ビットコイン(BTC)など1,000以上に及ぶ仮想通貨(暗号資産)ベンチマークを提供するCoinMarketCap(コインマーケットキャップ)が、教育プラットフォームを立ち上げ、学習を終えたユーザーにトークンを付与するキャンペーンを開始している。8月12日、デジタル資産リサーチメディアThe Blockが伝えている。
CoinMarketCapは、仮想通貨やトークンの取引価格をはじめ、取引量や時価総額ランキング、過去の価格推移などを参照できるベンチマークサイトだ。年間、数億人の利用者を数え、ウェブサイトをはじめアプリ、ブログ、SNSと連携するなどの活動にも注力している。
今回のキャンペーンではCoinMarketCapは、スマートコントラクトに現実世界やAPIを繋ぎこむクロスチェーンのオラクルプラットフォームの「Band Protocol」と連携している。短時間の動画の後に出題される質問に答えることができたユーザーには、160,000ドル相当のBANDトークンが配布される。サポートされている国でスマートフォンを保有しているユーザーであれば、誰もが簡単にこのトークンを獲得することができることもキャンペーンの魅力のひとつだ。
きる。
日本では厳格な規制が敷かれ、暗号資産やトークン、ブロックチェーンのユースケースが海外よりも遅れていることが指摘されている。しかし、海外ではトークンが付与されるスキームやDeFi(分散型金融)など、新たな取り組みが次々と試みられている。こうした取り組みに日本国内の投資家が参加することは難しいことも多いが、暗号資産のエコシステムは着実に広がってきている。
【参照記事】Band Protocol Partners with CoinMarketCap to Launch Earn Campaign
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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