DMM Bitcoinの暗号資産取引ツールや特徴、利用の際の注意点について徹底解説

今回は、DMM Bitcoinについて、大手仮想通貨取引所トレーダーとしての勤務経験を持ち現在では仮想通貨コンテンツの提供事業を執り行う中島 翔 氏(Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12)に解説していただきました。

目次

  1. DMM Bitcoinの概要
  2. DMM Bitcoinの特徴
  3. トレーダー視点での使い方
  4. まとめ

日本の仮想通貨(暗号資産)取引所も海外の取引所から国内の取引所までさまざまな取引所が仮想通貨交換業を取得し日本の市場に参入しています。その中でも今回は取引手数料や入金手数料など、ほとんどの手数料が無料(BitMatch取引手数料を除く)で、多くのトレーダーから支持を得ている仮想通貨取引所DMM Bitcoinの解説をします。

①DMM Bitcoinの概要

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DMM Bitconは株式会社DMM Bitconが運営する2016年11月に設立された仮想通貨取引所です。名前からも分かるようにオンラインエンターテイメントプラットフォームでよく知られた株式会社DMM.comのグループ会社です。

それでは、DMM Bitcoinの概要について解説していきます。

基本的な取引所のスペック

DMM Bitcoinの2021年6月1日現在の取り扱いコインは以下の12種類となります。

【取引所/レバレッジ取引】取扱いコイン12種類

ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ネム(XEM)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアムクラシック(ETC)、モナコイン(MONA)、ステラルーメン(XLM)、クアンタム(QTUM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、OMG ※2021年6月現在

決済通貨としてJPYやBTCの2種類を使用でき、銘柄の組み合わせは19種類と国内最多となっています。

【販売所/現物取引】取扱いコイン

ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP) ※2021年6月現在

現物取引ができるコインはかなり少なく、レバレッジを使った取引がメインの仮想通貨取引所と言えます。

最低取引数量/最大取引数量

最低取引数量と最大取引数量は通貨ペアによって異なります。最低数量は、通貨ペアにより0.01単位か0.001単位となります。ビットコインの場合、0.001単位のため、BTC/JPYの場合は、6,355.7円から取引を行う事が可能です。 (※1BTC=6,355,700円の場合)

最大取引数量に関しては、現物、レバレッジ共にビットコインの場合で3BTCと、かなり小さな設定にはなっていますが保有上限はありません。レバレッジ1倍だとしても約1,800万円と、他の仮想通貨取引所に比べて相対的に小さいロット数となりますが、ほとんどの個人トレーダーの方にとっては問題のないレベルではないでしょうか。

レバレッジ

DMM Bitcoinは最大2倍のレバレッジを使用して取引ができます(2021年6月時点)。これはビットコインに限らず全てのアルトコインにも適用されます。

レバレッジ取引をする際は証拠金維持率が50%を下回った時にロスカットされます。また、日を跨いでポジションを保有した際は、レバレッジ手数料として建て玉の0.04%が1日毎に必要となります。

スプレッド

スプレッドとは売値(=Bid)と買値(=Ask)の差額のことを指します。スプレッドに関しては取引通貨毎に違いますが、私が調査したタイミングにビットコインで0.06%、イーサリアムで0.98%、リップルで1.0%、スプレッド手数料が最も高いネムで3.62%となっています。DMMではスプレッドを固定するキャンペーンなどが、度々行われてますので、そのような時に取引回数を増やすという利用の仕方も考えられます。

②DMM Bitcoinの特徴

次にDMM Bitcoinの特徴を解説します。

最短1時間のスピード口座開設

DMM Bitcoinの口座開設は、「スマホでスピード本人確認」を使うことで非常に簡単かつ素早くできるようになっています。人員拡充による審査体制を強化し、口座開設申込の受領から審査完了までの所要時間は、最短10分(標準所要時間:20分)まで短縮されています。その後、入金をすればすぐに取引ができるようになっており、申し込みの完了から取引までに最短1時間を実現しています。

出入金など各種手数料が無料

DMM Bitcoinでは、取引手数料、口座開設手数料、口座維持手数料、出金手数料、ロスカット手数料、クイック入金サービスなど様々な手数料が無料です。但し、BitMatch手数料やスプレッド、ポジション管理手数料は別途発生します。

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特に仮想通貨の送金手数料がかからないという点は他の取引所との仮想通貨のやり取りもし易くなるため、DMM Bitcoinで取り扱いのない銘柄や、取引所外のウォレットへの転送などを考えても非常に使い勝手の良いサービスです。

スプレッド手数料を半額にできる独自のBitMatch注文

DMM Bitcoin独自の機能であるBitMatch注文は、発注から30秒以内に顧客の注文がマッチングした場合、販売所で提示される中値で取引が成立する注文です。

スプレッドは売値と買値の差のため、その中心の中値で取引ができることから、結果的にスプレッド手数料が半額になります。なお、30秒以内にマッチングしなかった場合は成り行きで約定します。

BitMatch注文は現物取引とレバレッジ取引の両方で利用することができます。

高機能な取引ツール

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DMM Bitcoinの取引ツールはPCとスマホブラウザ、及びスマホアプリ版があり、無料で利用できます。仮想通貨取引所としては様々な注文方法に対応していて、指値・逆指値、成行はもちろん OCO、IFD、IFO注文などが可能です。また、テクニカル指標も多数搭載し上級者にも使いやすい仕様です。

安定感のある取引を実現

DMM Bitcoinは約定力が非常に高く、相場の大きな急変があった際でもスプレッドが相対的に大きくならずに取引できます。 この安定感はデイトレーダーには非常に重要なポイントとなります。

LINE@を活用したカスタマーサポート

DMM Bitcoinでは、LINE@を使用した365日対応のカスタマーサポートがあります。その評判が非常に良く、初心者でも利用しやすい仮想通貨取引所となっています。

③トレーダー視点での使い方

最後にDMM Bitcoinの特徴をトレードにどう活かせば良いのかという点について解説します。

デイトレードに最適

DMM Bitcoinはスプレッド手数料が高いので、スキャルピングには向きません。しかし、全ての取引通貨でレバレッジが2倍まで使えることや出入金にかかる手数料の安さを考えるとデイトレードに最適な仮想通貨取引所といえます。

また、注文方法の豊富さもデイトレードにはぴったりです。指値・逆指値だけではなく、OCO・IFO・IFEはデイトレーダーには欠かせない機能です。

現物よりもレバレッジを使用したFXトレード用

国内仮想通貨取引所の中では、最も取引できる通貨ペアが18種類と多いのがDMM Bitcoinです。通貨ペアの多さというのは取引チャンスを多さにもつながります。また、ロスカットまでの証拠金維持率が50%というのもトレーダーにとっては有利に働くことが多い設定です。

④まとめ

デイトレードでレバレッジをかけて仮想通貨で利益を上げたい方に非常にオススメできるDMM Bitcoinです。DMM Bitcoinの口座のスピードを本人確認を利用してこれから1時間後に仮想通貨取引を始めることもできるため、まだ仮想通貨取引をしたことのない方はDMM Bitcoinで仮想通貨取引を始めてみてはいかがでしょうか。

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中島 翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12