気候変動対策ソリューションのThalloは8月30日、国際カーボンオフセット連合(International Carbon Reduction and Offset Alliance / ICROA)認定のSOCIALCARBONと新たなレジストリ統合を発表した。
ICROAとは、ボランタリークレジット市場においてカーボンオフセットに関する品質保証とガイダンスを提供する、GHG(Greenhouse Gas)基準。2050年までのネットゼロに向け、パリ協定に沿ったCO2削減に貢献するため気候変動対策を可能にするカーボンファイナンスを提唱している。
Thalloは、双方向のCarbon-as-a-Serviceを提供。これにより、顧客はブロックチェーン上に生成された「トークン化されたカーボンクレジット」にアクセスが可能となっている。今後数ヶ月のうち、クレジット購入者がプロジェクト開発者からクレジットを直接購入するためのマーケットプレイスをローンチしたいとしている。
Thalloはこれまでに、人工炭素除去Puro.earthと農業や林業を含む自然ベースの気候変動プロジェクト認証登録のBioCarbon Registryと統合。今回のSOCIAL CARBONは同プロジェクトが提供する双方向のカーボンブリッジに接続する3つ目のレジストリとなった。
【参照記事】Thallo and SOCIALCARBON Announce Registry Integration
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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