Liquid、日本以外の地域を対象にステーブルコインUSDCの取り扱い開始へ

仮想通貨取引所Liquid by QUOINE(以下、Liquid)は11月5日、米国の大手仮想通貨取引所Coinbase(以下、コインベース)と仮想通貨関連サービスを提供するCircle(以下、サークル)が共同設立した業界コンソーシアムCENTREによって管理される、米ドル建てステーブルコイン「USDコイン(USDC)」の取り扱い開始を発表した。Liquidはまず、日本以外の地域を対象に、BTC/USDCとETH/USDCの取り扱いを開始する。

Liquidは仮想通貨取引の流動性を高める機能を兼ね備えた取引プラットフォームだ。従来、ビットコインをはじめとする仮想通貨の購入は日本円やドルなどで別の取引注文として取り扱われていたが、Liquidではすべての通貨ペアを単一のオーダーブックにまとめることによって、流動性の欠如を解決する構造になっている。

今回取り扱いが発表されたUSDCは、米ドルに対して1:1の交換レートで固定されているステーブルコインだ。USDCでは、ユーザーから預託された米ドルと同量のUSDCをCENTREが発行する仕組みで、発行額に相当する米ドルが保全されている。USDC発行額に相当する米ドルは、CENTREの管理する銀行口座情報が定期的に公開され、裏付け資金の存在が証明されることで透明性も確保されている。

昨今では、第三者機関に監査を任せて価値の裏付けとなる資金を透明性の高いかたちで保全するステーブルコインが注目を集めている。ステーブルコインには既に世界中で広く利用されているTether(USDT)が存在しているが、Tetherの価値の裏付けとなる米ドルが用意されていないのではないかという疑惑から度々価格が下落しており、ビットコイン価格にも大きな影響を与えている。こうした流れを受け、最近ではTether以外のステーブルコインを扱う取引所が増え始めており、Liquidもこうした世界の流れに乗ったかたちとなる。

法定通貨に連動する仮想通貨であるステーブルコインは、ボラティリティの激しい仮想通貨の避難先としての利用はもちろん、法定通貨よりも効率的に送金ができる仕組みもメリットだ。Tether以外の新たなステーブルコインが普及していくことで、競争原理によって市場が健全化に向かうことが期待される。

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HEDGE GUIDE 編集部 仮想通貨チーム

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