DeCurret(ディカレット)とTAOTAOはどっちがおすすめ?機能や手数料・取扱通貨を徹底比較

最近は仮想通貨交換業者が増えてきており、数多くある取引所の中からどの取引所を選べばよいか迷うこともあると思います。2019年には大手企業が出資している仮想通貨取引所が2つ営業を開始しました。

4月に開業したDeCurret(ディカレット)は複数の東証一部上場企業から出資を受けており、国内仮想通貨交換業者では最大の資本金86.28億円を集めています。5月にスタートしたTAOTAOはインターネット大手Zホールディングス(旧ヤフー)の投資会社Zコーポレーションが出資する仮想通貨取引所です。どちらも日本の上場企業が出資している点で信頼度が高い取引所です。

ここでは2つの取引所の機能や手数料、取扱通貨などを比較しながら、特徴を解説していきます。

目次

  1. 仮想通貨取引所DeCurretの特徴・機能
    1-1. 現物取引は9ペア、指値注文もできる販売所
    1-2. 「両建て」や「スピード注文」などレバレッジ取引が便利
    1-3. 仮想通貨で電子マネーチャージができる
  2. 仮想通貨取引所TAOTAOの特徴・機能
    2-1. スマホアプリから現物取引とレバレッジ取引が可能
    2-2. 本格的なトレード向けの注文機能、分析ツール
    2-3. 最先端セキュリティ技術WAFを導入した安全の資産管理
  3. DeCurretとTAOTAOの取扱通貨・手数料など徹底比較!
    3-1. 取扱仮想通貨の比較
    3-2. 各種手数料の比較
    3-3. ロスカットルール、証拠金対応通貨
    3-4. 注文方法
  4. まとめ

①仮想通貨取引所DeCurretの特徴・機能

仮想通貨取引所・販売所のDeCurret(ディーカレット)
「DeCurret(ディーカレット)」は、オンラインブローカー(FX/証券/銀行)向けFXプラットフォームを提供する株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)と各業界の代表的な企業との合弁会社である株式会社ディーカレットが運営する仮想通貨取引所です。

DeCurretには伊藤忠商事株式会社や東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)などの大手企業、株式会社三井住友銀行や株式会社三菱UFJ銀行などのメガバンクも出資しており、外部企業と連携してデジタル通貨の価値移転・交換サービスを構築しています。DeCurretでは、メールとチャットのカスタマーサポートを提供しており、土日祝日も対応しているので初心者でも安心してサービスを利用できます。

1-1. 現物取引は9ペア、指値注文もできる販売所

DeCurretは「販売所」で現物取引と最大4倍のレバレッジ取引を提供しています。取り扱い通貨は人気の5種類(ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン)です。また現物取引では日本円だけでなくビットコインで各通貨を購入することもできます。

DeCurretでは販売所でありながら、「指値」、「逆指値」といった条件注文も利用できるので、利益・損失確定を事前に設定できます。現物取引の最低注文数量は0.0001 BTC(約100円;3月時点)と少額から投資を始める方にも適しています。また、TAOTAOと同様に販売所の「スプレッド」は常に表示されているため、利用者が割高な手数料に気づかずに取引してしまうことも防げます。

1-2. 「両建て」や「スピード注文」などレバレッジ取引が便利

DeCurretはレバレッジ取引専用のスマホアプリを提供しており、最大9種のテクニカル指標を同時表示でき、チャート画面からワンタップでトレード画面へ高速切り替えができるなど、レバレッジ取引のストレスを軽減するための工夫が施されています。

レバレッジ取引は5種類の条件注文に対応しており、ワンタップで新規・決済・ドテン注文が可能な「スピード注文」をはじめ、成行注文、指値注文、逆指値注、OCO注文が利用できます。DeCurretでは買い注文と売り注文を同時に保持する「両建て」が備わっており、中期的に買いポジションを取りながら短期的に売りポジションを取るような戦略も可能なため、トレードのチャンスが広がる利点があります。

1-3. 仮想通貨で電子マネーチャージができる

DeCurretは独自の商品開発を強めていますが、代表的なサービスの一つに仮想通貨の電子マネーへのチャージ機能があります。DeCurretで保有している5 種類の仮想通貨を「au WALLETプリペイドカード」「楽天Edy」「nanaco」の電子マネーにチャージすることができます。最低金額は1,000円から、3,000円以上のチャージ手数料は無料です。10円単位でのチャージ申請が可能で、毎月の申請上限は10万円です。

②仮想通貨取引所TAOTAOの特徴・機能

TAOTAOは、Zホールディングス(旧ヤフー)の関連会社であるTaoTao株式会社が運営する仮想通貨取引所です。日本の大手インターネット検索大手ヤフーの投資会社Zコーポレーションが資本参加しています。

TAOTAOの代表取締役を務める荒川佳一朗氏はヤフーグループのワイジェイFX株式会社の代表を就めた経歴があるなど、TAOTAOのサービスでは随所でFX(外国為替証拠金取引)由来の知見が活かされています。サイバーリスクへの対策も強化されています。TAOTAOは、日本円の入出金、仮想通貨の入出庫が手数料無料で利用できるので、気軽に仮想通貨投資を始めてみたい方におすすめです。

