暗号資産の取引手数料を抑えたいならGMOコインがおすすめ。国内唯一の「Post-Only」機能について解説

GMOコインは2020年5月でサービス開始3周年を迎え、新規銘柄の取り扱いや貸暗号資産といった新サービスの提供など、積極的にサービス展開を行っている暗号資産(仮想通貨)取引所です。

同社は9月2日に取引所(現物取引・レバレッジ取引)のオプション機能に「Post-Only」を導入しました。Post-Onlyは「マイナス手数料」を確実に受取るための機能であり、日本の暗号資産取引業者としてはGMOコインが初めて取り入れました。

GMOコインではmaker(指値注文)がマイナス手数料になっているので、指値で約定したいところです。Post-Onlyは意図せず成行価格で約定することを防ぐことができます。投資初心者にとって難しく感じるかと思いますが、手数料を削減して資産の取得単価を少しでも下げるために有用な仕組みです。ここでは、GMOコインのサービス、及びこのほど導入した「Post-Only」についてご紹介します。

目次

  1. GMOコインとは?
  2. GMOコインの3種類の取引サービス
    2-1. 暗号資産を取得できる販売所
    2-2. 高機能な暗号資産FX(レバレッジ取引)
    2-3. 「Post-Only」導入の取引所
  3. 取引所(現物取引・レバレッジ取引)のマイナス手数料
  4. 取引所(現物取引・レバレッジ取引)に導入された「Post-Only」
  5. まとめ

①GMOコインとは?

GMOコイン

GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社、GMOコイン株式会社が運営している暗号資産取引所です。国内大手企業であるGMOインターネットはGMOクリック証券などの金融サービスの提供実績があり、暗号資産取引所ではそのノウハウを活かした運営が行われています。

GMOコインでは取引所形式、販売所形式のそれぞれで、ビットコイン、イーサリアム、XRPなど複数の暗号資産を取引可能なことが特徴です。GMOコインの暗号資産FX専用アプリ「ビットレ君」では、全12種類のテクニカルチャートを利用できるなど、多くの機能・取引を利用したい方におすすめの取引所です。

②GMOコインの3種類の取引サービス

GMO Coin
GMOコインは3種類の取引サービス、「販売所」、「取引所(現物取引、レバレッジ取引)」、「暗号資産FX」を提供しています。それぞれ取扱銘柄や取引方法が異なるため、事前にしっかりとおさえておきましょう。

2-1. 暗号資産を取得できる販売所

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販売所では9種類の銘柄(ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、ネム、ステラルーメン、BAT、OMG)で現物取引を利用できます。販売所というのは、投資家がGMOコインを相手に暗号資産を購入(売却)する取引方法です。販売所の注文画面は「買値」と「売値」だけがシンプルに表示された「2wayプライス」となっているため、初心者向きの取引方法と言えます。

販売所は、提示されている価格でGMOコインからすぐに購入(売却)ができるので、取引チャンスを逃すリスクが低いというメリットがあります。購入価格と売却価格の差(スプレッド)が実質的な手数料となるため、以下の取引所と比べて購入価格が高く、売却価格は低くなる場合があります。

2-2.高機能な暗号資産FX(レバレッジ取引)

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暗号資産FXでは、販売所形式で9種類の暗号資産のレバレッジ取引が可能です。暗号資産FXは、指値・成行に加えて3種類(IFD、OCO、IFD-OCO)の複合注文、そして「両建て」に対応しています。これらの機能は、投資資金より多くの金額を賭ける暗号資産FXにおいて、価格変動時のリスク管理に役立ちます。また、上図ではスプレッドが表示されており、販売所と比べて狭くなっていることがわかります。

レバレッジ取引の利点

レバレッジ取引というのは、証拠金を担保に資金を借り入れて、より大きなポジションを持てるサービスです。現物取引では買いから入るしかないところを売りから入ることもできるので、下落相場であっても利益を狙うことが可能です。

