金融包括の実現を目指すCeloの開発をリードするCelo Foundationは4月5日、持続可能なブロックチェーンエコシステム成長を促進するためにGoogleクラウドとパートナーシップを締結した。
Google Cloudチームは、Celo FoundationのFounders in Residenceプログラムで指導を行うほか、サステナブルなプロジェクトに焦点を充てた起業家支援プログラムのサポートも行っていく。Celo財団とGoogle Cloudは共同で、Web3の持続可能性とイノベーションに焦点を当てたワークショップやイベント開催も提供する予定だという。
CeloはカーボンネガティブなPoS(Proof of Stake)ブロックチェーンとして知られており、2020年のローンチ以来3,700トン以上のCO2を相殺している。また、世界150か国以上で1,000件以上のReFiプロジェクトに関与しており、Web3概念を取り入れた環境問題への取り組みへの貢献も深いプロジェクトだ。
CeloのCEOであるRene Reinsberg氏はCointelegraphのポットキャストで、「Celoはイーサリアムなどとは異なり、自然資源や気候資源に貢献するReFiの領域で活用価値があることやブリッジプロトコルとして有益である」と言及している。また、Celoはエンドユーザーに安全でシームレスな使用体験を提供するとともに、持続可能なアプリケーションを構築するための不可欠なインフラサポートに努めたいとも述べていた。
【参照記事】Celo Foundation Announces Collaboration with Google Cloud to Help Sustainability-Focused Startups in the Celo Network Build and Scale Web3 Applications
【参照記事】Celo co-founder Rene Reinsberg explains why the protocol is optimizing for mobile
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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