税理士を対象とした仮想通貨取引の損益計算ソフト「Gtax税理士版」がローンチ

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仮想通貨の個人投資家向けに損益計算ソフト「Gtax」を提供する株式会社Aerial Partners(以下、エアリアルパートナーズ)は10月31日、税理士向けに機能を追加した「Gtax税理士版」を発表した。Gtax税理士版は11月1日からリリースとなる。

エアリアルパートナーズは、AIやブロックチェーンといった新しいテクノロジーに精通する税理士や会計士、エンジニアをメンバーとして抱え、仮想通貨の税務サポートやICO支援など、仮想通貨の資産運用をサポートするフィンテック企業だ。個人・法人ともに法整備が追いついていない仮想通貨の税務において、制度の最新動向を把握しながらソリューションを提供する他、日本仮想通貨税務協会員として啓蒙活動も進めている。

日本で改正資金決済法が施行され仮想通貨に注目が集まりはじめた2017年、仮想通貨の相場はバブルと呼ばれるほどに過熱し、仮想通貨の所得や税務に関する議論も高まりを見せた。国内では、仮想通貨の所得に対して、国税庁が運営する税務相談に対する回答「タックスアンサー」が公表されたが、その内容の複雑さや煩雑さはさらなる議論を巻き起こす結果となっていた。

このほど税理士を対象として提供がはじまったGtax税理士版では、仮想通貨に係る所得計算はもちろん、期末時時価評価機能や仕分け機能を実装することにより、税理士が仮想通貨投資家の確定申告まで引き受けることが可能になる。

【公式サイト】Aerial Partners
【公式サイト】Gtax税理士版

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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