世界初、10億円まで損害保険が適用される仮想通貨ウォレットアプリ誕生

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インターボルト合同会社がメモ・テキスト、写真や動画、Microsoftドキュメント、有価証券・デジタル通貨などのデータ・ファイルを保管できるウォレットアプリ「InterVault(インターボルト)」のβ版を5月1日にリリースすると発表した。

インターボルトにはストレージプランとボルトプランの二つのプランがある。個人情報やパスワードなどの機密情報を守るストレージプランは月額1,000円/1TBで利用できる。ボルトプランは有価証券や仮想通貨などの価値算定できるデジタル情報を守る。10万円から10億円まで預けることが可能だ。インターボルト内の事故に対して預入額の1%を預け入れるときに支払う。補償は預けた資産の値上がり分には対象とならず、預けた金額が対象となる。両プランとも1件最大10億円まで補償を受けられる。

今年1月、コインチェックはハッキングによってNEMを盗まれた。保管先はホットウォレットだった。これを受け、仮想通貨の保管先にネットから隔離したハードウェアウォレットを使うケースも増えた。しかし、今年2月マルウェアに感染したハードウェアウォレットがみつかった。ハードウェアウォレットといえどアップデートを定期的に行わなければ資産が流出するリスクが明らかになった。

通常、ハードウェアウォレットで資産を流出した際の補償は存在しない。同社のアプリは、万が一の事故の際にも全額失うリスクを回避できるのは魅力的だ。仮想通貨の管理方法として検討してみてはいかがだろうか。

【ウェブサイト】インターボルト(InterVault)| 個人情報を安全に管理するプライベートストレージ

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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