暗号資産取引所の「販売所と取引所」、両方使える便利なサービス会社を特集

暗号資産取引所に口座開設をして「さあ、ビットコインを買おう」という段階で、取引所と販売所があることに気づき、どちらで買えばいいのか迷う初心者の方は多いと思います。

「取引所」と「販売所」はどちらも暗号資産を購入できる点は共通していますが、手数料や利便性などに違いがあります。よくわからず販売所を使ってみて、あとから「取引所を使っていればよかったな」と後悔することのないようにしておきたい所です。ここでは、「取引所」と「販売所」についてそれぞれメリット・デメリットを解説します。また、2つの売買方法を備えている暗号資産取引所をご紹介するので、サービス会社選びの参考にしてください。

目次

  1. 販売所:暗号資産のオンラインショップ
  2. 取引所:利用者間で売買するマーケット
  3. 販売所と取引所を提供している3つのプラットフォーム
    3-1. 15銘柄を取り扱うコインチェック
    3-2. 10銘柄の板取引を備えるGMOコイン
    3-3. ビットコイン取引量が国内No.1のビットフライヤー
  4. まとめ

①販売所:暗号資産のオンラインショップ


販売所というのは、運営会社を相手にビットコインなどを売買できるサービスです。運営会社が在庫を抱え、「この金額で取引します」と売値と買値を提示しています。そのため、数量に関係なく提示されている価格ですぐに購入(売却)できるメリットがあります。ユーザーは数量を入力するだけなので、初心者でも注文ミスをする可能性が低くなっています。

販売所方式では、購入価格と売却価格の差(スプレッド)が実質的な手数量の役割を果たしています。そのため取引所と比べて購入価格が高く、売却価格は低くなる場合があります。販売所を使って短期間に売買を繰り返すと、資産が目減りする可能性があるので注意しましょう。

②取引所:利用者間で売買するマーケット

GMOCoin
取引所は、運営会社が管理する「板」を使ってユーザー間でビットコインなどを取引します。板の情報は現在の資産価格と投資家の指値注文をリアルタイムに反映しており、参加者はそれらの注文を選ぶか、自分の指値注文を並べることができます。反対注文(自分が「買い」の場合に「売り」注文のこと)を出す投資家が現れて初めて取引が成立します。そのため、各社の板の注文量とユーザーベースが重要になります。

取引所の手数料は、販売所のスプレッドと比べれば安く抑えられるため、慣れている人の多くは取引所を使用しています。

③販売所と取引所を併設しているプラットフォームをご紹介

3-1. 15銘柄を取り扱うコインチェック

Coincheck
コインチェックは、マネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営する暗号資産取引所です。
Coincheck OTC01
コインチェックの販売所は、国内最多の15種類(ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リスク、XRP、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ステラルーメン、モナコイン、ファクトム、ネム、クアンタム、BAT、IOST、エンジン)を取り扱っており、500円相当から利用できます。

orderbook10
コインチェックの取引所は、ビットコインと一部のアルトコイン(ETC、FCT、MONA)の板取引が手数料無料で利用できます。コインチェックはユーザーインターフェイスが優れていると評判で、初心者でも直感的に操作ができるよう設計されています。

3-2. 10銘柄の板取引を備えるGMOコイン

bitFlyer
「GMOコイン」は、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する暗号資産取引所です。GMOインターネットのグループ会社にはGMOクリック証券など金融サービスを提供している会社もあるので、こうした金融機関としてのバックグラウンドを持っていることも特徴のひとつです。

GMOコインは、販売所および暗号資産FXでBTC、ETH、XRP、LTC、BCH、XEM、XLM、BAT、OMG、XTZの10種類、販売所では前述の10種とQTUM、ENJを含む12種類の通貨を取り扱っています。

GMOCoin APP

GMOコインは販売所も取引所も多くの銘柄を扱っており、レバレッジ取引も利用できるため、初心者から上級者まで幅広いニーズに対応できます。GMOコインのスマホアプリでは全ての取引サービスを利用できます。

3-3. ビットコイン取引量が国内No.1のビットフライヤー


ビットフライヤーはゴールドマンサックス出身の加納 裕三氏が2014年に立ち上げた会社で、暗号資産業界では古参の部類に入ります。ビットフライヤーは初心者にとって理解しやすい「販売所」と「簡単取引所」、そしてレバレッジ取引ができて複雑な条件注文も可能な「bitFlyer Lightning」を提供しています。現物・差金決済・先物取引を含むbitFlyerのビットコイン取引量は国内No.1です(Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2016年-2020年の年間出来高)。

orderbook3

簡易取引所は初心者向けにわかりやすさを重視したUI(ユーザーインターフェース)となっています。簡易取引所ではビットコインのみが取引可能であり、アルトコインは基本的に販売所で利用することなります。

ビットフライヤーの販売所は、12種類の仮想通貨(ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン、BAT、ステラルーメン、ネム、テゾス)を取り扱っています。販売所の最小注文数量は0.00000001 BTCです。

⑤まとめ

各社の取扱銘柄や手数料、取引方法の違いはそれぞれの特徴となっています。ビットコインを購入するのであれば、手数料無料のコインチェックの取引所や、取引量が多く高額注文が約定しやすいビットフライヤーの取引所がおすすめです。

レバレッジ取引や、アルトコインのトレードにも挑戦するつもりであればGMOコインでスタートするのも良いでしょう。GMOコインのスマホアプリは全ての取引サービスを利用できます。

複数の取引所で口座開設をして、投資ツールを使い分けても良いでしょう。暗号資産取引所の口座開設は無料でできますので、これを機に各社サービスがどのようなものか、実際に確認してみてください。

The following two tabs change content below.
HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム

HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム

HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチームは、暗号資産投資やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、暗号資産に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。