ステラルーメン(XLM)の特徴や購入可能な暗号資産取引所をご紹介

国内の多くの主要な暗号資産取引所が取扱っている暗号資産の一つにステラルーメン(XLM)があります。ステラルーメンは、時価総額1,719億1,400万円で市場19位の暗号資産です(9月18日時点)。

ステラルーメンは、ビットコインの決済スピードの課題を解消するために設計されたアルトコインの一つです。組織や個人、特に従来の銀行サービスにアクセスできないユーザーまで、グローバルな金融包摂を目的としたプロジェクトでもあります。ここでは暗号資産ステラルーメン(XLM)の特徴についてご紹介します。

目次

  1. ステラルーメン(XLM)の概要
  2. ステラの特徴
    1. SCP(ステラコンセンサスプロトコル)
    2. XLMの発行量
    3. 大手企業と提携が進行中
  3. ステラルーメン(XLM)を購入できる暗号資産取引所
    3-1. 「貸暗号資産」や「つみたて」も可能なCoincheck
    3-2. 「貸暗号資産」や「暗号資産FX」を利用できるGMOコイン
  4. まとめ

①ステラルーメン(XLM)の概要

暗号資産名 ステラルーメン(XLM)
時価総額 171,914,171,220円(9月18日時点)
取引開始日 2014年7月31日
発行量上限 50,001,803,812 XLM
開発主体 Stellar Development Foundation
コンセンサスアルゴリズム Stellar Consensus Protocol(SCP)

ステラ(Stellar)は様々なデジタル通貨の取引を高速かつ低手数料で効率的に行えるプラットフォームの名称です。2014年7月にローンチされたステラ・ネットワークは、暗号資産XRPの基盤となるP2P支払いネットワークであるXRP Ledgerのコードから派生したものです。

正確には、ステラネットワークのネイティブトークンは「ルーメン(XLM)」と呼ばれ、XLMのことをステラではなく「ルーメン」と呼ぶ投資家もいます。ステラルーメンの開発は、Stellar Development Foundation(SDF:ステラ・ディベロップメント・ファンデーション)という非営利団体が主導しています。

従来の国際送金は、高額な手数料と決済完了までに数日を要す課題があります。ステラネットワークはデジタル資産の取引を高速かつ安価な手数料で行うことが可能なプラットフォームです。安価な手数料により、銀行口座を持たないユーザー個人のマイクロペイメントをサポートすることを目的としています。

ステラの特徴は?XRPとの違いは?

SCP(ステラコンセンサスプロトコル)

ステラの合意形成方法はSCP(ステラコンセンサスプロトコル)と呼ばれています。XRPの場合、承認にはバリデーターの80%以上の合意が必要とされます。ステラの場合は3分の2のノードが同意した取引データから同期されていく仕組みとなっています。このように行うことでスケーラビリティの問題を回避しています。これはビットコインに比べて、ステラは利用者が急増しても取引遅延が起こりにくいことを意味します。

XLMの発行量

ステラ・ルーメンは当初1,000億XLMが発行されて、毎年1%ずつ供給量を増やす仕組みを採用していました。2014年から5年間は当初計画通り新規発行されていましたが、2019年10月にコミュニティ投票でこの供給量を増やす仕組みを廃止することを決定しました。

さらに、同11月には発行量の約50%(550億XLM)をトークンバーン(消滅させること)を行いました。こうした供給量の減少が今後価格にどのように影響するのか注目されるところです。結果的に、ステラの発行量は2020年7月時点に50,001,803,812 XLMとなっており、これ以上は作成されません。公開市場で20,463,557,487 XLMが流通しています。

ステラ・ルーメンの別の重要なポイントは、開発者サイドの保有割合です。Stellar Development Foundationは300億XLMを保持しており、今後数年間で公開市場に流入します。SDFは、保有しているXLMを開発・エコシステム拡大・マーケティングなどに使用する方針です。

