DMM Bitcoinとビットバンクの特徴や機能を徹底比較【仮想通貨(暗号資産)取引所】

ビットコインを始めとする仮想通貨(暗号資産)が高騰する中で、仮想通貨取引所間の競争も激化しています。ユーザーにとって便利なサービスが整ってくる中、複数の企業で口座を開いておいて目的別に使い分けている方も少なくありません。ここでは、DMM Bitcoinとbitbank(ビットバンク)について機能や手数料、取引通貨などサービス内容を比較することで、どのようなことができるのか分析していきたいと思います。

目次

  1. DMM Bitcoinの特徴・機能まとめ
    1-1.国内最多となるアルトコイン銘柄でのレバレッジ取引が可能
    1-2.投資経験者が慣れ親しみのある高機能な取引ツールを採用
    1-3.スプレッドを緩和する独自機能「BitMatch注文」
  2. ビットバンクの特徴・機能まとめ
    2-1.メイカー手数料が-0.02%、リベートがもらえる
    2-2.現物取引量として国内No. 1の実績
    2-3.最大年率3%の「仮想通貨を貸して増やす」サービス
  3. DMM Bitcoinとビットバンクの取扱通貨・手数料を徹底比較
  4. まとめ

①DMM Bitcoinの特徴・機能まとめ


「DMM Bitcoin」は株式会社DMM.comのグループ会社であるDMM Bitcoinが運営する暗号資産取引所です。DMMグループが培ってきた金融サービスのノウハウを活用し、株式などの金融商品取引経験のある投資家が利用しやすい取引サービスを提供している特徴があります。

DMM Bitcoinは2Wayプライス方式の「販売所」に特化しており、現物取引とレバレッジ取引を提供しています。レバレッジ取引の取扱い仮想通貨は15種類で、アルトコインのトレーディングも可能です。同社は規制準拠と顧客への安全なサービス提供を重視しており、トレーディング機能開発にリソースを注いでいます。新たな注文方式の導入により販売所のスプレッドの課題を緩和するなど、金融ノウハウを活かした事業展開が魅力となっています。

1-1. 国内最多となるアルトコイン銘柄でのレバレッジ取引が可能

DMM Bitcoinは、Bid(売値)とAsk(買値)が提示される販売所方式のみを採用しており、仮想通貨の「現物取引」と「レバレッジ取引」を提供しています。イーサリアムやXRPといった主要なアルトコインの他、国内で人気の高いネムやモナコインなどで2倍のレバレッジをかけた取引が可能です。BTC建ての取引にも対応していることも特徴です。

1-2. 投資経験者が慣れ親しみのある高機能な取引ツールを採用

DMM Bitcoinの取引システムはレイアウトをカスタマイズでき、チャートや取引画面、ポジション管理など、各種項目を配置できます。テクニカル指標や比較チャートを使った相関分析・データ差分分析などを備えています。また、iOSとAndroid対応のスマートフォンアプリもPC版取引システムと同等の取引が可能です。4分割マルチチャートに対応しており、ワンタップで新規・決済・ドテン注文を実行できる「スピード注文」も利用できます。

1-3. スプレッドを緩和する独自機能「BitMatch注文」

一般的に販売所方式は買値と売値の価格差(スプレッド)が大きい傾向があります。DMM Bitcoinはスプレッドを解消するために、独自機能「BitMatch注文」を現物取引とレバレッジ取引の両方に導入しています。BitMatch注文は、発注から30秒以内に顧客の注文がマッチングした場合に、販売所で提示される買値と売値のミッド(仲値)価格で取引が成立します(ただし、30秒以内に他の注文と対当しなかった場合は、成行にて時価で約定します)。BitMatch注文により、同時間帯でのトレーダー同士の注文が仲値でマッチングすることで販売所と取引所のハイブリッドのような仕組みで取引できます。

②ビットバンクの特徴・機能まとめ

仮想通貨取引所・販売所のbitbank

ビットバンク(bitbank)はビットバンク株式会社が運営する仮想通貨取引所です。ビットバンクは初心者にとって使いやすい「販売所」だけでなく、板取引が可能な「取引所」サービスも提供しており、全部で14種類の仮想通貨を取り扱っています。TradingViewやマイナス手数料(メイカー取引)の採用などトレーダーにとって有益な仕組みを提供しており、現物取引量としては国内No.1の実績(2021年2月14日 CoinMarketCap調べ)を誇っています。

2-1. メイカー手数料が-0.02%、リベートがもらえる

ビットバンクの取引所では、メイカー(注文が取引板に並ぶことにより、市場の流動性を作る取引のこと)の手数料が-0.02%、テイカー(注文が取引板に並んだ既存の注文と約定することにより、市場から流動性を取り除く取引のこと)の手数料が0.12%に設定されています。メイカー取引をするほど手数料のリベートを受取れる仕組みになっています。