2-1. スマホアプリから現物取引とレバレッジ取引が可能

TAOTAOの販売所は、現物取引(ビットコイン、イーサリアム)とレバレッジ取引(ビットコイン、イーサリアム、XRP、ライトコイン、ビットコインキャッシュ)を提供しており、スマホアプリで現物/レバレッジ取引の両方を利用できます。

販売所の提示価格は通常、相場の急変時に買値(Ask)と売値(Bid)の差「スプレッド」が広がる場合がありますが、TAOTAOではそうしたスプレッドが表示されています。この仕組みにより、ユーザーは不利な相場環境での取引を踏みとどまり、スプレッドの小さい時期を選んで少しでも多くの資産を取引できます。

2-2. 本格的なトレード向けの注文機能、分析ツール

TAOTAOでは、現物/レバレッジ取引、及びPC/スマホ版でそれぞれ利用できる注文機能が異なります。例えば現物取引の場合は、PC版取引ツールで「ストリーミング注文、指値注文、逆指値注文、OCO」、スマホアプリからは「いますぐ注文(ストリーミング注文)、予約注文(指値注文、逆指値注文)」が利用できます。外出先からもスマホでストレスを感じることなくトレードできるように設計されています。

さらに同社の「Trade Blotter(トレードブロッター)」では、レバレッジ取引参加者の「未決済建玉、指値、歩み値」の準リアルタイムデータをレポーティングしています。1時間ごとに30分前の情報が更新されるので、ポジション動向を分析してトレード戦略に役立てることができます。

2-3. 最先端セキュリティ技術WAFを導入した安全の資産管理

TAOTAOは、サイバー攻撃から利用者個人の資産や自社の資産を守るクラウド型「WAF(ウェブアプリ・ファイアーウォール)」のほか、24時間365日のセキュリティシステムの監視・運用を行う「マネージドセキュリティサービス for Incapsula」を導入しています。これにより、システムやネットワーク侵害による仮想通貨不正送金などの被害を抑えるための、セキュリティ対策を講じています。

また、2段階認証を設定した口座を対象とした「なりすまし」による損害について、1回の請求で最大100万円を補償しています。なりすましのリスクには、主にログインIDやパスワードの盗難での不正ログインによる不正出金があります。

③DeCurretとTAOTAOの取扱通貨・手数料など徹底比較!

3-1. 取扱仮想通貨の比較

DeCurret TAOTAO
販売所(現物) ビットコイン
イーサリアム
XRP
ビットコインキャッシュ
ライトコイン
ビットコイン、イーサリアム
レバレッジ取引 ビットコイン
イーサリアム
XRP
ビットコインキャッシュ
ライトコイン
ビットコイン、イーサリアム、XRP、ライトコイン、ビットコインキャッシュ
最小注文数(BTC) 0.001BTC 0.001BTC

3-2. 各種手数料の比較

DeCurret TAOTAO
取引手数料(取引所) 取引所:なし 取引所:なし
取引手数料(販売所) 無料(実質的に数% の手数料を含んだ購入・売却価格が提示されている) 無料(実質的に数% の手数料を含んだ購入・売却価格が提示されている)
レバレッジ手数料 建玉金額の0.04%/日 建玉金額×0〜0.041%/日
日本円出金手数料 275円 無料
仮想通貨出金手数料 BTC:0.0004BTC(〜5BTCまで)
ETH:0.0021ETH(~50ETHまで)
BCH:0.0002BCH(〜10BCHまで)
LTC:0.001LTC(〜100LTCまで)
XRP:0.01XRP(〜20,000XRPまで)
※ブロックチェーン情報が更新され次第、即座に反映
無料

3-3. ロスカットルール、証拠金対応通貨

DeCurret TAOTAO
レバレッジ倍率 最大4倍 4倍
ロスカット発生 証拠金維持率100%以下 証拠金維持率80%以下
証拠金利用通貨 日本円 日本円、ビットコイン 、イーサリアム

3-4. 注文方法

DeCurret TAOTAO
成行、指値、OCO、逆指値注文、スピード注文
IFD、ストリーミング注文、IFO、注文一括決済 ×
両建て ×

※2020年3月時点の情報となります。最新情報に関しては上記サイトをご覧ください。

④まとめ

取り扱い通貨数もレバレッジ取引の注文機能もDeCurretの方が、数多く備えているように見えます。電子マネーへの交換機能などここでしか利用できないサービスも備えています。東証一部上場企業か出資しており、仮想通貨投資に不安を感じる方にとっても安心して利用できる仮想通貨取引所と言えるでしょう。

TAOTAOは特にレバレッジ取引の運営体制が評価されているように見えます。日本円の入出金手数料は無料であり、レバレッジ手数料は「建玉金額×0〜0.041%/日」とされ、独自の算式によって1週間単位で切り替えています。

どちらの取引所も多機能ですが、取引画面やスマホアプリは投資初心者にも使いやすいようにデザインされています。DeCurretもTAOTAOも口座開設は無料で出来るので、まずは触ってみてご自身の好みに合った取引所を利用することをおすすめします。両社の良いところを用途に応じて使い分けるのも良いでしょう。これを機にぜひ確認してみてください。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。