「予約が面倒くさい」を”旅行券付き”で解決、ふるさと納税の体験型返礼品がより利用しやすく

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ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは、同じソフトバンクグループのSBプレイヤーズ株式会社の子会社である株式会社たびりずむと連携し、より参加しやすい体験型返礼品の企画を強化する。広島県廿日市(はつかいち)市では「ホテルが選べる宮島観光ツアーペア1泊2食 東京駅発着 新幹線チケット付き A~Cプラン」を企画・出品。宮島周辺宿泊施設と東京駅発着の往復新幹線、往復フェリー、厳島神社拝観料、もみじ饅頭お土産までを含み、現地までの往復と滞在中の移動を大幅に便利にしている。

ふるさと納税の返礼品に体験型プランを用意している自治体は多い。伝統工芸や農家など、地域のソフトパワーを生かしたプログラムは、大手旅行代理店などのツアーにはない密着型の魅力を持つ。“コト消費”のニーズに応える返礼品として注目されているが、半面、現地までの移動や、寄付した後で自ら宿泊施設を予約したりする手間がネックになっていた。さとふるの取り組みはこうした寄付者側の負荷を解消する。

さとふるのサイトでは、廿日市市について「広島市に隣接、瀬戸内海から中国山地まで南北に広いため、海と山の食や遊びを満喫できる。海の幸では、本土と宮島の間に挟まれ栄養たっぷりの瀬戸内海で育てられたカキはもちろん、丁寧に手掘りされたアサリも自慢」と、豊富な山海の幸を前面に。レジャーも「水族館や温泉、キャンプ場にゴルフ場、アーチェリーランドや乗馬、果物狩りや登山など。世界遺産の嚴島神社で有名な宮島は、カフェやレストランが続々と誕生している」とあり、休日を堪能できそうだ。

サービスは東京駅~広島駅間往復新幹線(大人2名様分・普通車指定席)、現地宿泊(大人2名分・1泊2食付き)、宮島口~宮島間往復フェリー(大人2名分)、厳島神社拝観料(2名分)、もみじ饅頭(8ケ入)を含む。料金は宿泊施設のグレードによってAコース42万円、Bコース48万円、Cコース54万円の3種。ツアー期間は2020年3月31日出発分まで。

ホテルが選べる宮島観光ツアーペア1泊2食

さとふるでは今後も自治体、グループ企業と連携し、魅力的で参加しやすい企画や特産品を発掘していく方針だ。

さとふるは「ふるさとの元気を“フル”にする、ふるさとの魅力が“フル”に集まる ふるさと応援、ふるさと納税ポータルサイト」をコンセプトに、寄付先の自治体やお礼品の選定、寄付の申し込み、寄付金の支払いなどができるサービス。サイトでは、おすすめの特産品がランキング形式で選べるほか、限度額の計算ができる控除額シミュレーションや、確定申告・ワンストップ特例制度の仕組みをわかりやすく紹介している。

インテージ社による2019年1月のふるさと納税に関する調査では、20歳~69歳の男女5万435人に実施したアンケートにおいて、同サイトの認知度および利用意向が1位になった。2位の民間サイトに比較して7倍の圧倒的な支持率で、2016年の初回調査から4年連続。

【関連サイト】ふるなび
【関連サイト】さとふるの評判・概要

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HEDGE GUIDE 編集部 ふるさと納税チーム

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