レバレッジ取引におすすめの仮想通貨取引所3選!比較表で徹底解説

仮想通貨取引には、実際に仮想通貨を売買してキャピタルゲインを得る「現物取引」と、一定額の証拠金(保証金)を取引所に預け入れることで投資資金の数倍の金額で取引できる「レバレッジ取引(仮想通貨FX:証拠金取引)」があります。

仮想通貨のレバレッジ取引では、ロング(買い)ポジションだけでなくショート(売り)ポジションも取れるので、値上がり・値下がりの双方で利益を狙う戦略的な投資が可能です。しかし、保有しているポジションの含み損が膨らむと、自動的に清算(ロスカット)される可能性もあるため、価格変動リスクをしっかりと管理する必要があります。

さまざまな取引所でレバレッジ取引が提供されていますが、それぞれ取り扱い通貨や、清算ポイントとされる「証拠金維持率」、ポジションを保有し続けるための「スワップ手数料」など、レバレッジ取引の条件が異なります。ここでは、HEDGE GUIDE編集部がレバレッジ取引におすすめする3つの仮想通貨取引所をご紹介します。

目次

  1. ビットコイン取引量で国内No.1のbitFlyer
  2. 両建てができるGMOコインの仮想通貨FX
  3. 14種類の通貨ペアでレバレッジ取引ができるDMM Bitcoin
  4. 仮想通貨取引所3社のレバレッジ取引の徹底比較
    4-1. 通貨ペア・手数料・証拠金設定
    4-2. ロスカットルール
    4-3. 注文種別・特殊注文
  5. まとめ

①ビットコイン取引量で国内No.1のbitFlyer

bitFlyer
仮想通貨取引ツール「bitFlyer Lightning」を提供するbitFlyerは、日本の主要メガバンク(SMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタルなど)から出資を受けている国内でも有数の仮想通貨取引所です。現物/差金決済/先物取引を含むビットコイン取引量は国内No.1を維持しています(2018 年総月間出来高;Bitcoin 日本語情報サイト調べ)。

biyFlyer Lightningでは、FX(BTC-FX/JPY)と先物取引(BTC/JPY)で、最大4倍のレバレッジ取引が可能です。FXは期限がなく、先物は期限がある(限月決済)という違いがあります。

②両建てができるGMOコインの仮想通貨FX

GMOコイン
「GMOコイン」は、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。GMOクリック証券など金融サービスのノウハウを活かした運営がGMOコインの特徴です。

GMOコインでは「取引所」と販売所形式の「仮想通貨FX」で、5種類の仮想通貨(BTC、ETH、XRP、LTC、BCH)に対して最大4倍のレバレッジ取引が可能です。仮想通貨FXでは、買い注文と売り注文を同時に保持する「両建て」ができることがGMOコインの特徴です。両建ては、中期的に買いポジションを取りながら、短期的に売りポジションを取るような戦略もとれるので、トレードのチャンスが広がる利点があります。

③14種類の通貨ペアでレバレッジ取引ができるDMM Bitcoin


DMM Bitcoinは株式会社DMM.comのグループ会社です。DMMグループもDMM.com証券を所有しており、専門的なノウハウがDMM Bitcoinにも活かされています。

DMM Bitcoinでは、販売所形式で7種類の仮想通貨(BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、XEM、ETC)のレバレッジ取引に対応しています。日本円に加えて仮想通貨建ての取引にも対応しており、利用可能な通貨ペアは計14種類に上ります。DMM Bitcoinもまた「両建て」に対応しており、仮想通貨を証拠金に利用できます。

④仮想通貨取引所3社のレバレッジ取引の徹底比較

4-1. 通貨ペア・手数料・証拠金設定

仮想通貨取引所によって提供している通貨ペアが異なります。bitFlyerはビットコインに特化している一方で、GMOコインとDMM Bitcoinはアルトコインのレバレッジ取引にも対応しています。DMM Bitcoinの場合は、ビットコインに対してイーサリアムやライトコインをショートすることもできるので、より多くの取引機会を見つけられる利点があります。

