2022年11月カタールで開催されるFIFAワールドカップ2022を間近に控えFIFAは22日、かねてから予告していた通り、FIFA World Cup とFIFA Woman’s World Cupの歴史に残る試合の瞬間をNFTとして収集できるプラットフォーム「FIFA+ Collect」をローンチした。
NFTにはランダムに選択された試合シーンが3つセットになった「Genesis Drop」は$4.99の値がついている。過去100年間の歴史のなかからランドマークとなった瞬間を含む、全53万2,980セットが販売される予定だという。
NFTはクレジットカードもしくはAlgorandがインフラを構築した管理型デジタルウォレット「MyWallet」に入金をすることで直接購入ができる。FIFAは、現段階ではNFTのセカンダリーマーケットでの売買について直後にはできないものの、近日中にオープンする旨をツイートしている。Genesis Dropのサイトによると、9月30日(日本時間)の時点で、6万5,585点のNFTがすでに販売されているようだ。
今年5月、FIFAとブロックチェーン企業Algorandは提携を結び、国際サッカー連盟最初のブロックチェーンプラットフォーム開発に乗り出すことを表明。2023年に開催予定のオーストラリアとニュージーランドでのFIFAワールドカップ女子のスポンサーシップを努めるとともに、FIFAのデジタル資産戦略の開発に貢献するための契約を結んでいる。
FIFAのビジネスディレクターRomy Gai氏は声明で、NFTは従来のステッカーアルバムの代替えとなる進化系であり、ファンとの交流を促進しサッカーに情熱を持つコミュニティの形成する新しい方法だとコメントした。
【参照記事】FIFA to launch FIFA+ Collect
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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