2-2. 現物取引量として国内No. 1の実績

ビットバンクの現物取引量としては国内No.1※の実績があり、ビットコインなどの仮想通貨を「売りたいときに売りやすく、買いたいときに買いやすい」サービスとなっています。取引画面は使いやすさを追求したデザインとなっており、初心者の方でも簡単に仮想通貨の売買ができるでしょう。さらに70以上のテクニカル分析が使えるチャート「TradingView」を搭載しており、本格的なトレードも可能です。※2021年2月14日 CoinMarketCap調べ

2-3. 最大年率3%の「仮想通貨を貸して増やす」サービス

ビットバンクの「仮想通貨を貸して増やす」サービスは、ユーザーが保有する仮想通貨をビットバンクに貸し出し、利用料を受取れるものです。貸出期間は1年間、最大年率は3%となっており、長期保有を決めている投資家にとってお得なサービスです。「仮想通貨を貸して増やす」はビットバンクの取扱い全通貨の貸出に対応しています。

③DMM Bitcoinとビットバンクの取扱通貨・手数料を徹底比較

取扱通貨

DMM Bitcoin ビットバンク
販売所

15種類:ビットコイン、イーサリアム、リップル(XRP)、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、ステラルーメン、モナコイン、オーエムジー、イーサリアムクラシック、エンジンコイン、トロン、ジパングコイン、アバランチ、チリーズ

18銘柄:ビットコイン、イーサリアム、エックスアールピー、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、ステラルーメン、モナコイン、クアンタム、オーエムジー、チェーンリンク、シンボル、メイカー、ボバ、エンジンコイン、ポリゴン、ポルカドット、ドージコイン

取引所 対応なし

20銘柄:ビットコイン、イーサリアム、エックスアールピー、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、ステラルーメン、モナコイン、クアンタム、オーエムジー、チェーンリンク、シンボル、メイカー、ボバ、エンジンコイン、ポリゴン、ポルカドット、ドージコイン、アスター、カルダノ

レバレッジ取引

22種類:ビットコイン、イーサリアム、リップル(XRP)、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、ステラルーメン、モナコイン、ネム、クアンタム、オーエムジー、イーサリアムクラシック、エンジンコイン、シンボル、テゾス、ポルカドット、IOST、トロン、エイダ、ジパングコイン、アバランチ、チリーズ

対応なし

各種手数料

DMM Bitcoin ビットバンク
取引手数料(現物) 無料(実質的に数% の手数料を含んだ購入・売却価格が提示されている)

BitMatch取引手数料:¥2

取引所:メイカー:-0.02%、テイカー:0.12%
販売所:無料(実質的に数% の手数料を含んだ購入・売却価格が提示されている)
最小注文数量(BTC) .0001 BTC(BitMatch注文を除く) 販売所:0.00000001 BTC
取引所:0.0001 BTC
日本円入金手数料 無料(銀行振込手数料はユーザー負担)
クイック入金:無料(5,000円以上、1億円未満)
無料(振込手数料はユーザー負担)
日本円出金手数料 手数料無料(2,000円~/1日1回) 550円/770円(3万円以上)
仮想通貨出庫手数料 無料 BTC:0.0006BTC
イーサリアム:0.005ETH
XRP:0.15XRP
ビットコインキャッシュ:0.001BCH
ライトコイン:0.001LTC
モナコイン:0.001MONA
ビットコインキャッシュ:0.001BCH
ステラルーメン:0.01XLM
クアンタム:0.01QTUM
ベーシックアテンショントークン:21BAT
オーエムジー:2OMG
シンボル:2XYM

*2021年11月時点の情報です。最新情報に関しては上記サイトをご覧ください。

④まとめ

DMM Bitcoinとビットバンクを比較してみましたが、DMM Bitcoinはレバレッジ取引、ビットバンクは現物取引に定評のある仮想通貨取引所です。DMM Bitcoinは現物資産の取扱いを6種類に絞り、その分のリソースを「BitMatch注文」などトレーディング機能の開発に割いていると言います。BitMatchは販売所のスプレッドの課題を解決するための注文です。ビットバンクは国内で老舗企業であり、過去にはリップル(XRP)の保有量や取引量で世界一になった実績があります(2018年5月)。現在でもアルトコインの現物取引を行う際にはチェックしておきたい企業です。

どちらも口座開設はスマホアプリから無料でできるので、気になる方はこれを機に2つの仮想通貨取引所をチェックしてみてください。ご自身の好みに合ったツールでまずは仮想通貨投資を始めてみましょう。慣れてきた時にそれぞれ独自のサービスを使い分けても良いでしょう。複数の取引所に資産を分散させることで、また緊急メンテナンスや取引制限、ハッキングなどのリスク分散にもなります。口座開設は無料でできるので、気になっている方はこれを機に各社のサービスをチェックしてみましょう。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。