【仮想通貨取引のコストを徹底的に抑えたい方向け】取引手数料や入金手数料をチェック!

仮想通貨(暗号資産)取引所を利用する上で各種サービスの手数料は無視できないポイントです。小さな金額ですが、コストを抑えるには各手数料をチェックすることも重要です。

また仮想通貨取引所を選ぶ上でも、自分が使っている金融機関とマッチしていた方が、手数料を抑えスムーズに送金も可能です。使いやすいと思って口座開設をしたにも関わらず、取引以外のところで使い勝手が悪いなんてことが起きないよう、ここでは仮想通貨取引におけるコストを抑える方法を解説します。

目次

  1. 仮想通貨取引に関連するコストとは?
    1-1. 取引手数料
    1-2. スプレッド
    1-3. 振込手数料
  2. コストを抑えるポイントとは?
  3. コストをなるべく抑えたい方に、おすすめ仮想通貨取引所
    2-1. 即時入金サービスを導入しているGMOコイン
    2-2. 取引所の合計取引量が国内No.1のビットバンク
    2-3. 各種手数料が無料のBITPoint
  4. まとめ

①仮想通貨取引に関連するコストとは?

1-1.取引手数料

仮想通貨交換事業者では「取引所形式」と「販売所形式」の2種類の交換方法があります。まずは、取引所形式の取引手数料から解説します。

取引所形式では、ユーザー間で仮想通貨を売買します。取引当事者の買い注文と売り注文は、交換事業者が提供する「板(オーダーブック)」上に並べられ、条件の最も近い注文からオークション方式で約定していきます。
Bitflyer fee

取引所形式の取引手数料は各社で異なります。上図はbitFlyer LightningのETH/JPYの注文画面ですが、ここでは手数料率0.015%に基づいて以下のように手数料が算出されています。

10 ETH×0.015%=0.015 ETH(約5,000円)

短期トレードでも長期投資でも、取引所形式を活用できるとコストを抑えられるのでおすすめです。但し、取引所のユーザーが少なかったり板に十分な注文がなければ、成行注文によって価格が動いてしまうので注意が必要です。

取引所の中には取引手数料を「無料」にしているところもありますが、有益かどうかはスプレッドと注文量を踏まえて判断します。どちらにせよ、取引所形式のスプレッドは「販売所形式」に比べれば格段に小さいので、少額取引であれば気にならないと思います。

【関連記事】:【初心者にもおすすめ】スプレッドが小さい仮想通貨取引所3選【ビットコイン投資】

1-2. スプレッド

ここでは、販売所形式で実質的な手数料となっている「スプレッド」について解説します。販売所というのは、投資家が仮想通貨取引所を相手に仮想通貨を購入(売却)するサービスです。オンラインショップのようにその時点の「購入価格」と「売却価格」だけが表示されているので、初心者にとってわかりやすく、取引をすぐに完了できるので便利です。
GMO coin otc
多くの場合、販売所の「取引手数料」は無料ですが、「購入価格」と「売却価格」の差(スプレッド)が広くなっています。スプレッドの割合は企業によって異なり、銘柄、相場状況によっても変化しますが、だいたい3~6%程度となっています。

販売所の在庫を用意している交換事業者は、商品をグローバル市場から調達しています。この際に価格変動リスクをカバーする必要があるため、市場価格にプレミアムを持たせているのです。そのため顧客に提示される価格は、どうしても割高な購入価格、割安の売却価格となります。

1-3.振込手数料

仮想通貨取引所に日本円を入金する際には、金融機関に支払う「振込手数料」が必要になります。交換事業者の中には金融機関との提携関係によって振込手数料を割安にしているところがあります。複数のネットバンクに対応しており、振込手数料を無料にしているケースもあるので、ネットバンクに口座を持っている方はその点をチェックしてみましょう。

日本円の出金にかかる振込手数料も同様です。頻繁に入出金を行う方は、仮想通貨取引所の入出金手数料に注意しましょう。

②コストを抑えるポイントとは?

上記で挙げた手数料を踏まえて、できるだけコストを抑えることが肝心です。基本的にビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を購入する時は、「取引所形式」を利用するほうが取引手数料+スプレッドにかかるコストを抑えられます。

そして日本円の入金はできるだけネットバンクから入金すると良いでしょう。GMOコインとBITPintでは複数のネットバンキングに対応しています。また楽天ウォレットは楽天銀行と提携しているので、楽天銀行からの入金は無料です。手数料を無視して煩雑に入金してしまうと、不要なコストが負担となります。自分にあった仮想通貨取引所を選ぶことで、コストを抑えるようにしましょう。

③コストをなるべく抑えたい方に、おすすめの仮想通貨取引所

3-1. 即時入金サービスを導入しているGMOコイン

bitFlyer
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。GMO証券などを抱えるグループ企業として、その金融サービスの運営ノウハウはGMOコインのシステムにも活かされています。