バーンによって市場に供給されるXLMは半減しましたが、開発組織は発行量の半分以上のトークンを保持し続けています。これをどう考えるかは、ステラ・ブロックチェーンの今後のユースケース次第であり、開発チームの資金管理の透明性に依存する部分でもあります。

大手企業と提携が進行中

Stellar Development Foundation(SDF)は当初、米オンライン決済会社ストライプのシード投資を受けており、Franklin TempletonやIBMなどのFortune 500企業とのパートナーシップを締結してきました。コインベースが買収したブロックチェーン学習プラットフォーム大手Earn.comのユーザー向けにエアドロップ(報酬付与)を行うなど、ユーザーベースの獲得に積極的に取り組むことで、高い時価総額を維持しています。

ステラの基盤としているブロックチェーンをIBMが採用したことで2019年3月に話題になりました。ステラのブロックチェーンが利用されるということは、このチェーンを基軸として様々なことがスタートするため、ステラにとってもかなり重要な提携となっています。

XRPも含めて決済系の暗号資産は、ユースケースを確立しなければ埋もれてしまいます。大手企業とプロジェクトを進めていくということで、ある程度利用される目処が立つため、価格の底堅さに影響すると言えるでしょう。

③ステラルーメン(XLM)を購入できる暗号資産取引所

自動積立投資やレンディングも可能なCoincheck

Coincheck
Coincheckはマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。Coincheckはステラルーメンを含めて16種類の暗号資産を取り扱っており、国内では最多となっています。Coincheckは直感的に使いやすいインターフェイスが特徴で、初心者でも簡単に暗号資産を購入できるよう設計されています。同社アプリの累計ダウンロード数は2020年8月時点に295万件を突破しています。

Coincheckでは販売所でXLMを売買できるだけでなく、「貸仮想通貨」や「自動積立」サービスでも利用できます。貸仮想通貨というのは、ユーザーが保有している資産を貸し出して最大年利5%を得られるサービスです。また「Coincheckつみたて」は、毎月最低1万円から自動積立を行うことができるサービスです。

取扱銘柄 ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン、ネム、ファクトム、ステラルーメン、クオンタム、BAT、IOST、エンジンコイン、OMG
最小注文数 500円相当
関連サービス 貸暗号資産、Coincheckつみたて

3-2. 貸暗号資産や暗号資産FXが可能なGMOコイン

GMOコイン
「GMOコイン」は、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する暗号資産取引所です。GMOインターネットはグループ会社にGMO証券などの金融サービスの提供実績をもっており、GMOコインにおいても金融ノウハウを活かした運営体制が特徴です。

GMOコインは販売所でXLMの現物取引に対応している他、暗号資産FXでレバレッジ取引も可能です。レバレッジ取引はショート(空売り)もできるため、資産価値の下落から利益を得ることも可能です。また、GMOコインは最大年利3%の貸暗号資産を提供しておりXLMも対応しています。短期トレーダーだけでなく長期投資家にとってもおすすめです。

取扱銘柄(販売所) 販売所および暗号資産FXでBTC、ETH、XRP、LTC、BCH、XEM、XLM、BAT、OMG、XTZ、販売所でQTUM、ENJ
最小注文数 0.0001BTC(販売所)、
関連サービス 貸暗号資産、暗号資産FX

④まとめ

ここでは、ステラルーメンの現物を購入できる暗号資産取引所についてご紹介しました。XLMについてより深く調べて頂き、資産の将来性に期待する方はCoincheckの「つみたて」やGMOコインの「貸暗号資産」が便利です。この機会にぜひご検討ください。

取引所はそれぞれユーザービリティや取引手数料、提供しているサービスが異なるので、目的や投資スタイルによって使い分けることもできます。また急なメンテナンスによりアクセスできない場合でも、複数登録しておくことで売買チャンスを逃すリスクを低減できます。口座開設は無料でできるので、この機会にぜひ気になる取引所をチェックしてみてください。

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HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム

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HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチームは、暗号資産投資やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、暗号資産に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。