暗号資産のスイングトレードで利益を狙うのにおすすめの暗号資産取引所

2020年にかけて暗号資産(仮想通貨)市場が盛り上がっており、ビットコインは3年ぶりに1BTC=200万円の高値を付けています(2020年11月24日時点)。ビットコインだけでなく、イーサリアムやXRPなど、主要なアルトコインも年初来で100%以上の利益を上げています。こうした強気相場に参加しようと暗号資産取引所では新規登録者も増えている様です。

暗号資産はボラティリティが大きいため、ある程度利益の出た銘柄を売却して、ポートフォリオを組み替えるといったアクティブな運用方法を行っている投資家も少なくありません。ここではアクティブな運用方法の一つ「スイングトレード」についてご紹介します。

目次

  1. スイングトレードのメリット・デメリット
  2. 暗号資産のトレンドの捉え方
    2-1. 暗号資産市場全体のドミナンス
    2-2. 移動平均線
  3. スイングトレードの注意点
    3-1. 損切りの設定
    3-2. 確定申告
  4. スイングトレードに便利な暗号資産取引所
    4-1. アルトコインのレバレッジ取引が豊富なDMM Bitcoin
    4-2. 10銘柄で板取引が可能なGMOコイン
    4-3. 国内最多の暗号資産を取り扱っているコインチェック
  5. まとめ

①スイングトレードのメリット・デメリット

暗号資産の値動きを見ていると、数週間に2倍や3倍に上昇したかと思えば、その後じりじりと下落し続けるケースもあります。そのため慣れている投資家の中には、暗号資産のポートフォリオを設定し、数週間単位で評価を行い、リバランスしていく運用を行っている人も少なくありません。

スイングトレードは、数日~数週間の間に購入と売却を行う投資方法です。数日間の変動を利用して利益を得るので、専業トレーダーでなくてもアクティブに取り組めることがメリットです。デイトレードと比べて瞬間的な対応を必要としないため、スイングトレードはチャートを監視し続けている必要もありません。あらかじめ想定しておいた水準で利益確定や損切りの注文を入れておくことで、取引画面に張り付くこともなく、普通に生活していても差し支えないといった利点もあります。

一方、スイングトレードを仕掛けられるのは相場の方向性がはっきりとしている局面に限られることがデメリットです。つまり、数日〜数週間に及ぶ大きなうねりを辛抱強く待つことが秘訣となってきます。

②暗号資産のトレンドの捉え方

2-1. 暗号資産市場全体のドミナンス

暗号資産のスイングトレードは各銘柄の変動率をチェックしてトレードするものです。イメージとしては市場全体の「ドミナンス」により、市場の資金の流れを把握すると良いでしょう。
Spread2
上図の暗号資産市場のドミナンスチャートでは、マーケット全体に占める銘柄毎のシェアを見ることができます。ビットコインのドミナンスの推移に応じて、アルトコインのトレード判断を行うというのは最も基本的な考え方の一つです。

2-2. 移動平均線

個別銘柄の「うねり」を捉えるには、日足チャートの移動平均線を見ることも有用です。数日単位で見ると、比較的はっきりとした上下の波動が形成されています。こうした流れをしっかりと分析できれば、スイングトレードで利益を狙うこともできます。

【関連記事】【元トレーダーが解説】移動平均線1本でビットコインのトレンドを把握する方法

③スイングトレードの注意点

3-1. 損切りの設定

スイングトレードの場合、損切の設定が重要になります。デイトレードほど小まめに損切りを行わないのですが、流れが完全に変わったと判断できる頃には損失幅はデイトレードよりも大きくなってしまいます。不足の事態が起きた場合(ブラックスワン)も念頭におく必要があります。

上手く流れに乗ることができたら、損切注文を建値より高い位置に押し上げる「トレーリングストップ」などを併用すると良いでしょう。

3-2. 確定申告

スイングトレードにより取引を繰り返していると、暗号資産の課税地点としておさえておくデータも必然的に増えることになります。暗号資産取引所ではそれぞれ取引履歴データを引き出すことができるので、収支計算方法を事前に押さえておきましょう。

利益申告の計算方法には「移動平均法」と「総平均法」の2つがありますが、暗号資産を購入する度に取得価額を算出する移動平均法の方がスイングトレードには適切でしょう。移動平均法では売却価額と取得価額との差額が所得金額となります。詳しくは、仮想通貨の自動損益計算サービスを含む投資支援プラットフォームCryptactを運営する株式会社クリプタクト代表取締役斎藤岳氏のコラムなどをご確認ください。