「Post-Only」導入の取引所

GMOコインでは、5種類の銘柄(BTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPY、BCH/JPY、LTC/JPY)で現物取引とレバレッジ取引を利用できます。現物/レバレッジ取引のMaker注文にマイナス手数料(-0.035%)を採用しているので、取引すればするほど手数料を得ることができます。

取引所というのはユーザー間で暗号資産を取引する方法で、GMOコインは購入者と売却者を仲介する「板」を提供します。板情報は現在の資産価格と投資家の指値注文をリアルタイムに反映しています。取引所は、販売所よりも手数料を低く抑えられる場合がありますが、反対注文(自分が「買い」ポジションの場合に、反対のポジションとなる「売り」のこと)が少なければスリッページが生じることもあります。

GMOコインで導入された「Post-Only」は、指値注文で利用できるオプション機能です。このオプションを利用すると、Takerとなる注文は取消となり、Makerとなる注文のみ発注できるようになるため、「取引手数料を支払いたくない。マイナス手数料を確実に受け取りたい。」といった際、有効なオプションです。

また、「Post-Only」と同時に導入された「FOK(Fill or Kill)」は、注文時に指値価格またはそれより有利な価格で全ての注文数量が約定される場合のみ発注され、直ちに約定されない場合には注文が失効となるため、確実に全ての注文数量を約定させることもできます。

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GMOコインは、取引所(レバレッジ)に特化したPC専用の高機能ツール「WebTrader」を提供しており、板情報やローソク足チャート、売買など一画面に集約されているのでおすすめです。
 

③取引所(現物取引・レバレッジ取引)のマイナス手数料

GMOコインの取引所(現物取引・レバレッジ取引)はMaker注文にマイナス手数料を設定しており、Makerとなった利用者は約定金額に応じた金額の日本円をして受け取ることができます。これは、取引の際に本来かかるべき手数料が報奨金として付与される仕組みです。

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GMOコインの各種手数料 画像:GMOコイン公式サイト

④取引所(現物取引・レバレッジ取引)に導入された「Post-Only」

GMOコインはこのほど、取引所(現物取引・レバレッジ取引)で「Post-Only」を導入しました。「Post-Only」を利用するとTakerとなる注文は取消となり、Makerとなる注文のみ発注できるようになります。

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Post-Onlyは会員ページ(上図)やWebTraderで利用できます。注文タイプが指値の状態で、[Post-Only]にチェックを入れることで適用されます。なお、レバレッジ取引で「Post-Only」を利用可能な銘柄はBTC/JPYのみとなっているので注意しましょう。

⑤まとめ

国内で取引所形式を提供している取引所は限られています。取引所形式のほうが販売所よりも低いレートで購入できる可能性が高いため、暗号資産トレーダーは基本的に取引所形式を利用していることがほとんどです。

GMOコインは、「(ユーザーに)世にある暗号資産取引をいかに簡単にストレスなく安全に取引してもらうか」を重視している暗号資産取引所です。海外では取引所形式が一般的であり、世界最大規模の暗号資産取引所BitMEXもマイナス手数料を採用しており「Post-Only」機能を備えています。GMOコインのPost-Only機能の導入も、そうした市場のニーズが反映されたものとなっています。

GMOコインはアルトコインの取扱銘柄の拡大にも積極的で、選球眼にも定評があります。GMOコインの口座開設は無料でできますので、これを機にぜひ利用してみてください。

GMOコイン
取扱暗号資産(販売所) 9種類
販売所・最小注文数(BTC) 0.0001BTC
法定通貨出金手数料 手数料無料(最低金額1万円/回、最大1,000万円/日)
暗号資産FX取扱銘柄 BTC/JPY、ETH/JPY、BCH/JPY、LTC/JPY、XRP/JPY、XEM/JPY、XLM/JPY、BAT/JPY、OMG/JPY
その他サービス 貸暗号資産、API
高機能トレードツール アプリ「ビットレ君」「GMOコイン 暗号資産ウォレット」
Webブラウザ専用「Web Trader」
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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。