気候技術企業Carbonbase、HBAR財団 と ImpactX の提携によりアジア初のデジタルカーボンレジストリをローンチ

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炭素削減ソリューションのプロバイダー Carbonbaseは8月28日、Hederaネットワーク上に構築されたWeb3コミュニティの構築を支援する「HBAR財団」および気候変動をはじめ社会的・環境的課題に持続可能な対策を提供するイニシアチブ「ImpactX」とパートナーシップを結び、アジア初となるカーボンレジストリ Global Climate Registry (GCR) の立ち上げを発表した。

Carbonbaseによると、アジア太平洋地域は世界のCO2排出量の半分以上を占めるにもかかわらず、効率的な炭素削減プロジェクトのためのカーボンレジストリが不足していたという。GCRでは、費用対効果に優れ、透明性の高いカーボンクレジットを登録、検証、購入することを目指しており、Hedera Hashgraph ネットワーク上で開発が行われていることで従来のブロックチェーンよりもスピーディーで低コストで運用可能なことが特徴となっている。

また、GCRはカーボンクレジットの正確な測定、報告、検証(MRV)を合理化する枠組みも導入するとしており、IEEE(The Institute of Electrical and Electronic Engineers: 米国電気電子学会)の「気候行動プロジェクトやソリューションのための温室効果ガスの削減量を測定・検証する基準に関する委員会」の活動を採用することも明かした。

【参照記事】Carbonbase Partners with the HBAR Foundation and ImpactX to Launch Asia’s First Digital Carbon Registry

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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