GMOコインでは、提携しているインターネットバンキングから24時間いつでも手数料無料での即時入金が可能です。リアルタイムで余力口座に反映されるので、すぐに取引したい人にとって便利です。即時入金に対応しているネットバンキングは、GMOあおぞらネット銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、PayPay銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行です。またGMOコインの出金手数料は無料な点もおすすめのポイントです。

取引サービスは、取引所(現物取引)・取引所(レバレッジ取引)・販売所・暗号資産FXの4つを設けており、全体で14種類の仮想通貨を取り扱っています。多くのユーザーのニーズにマッチすることもあり、GMOコインの口座数は37.4万件を越えています(GMOフィナンシャルHD、2021年12月期第1四半期決算資料より)。

特に、取引所(現物取引)ではメイカー注文にマイナス手数料を採用しています。マイナス手数料は取引すればするほど手数料を得ることができる制度なので、頻繁にトレーディングしたい方にとって重宝すると思います。

    【GMOコインが取り扱っている仮想通貨】

  • ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、XRP、ライトコイン、ネム、ステラルーメン、ベーシックアテンショントークン、オーエムジー、テゾス、クアンタム、エンジンコイン、ポルカドット、コスモス

3-2. 取引所の合計取引量が国内No.1のビットバンク

仮想通貨取引所・販売所のbitbank
bitbankはビットバンク株式会社が運営する暗号資産取引所です。「販売所形式」と「取引所形式」の両方のサービスを提供しており、取引所では9種類の仮想通貨を取扱っており、BTC建てを含むと17銘柄を取引できます。bitbankは早期から板取引を提供してきただけでなく、チャート分析ツールのTradingViewやマイナス手数料の採用などでトレーダー目的のユーザーを獲得しており、合計取引量では国内No.1※を誇っています。※2021年2月14日 CoinMarketCap調べ

bitbankの入出金手数料は一般的です。GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行に対応しており、銀行への入金時の振込手数料がユーザー負担になります。また出金手数料は550円と3万円以上は770円となります。取引所はメイカー注文がマイナス手数料(-0.02%)となっているので頻繁にトレーディングする方におすすめです。

    【bitbankが取り扱っている仮想通貨】

  • ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、モナコイン、ステラルーメン、クアンタム、ベーシックアテンショントークン、オーエムジー

3-3. 各種手数料が無料のBITPoint

仮想通貨取引所・販売所のBITPoint
BITPointは、株式ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨取引所ですBITPointは、株式ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨取引所です。BITPointでは7種類の仮想通貨を、販売所、取引所、レンディングサービスで取り扱っています。その中でもトロン(TRX)は同社だけが取り扱っており、2021年8月下旬には国内で初めてエイダコイン(ADA)の取扱いも開始します。

また日本円の即入金や現物取引、レバレッジ取引、仮想通貨の入出庫など各種サービスが手数料無料で利用できるといった特長があります。これから仮想通貨投資を始めたいと考える方にもおすすめな取引所となっています。

BITPointが提携しているインターネットバンキングの口座から手数料無料で即時入金ができ、リアルタイムで余力口座に反映されます。24時間いつでも入金が可能なので、仮想通貨をすぐに取引したい時に便利です。提携しているネットバンキングは、PayPay銀行、住信SBIネット銀行、イオン銀行です。またBITPointはモアタイムシステム参加金融機関からの24時間365日の日本円入金が可能です。こちらの振込手数料はユーザー負担となります。出金時には銀行振込手数料がかかるため、出金依頼額から差し引かれることになります。

同社が提供する取引所「BITPOINT PRO」は取引手数料が無料となっていますが、先述のビットバンクやGMOコインに比べてスプレッドが広い場合があります。それでも注文サイズが大きく無い限り、初心者でもコストを抑えられるでしょう。

    【BITpointが取り扱っている仮想通貨】

  • ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、モナコイン、ステラルーメン、クアンタム、ベーシックアテンショントークン、トロン、エイダコイン(8月下旬に開始予定)

④まとめ

仮想通貨は500円や1,000円といった少額から始めることができますが、だからといって細かく何度も入金していると振込手数料が膨らんでしまいます。取引手数料も振込手数料も少額ですが、何も考えずに利用していると、思ったよりも負担が膨らんでいるかもしれません。ネットバンキングの口座を持っている方は、即時入金サービスを手数料無料で利用できるGMOコインやBITpointを利用すると良いでしょう。

仮想通貨の取引手数料はそれぞれ異なります。マイナス手数料はお得ですが、板に注文を並べるように指値注文を出す必要があるので、注意も必要です。初心者の方は難しく感じるかもしれませんが、手数料を抑えたい方は取引所形式の使い方からちょっとずつ理解していくと良いでしょう。

仮想通貨取引所では緊急メンテナンスやハッキングなどのリスクを考えて、複数の取引所に資産を分散させることは一般的です。口座開設は無料でできるので、気になっている方はこれを機に各社のサービスをチェックしてみましょう。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。