【関連記事】投資のプロフェッショナルが徹底解説!2020年確定申告で3つの注意点

④スイングトレードに便利な暗号資産取引所

4-1. アルトコインのレバレッジ取引が豊富なDMM Bitcoin


「DMM Bitcoin」は、株式会社DMM.comのグループ会社である株式会社DMM Bitcoinが運営する暗号資産取引所です。DMM.comはグループ会社で10年近く金融サービスを提供した実績があり、培われたノウハウがDMM Bitcoinのサービスにも活かされています。

DMM Bitcoinは2Wayプライス方式の「販売所」に特化しており、現物取引とレバレッジ取引を提供しています。現物取引は3種類(ビットコイン、イーサリアム、XRP)、レバレッジ取引では11種類(ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、ネム、イーサリアムクラシック、ステラルーメン、モナコイン、クアンタム、BAT)の銘柄を売買できます。

販売所はスプレッド(売買価格差)がデメリットとなりますが、DMM Bitcoinは独自機能である「BitMatch注文」でこれをカバーします。端的に言うと、販売所方式とオークション方式のハイブリッド注文が行えるもので、実質的なコストカットが見込める機構です。また、DMM Bitconの取引ツールは「比較チャート」を備えているため、暗号資産毎の騰落率に基づいたスプレッド取引にも便利です。

【関連記事】【元トレーダーが解説】DMM Bitconの「比較チャート」機能を利用したトレード手法

4-2. アルトコインのレバレッジ取引も可能なGMOコイン

bitFlyer
GMOコインは東証一部上場のGMOインターネットのグループ会社です。GMOコインもまた、グループ会社であるGMOクリック証券で培われた金融サービス提供のノウハウが活かされています。

GMOコインでは取引所(現物取引・レバレッジ取引)、販売所、暗号資産FXを提供しています。販売所および暗号資産FXでBTC、ETH、XRP、LTC、BCH、XEM、XLM、BAT、OMG、XTZ、販売所でQTUM、ENJの12種類を取り扱っています。

取引所(レバレッジ取引)限定で利用できる、PC専用の高機能ツール「WebTrader」はTradingViewを採用しており、81種類のインジケーターと70種類以上の描画機能を利用できるので本格的なトレーディングに役立ちます。

4-3. 国内最多の暗号資産を取り扱っているコインチェック

Coincheck
コインチェックは、マネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営する暗号資産取引所です。2020年7~9月期の決算によると、コインチェックの本人登録済みのユーザー数は99万口座で、国内No.1となっています。

コインチェックは国内でも最多となる14種類の暗号資産(ビットコイン、XRP、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、XEM、イーサリアムクラシック、リスク、ファクトム、ライトコイン、モナコイン、ステラルーメン、クアンタム、BAT、IOST)を販売所形式で取り扱っています。

コインチェックのインターフェースはシンプルで分かりやすくなっており、不慣れな投資家でも直感的に操作しやすくなっているのが特徴です。

⑤まとめ

暗号資産の中で最も注目されているのはビットコインですが、アルトコイン投資もまた高い人気を得ています。時価総額がビットコインよりさらに小さいため、ボラティリティが高く、一度上昇(下落)すると勢いに乗る傾向があります。そのため、適切な利益確定と損切の設定が重要となってきます。

暗号資産投資でスイングトレードを行う投資家の目的は、ビットコインの所有量を増やすためであったり、日本円を増やすためであったり様々です。資産を適切に形成するためにも、不足の事態に備えて必ず指値・逆指値注文を設定するようにしましょう。

このように、投資銘柄をアクティブに組み替える場合、DMM BitcoinやGMOコインの機能や取引方法が役立ちます。どちらも初心者の方にも理解しやすいよう努めているため、最初は操作方法などがわからなくとも、焦らず取り組んでみましょう。

ビットコインと共にアルトコインにも投資するなら、コインチェックも外せない取引所です。コインチェックは初心者の方にとっても非常に使いやすく、他にはない銘柄をいち早く取り扱う特長もあります。暗号資産の個別プロジェクトはそれぞれビジョンに基づいてロードマップを進めています。コインチェックのチャット機能も含めて情報収集を行い、投資時期を探ってみると良いでしょう。

暗号資産取引所では緊急メンテナンスや万が一の取引制限などでアクセスできない場合もありますので、複数の取引所に口座を開設しておくことで、いつでも取引できる状況にしておくことができます。暗号資産取引所の口座開設は無料でできますので、これを機に各社サービスがどのようなものか、実際に確認してみてください。

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