取引手数料(取引所) 無料
取扱銘柄(販売所) ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン、ネム、ファクトム、ステラルーメン、クァンタム、IOST
取引手数料(販売所) スプレッド(実質的に数% の手数料を含んだ購入・売却価格が提示されている)
最小注文数量(取引所・販売所) 500円相当

2-2. 貸暗号資産を提供するGMOコイン

bitFlyer
「GMOコイン」は、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する暗号資産取引所です。GMOインターネットはグループ会社にGMOクリック証券などの金融サービスの提供実績があり、GMOコインにおいても金融ノウハウを活かした運営が行われていることが特徴です。

GMOコインはビットコインの「貸暗号資産」サービスを提供しており、最低10万円から貸出期間に応じて最大年率3%の暗号資産を獲得できます。GMOコインはホームページでシミュレーションツールを設置しているので、条件毎のリターンを想定することもできます。例えば、ビットコイン0.1BTCを「年率3%コース(3ヶ月)」に貸し出した場合、償還時に受け取れる貸借料は0.00073972(932円相当)という具合です。またGMOコインの場合、償還時に同じ条件で再度、貸出できる点も魅力です。

取扱銘柄(取引所) BTC/JPY、ETH/JPY、BCH/JPY、XRP/JPY、LTC/JPY
取引手数料 ・取引所(現物)
Maker:-0.01%
Taker:0.05%
・取引所(レバレッジ)
Maker:-0.035%
Taker:0.040%
取扱銘柄(販売所) ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、ネム、ステラルーメン、BAT、OMG
取引手数料(販売所) スプレッド(実質的に数% の手数料を含んだ購入・売却価格が提示されている)
最小注文数量(現物取引) 0.0001 BTC

2-3. SBIグループの暗号資産取引所「SBI VC トレード」

VCTRADE
SBI VCトレードはSBIグループのSBI VCトレード株式会社が運営する暗号資産取引所です。SBIグループは顧客中心主義とインターネット革命を標榜、デジタルアセット取引のグローバルスタンダードを目指しています。グループ会社である住信SBIネット銀行との連携やセキュリティ体制など、金融機関をバックグラウンドにもつサービスが提供されています。電話対応のカスタマーセンターは年末年始を除く平日9:00~17:00まで対応しています。

SBI VC トレードの取引所サービス「VCTRADE Pro」では、証券取引のようにオーダーブックによる取引が可能です。ビットコイン(BTC/JPY)、イーサリアム(ETH/JPY)、XRP(XRP/JPY)の3つの銘柄を取り扱っています。マーケットメイカー(MM)が常時流動性を供給している上に、取引手数料が無料であり、トレーダーにとって便利なサービスとなっています。

VCTRADE Proはまた、チャートや板情報、発注ボードなどの画面構成は自由に配置できるなど、トレーディング向けの機能を搭載しています。約定処理能力の高いNASDAQマッチングエンジンを採用しており、値動きが激しい場面でも発注を逃さないスムーズな取引サービスを提供しています。

取扱銘柄(取引所) BTC/JPY, ETH/JPY, XRP/JPY
取引手数料(取引所) 無料
取扱銘柄(販売所) ビットコイン、イーサリアム、XRP
取引手数料(販売所) スプレッド(実質的に数% の手数料を含んだ購入・売却価格が提示されている)
最小注文数量(取引所・販売所) 500円相当

③まとめ

暗号資産市場は価格変動が激しいため、相場が上下するたびに一喜一憂していては疲弊してしまうばかりです。暗号資産で投資を始めたいと考えている方は、相場に左右されずに定期的に投資できるドルコスト平均法を検討してみましょう。

今回ピックアップした取引所では1,000円以下の少額購入も可能なので、一定期間毎に少額でも一定の金額を同じ対象資産で購入するドルコスト平均法で投資することが可能です。ドルコスト平均法は、投資におけるリスクを効果的に軽減する投資方法なので、ぜひ参考にしてください。

特に、毎月自動で定額投資を処理してくれる「Coincheckつみたて」は便利です。チャートを逐一チェック出来る生活環境ではなかったり、トレードに不慣れな投資家にとって、あらかじめ決めた一定金額を定期的に投資する方法は最適と言えます。

取引所によって取り扱い銘柄や最小注文数、サービス内容が異なっています。口座登録は無料でできるので、投資目的に応じて使い分けるなどが可能です。複数の口座に資金を分散させることで、取引機会を逃すリスクを避けることができます。この機会に暗号資産各社のサービスを試してみてください。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。