国内初のサステナビリティに特化したプラットフォームサイト「SUSTAINA(サステナ)」を提供するサステナ株式会社は10月30日、サステナビリティページに特化したディレクトリ型検索エンジン「サステナNet」と英語版の「SUSTAINA Net」のβ版を公開したと発表した。
サステナNetは世界の主要企業のサステナビリティページを集めており、各企業をGICS(世界産業分類基準)の11セクターとカントリーのカテゴリーで分類。各カテゴリーには様々な企業のサステナビリティページのリンクが一覧で表示し、ワンタップ(クリック)でアクセスできる。
リンクをタップすると閲覧専用の小窓が開き、他のリンクをタップすると小窓の中で企業のサステナビリティページが切り替わり、効率的に情報収集が可能。
PWA(Progressive Web Apps)に対応しており、ブラウザからインストールするとスマートフォンでもデスクトップパソコンでもアプリとして使用できる。
今後は欧米、日本企業を中心に、登録企業数を増やしていく。またセクター、カントリーと同レベルでテーマカテゴリーを新設し、再生可能エネルギー関連企業一覧や水・ウォーター関連企業一覧など、サステナビリティに関するテーマでも企業分類を行っていく予定。
同社は「SUSTAINA/サステナ」の商標登録を行い、プラットフォームの提供や「SUSTAINA ESG AWARDS」の開催などの事業を展開している。
【参照記事】*1 サステナnet「サステナNet」
【参照記事】*2 SUSTAINA Net「SUSTAINA Net(英語版)」
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HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム
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