bitFlyer GMOコイン DMM Bitcoin
通貨ペア BTC/JPY BTC/JPY、ETH/JPY、BCH/JPY、LTC/JPY、XRP/JPY BTC/JPY、ETH/JPY、XEM/JPY、XRP/JPY、LTC/JPY、ETC/JPY、
BCH/JPY、ETH/BTC、XEM/BTC、XRP/BTC、LTC/BTC、ETC/BTC、BCH/BTC、ETC/ETH
スワップ手数料 建玉金額の0.04%/日※1. 建玉金額の0.04%/日 建玉金額の0.04%/日
証拠金 日本円
BTC
日本円 日本円、仮想通貨でも可能
必要証拠金率(レバレッジ4倍) 建玉金額の25% 建玉金額の25% 建玉金額の25%
最小注文数(BTC) Lightning FX:0.01 BTC
Lightning Futures:0.001 BTC
0.01 BTC 0.001 BTC

※1. bitFlyerの Lightning FXでは、FX取引価格と現物取引価格が5%以上乖離している場合、約定ごとにSFD(Swap For Difference)が発生します。
※2020年1月時点の情報となります。最新情報に関しては上記サイトをご覧ください。

4-2. ロスカットルール

仮想通貨取引所はそれぞれ証拠金維持率に応じた「ロスカットルール」を設定しています。レバレッジ取引では、建玉(未決済ポジション)の金額に対して常に一定割合の証拠金を維持する必要があります。ユーザーの証拠金が建玉に対して一定のレートを割り込むと、損失拡大を防ぐために保有ポジションを強制的に決済します。相場状況によっては預託した証拠金、さらには追加資金の支払いが必要となる場合があるため、証拠金維持率に常に気を配りましょう。

bitFlyer GMOコイン DMM Bitcoin
ロスカットルール 証拠金維持率50%以下 証拠金維持率75%以下 証拠金維持率80%以下
追証ルール 証拠金維持率100%以下で発動。2営業日以内に追加しない場合、ロスカットルールが適用される
(証拠金維持率100%以下でロスカットアラートが作動)

証拠金維持率100%以下(ロスカットアラート)

例えば、証拠金維持率が100%を下回ると、bitFlyerでは「追証」、GMOコインでは「ロスカットアラート」が作動します。いずれも利用者の証拠金維持率がロスカット水準に近付いていることを意味します。アラートが発動した場合、証拠金を追加入金して証拠金維持率に余裕を持たせるか、ポジションを決済して損失を確定させるなど、適切に対処しましょう。

ロスカットルールの証拠金維持率が低いほど、資産価格が一時的に急落して急回復するような場合に、ロスカットが適用される可能性は軽減します。しかし、価格が回復せずに下落し続けた場合に損失が拡大するリスクも伴います。各取引所のルールはしっかり把握しておきましょう。

4-3. 注文種別・特殊注文

bitFlyer GMOコイン DMM Bitcoin
成行、指値、IFD、OCO
IFDOCO ×
逆指値注文
ストリーミング注文 × ○(成行の許容スリッページ)
スピード注文 ×

3社とも注文種別を幅広く備えていますが、GMOコインとDMM BitcoinはFX(外国為替取引)の分野で人気の高い2つの注文機能を備えています。スリッページ幅を限定した成行売買が可能な「ストリーミング注文」は、数秒から数分で決済するスキャルピングという取引手法に有効な機能です。また、ワンタップで新規・決済・ドテン注文を実行できる「スピード注文」は、相場の転換点で素早くポジションを持ち替えることができます。

⑤まとめ

bitFlyerは国内 No.1のビットコイン取引量を誇り、ビットコインを担保にレバレッジ取引を利用できます。初心者にはもちろん、ビットコインの投資に本格的に取り組みたい方におすすめです。

GMOコインとDMM Bitcoinはレバレッジ取引の取り扱い通貨が多く、注文方法にもトレーダー向けの専門的な機能が備わっています。特にDMM Bitcoinは最小注文数量が0.001BTCと低く、投資初心者にとってレバレッジ取引をお試しで利用しやすくなっています。

どの取引所にも特徴があり、自分の目的に合った取引所でレバレッジ取引をしてみるのがおすすめです。仮想通貨取引所ではメンテナンスや売買制限等で取引が行えないケースもありますので、複数口座を開いて取引ができなくなるリスクを軽減すると良いでしょう。仮想通貨取引所の口座開設は無料でできますので、これを機にぜひ確認してみてください。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。