仮想通貨投資を始めるなら「取引所方式」より「販売所方式」の方が利用のハードルが低い?その理由とは

仮想通貨取引所の多くが「取引所方式」と「販売所方式」の2種類の取引サービスを提供しています。仮想通貨投資を始める方の多くは、「とりあえずビットコインを購入したい」、「とにかく簡単に売買できる取引所を探したい」と考えるのではないでしょうか。そういったニーズに適した取引方法が「販売所方式」です。

販売所方式はシンプルで直感的に操作できるように設計されているため、投資初心者にとって利用のハードルが低いと言われています。ここでは、仮想通貨取引所が提供する販売所方式について、取引所方式との違い、メリットやデメリット、手数料設計などを詳しく解説します。

目次

  1. 簡単に仮想通貨を売買できる!販売所方式とは
  2. 「板」取引で投資家と取引する取引所方式
  3. 販売所方式と取引所形式の手数料の違い
  4. 販売所方式を提供する仮想通貨取引所3選
    4-1. 8種類の仮想通貨を取り扱うbitFlyerの販売所
    4-2. 11種類の仮想通貨を取り扱うCoincheckの販売所
    4-3. レバレッジ取引もできるDMM Bitcoinの販売所
  5. まとめ

①簡単に仮想通貨を売買できる!販売所方式とは

bitFlyer 販売所
販売所の注文画面は「買値」と「売値」だけがシンプルに表示された「2Wayプライス」となっているため、簡単かつ便利に仮想通貨の売買ができます。販売所方式では、投資家は仮想通貨取引所から仮想通貨を購入(売却)します。

この方式のメリットは、提示されている価格で取引所からすぐに購入(売却)できることです。取引チャンスを逃すリスクが低いという点も、初心者向きの取引方法と言える理由です。

②「板」取引で投資家と取引する取引所方式

「取引所方式」では、指定した価格で購入する指値注文などさまざまな注文方式で仮想通貨の購入ができます。購入者は売却注文を出している投資家から仮想通貨を購入し、取引所は購入者と売却者を仲介する「板」取引の場を提供します。取引所で表示される板情報は、現在の資産価格と投資家の指値注文をリアルタイムに反映します。

この方式のメリットは、販売所と比較して取引所に対して支払う手数料を削減できることにあります。しかし、反対注文(自分が「買い」ポジションの場合に、反対のポジションとなる「売り」のこと)を出す投資家がいなければ仮想通貨を取引することはできませんし、必ずしも自分が購入したい数の仮想通貨を購入できる訳ではないというデメリットもあります。

③販売所方式と取引所形式の手数料の違い

販売所方式では、購入価格と売却価格の差(スプレッド)が、実質的な手数量の役割を果たしています。そのため、取引所と比べて購入価格が高く、売却価格は低くなる傾向があります。販売所を選ぶ場合には、スプレッドの小さいところを探すことも重要となります。

取引所方式の手数料は、約定数量の0.2%であったり、企業によっては「無料」に設定されていたりします。トレードを積極的に行って資産を増やしたいと考えている方は、取引所方式を利用すると良いでしょう。

④販売所方式を提供する仮想通貨取引所3選

代表的な販売所方式の仮想通貨取引所をピックアップします。企業によって取り扱っている仮想通貨や、最低注文数量などが異なりますので、ぜひ参考にしてみてください。

4-1. 8種類の仮想通貨を取り扱うbitFlyerの販売所

bitFlyer
株式会社bitFlyerが運営する仮想通貨取引所bitFlyerは、国内の主要メガバンクやベンチャーキャピタル(SMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタル等)から出資を受けている国内でも有数の仮想通貨取引所です。

bitFlyerの販売所は8種類の仮想通貨(ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン)を取り扱っています。販売所の最小注文数量は0.00000001 BTC、最大注文数量は20 BTCと高額注文にも対応しています。
※2月13日時点、1BTC=112万円。

4-2. 11種類の仮想通貨を取り扱うCoincheckの販売所

Coincheck
Coincheckはマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。Coincheckのスマホアプリは優れたインターフェイスが特徴で、「販売所」にアクセスしてスムーズに仮想通貨を購入できるよう設計されています。初心者でも理解しやすい同社アプリは国内で多くの仮想通貨投資家を惹きつけた要因の一つと言われています。

Coincheckの販売所では11種類(ビットコイン 、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン、ネム、ファクトム、ステラルーメン)もの仮想通貨に対応しています。ビットコインでアルトコインを購入することもできます。最小注文数量は500円と手頃なところもCoincheckの特徴です。

4-3. 条件注文、レバレッジ取引もできるDMM Bitcoinの販売所


DMM Bitcoinは株式会社DMM.comのグループ会社です。DMMグループはDMM.com証券を所有しており、専門的なノウハウがDMM Bitcoinにも活かされています。

DMM Bitcoinの販売所の取り扱い通貨は現物取引とレバレッジ取引で異なります。現物取引に対応している仮想通貨は3種類(ビットコイン、イーサリアム、XRP)、レバレッジ取引所に対応している仮想通貨は7種類(ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、ネム、イーサリアムクラシック)です。指値・逆指値注文などの条件注文を利用できるので、「〇円になったら買う(売る)」、「現在価格より×円やすくなったら売る」といったトレードも可能です。

⑤まとめ

販売所方式はその場ですぐに仮想通貨を購入できるので、投資初心者にとって便利な取引方法です。「まずは仮想通貨を購入してみたい」、「目標期間保管して、長期的なリターンを狙いたい」と考える方にとって、販売所方式はおすすめです。同じ販売所方式であっても、企業によって特徴やユーザビリティが異なります。また、取り扱い通貨も異なるので、自分の目的に合った取引所で仮想通貨投資をしてみるのがおすすめです。仮想通貨取引所の口座開設は無料でできますので、複数口座開設をして用途に応じて使い分けると良いでしょう。この機会に各社の販売所がどのようなものか、実際に確認してみてください。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。