CryptoGTの評判は?メリット・デメリットを徹底解説

筆者は仮想通貨取引所でトレーダーを行なっていましたが今でも個人投資家として仮想通貨は毎日欠かさずチェックしています。日本のユーザーでも仮想通貨取引所は海外の仮想通貨取引所で行うのが一般的になりつつなる中、海外の取引所は抵抗がある方も多いことでしょう。しかし日本がこれだけハッキング等被害を受けている中「日本の仮想通貨取引所=安心」という方程式は成り立たないことをなんとなく察している方も多いのではないでしょうか。

今回は日本で1年ほど運営している実績のある取引所CryptoGTについてフォーカスし、メリット、デメリット等を詳細にご紹介していきます。

CryptoGT

目次

  1. CryptoGTってどんな会社?
  2. CryptoGTのメリットは?
    2-1. レバレッジ500倍
    2-2. 証拠金としての仮想通貨の種類が豊富
    2-3. カスタマーサポートが日本語対応
    2-4. 追証なし
    2-5. 通貨ペアがレバレッジ取引所では世界一
    2-6. MT5対応
    2-7. 約定拒否が少ない
  3. CryptoGTのデメリット
    3-1. 日本円での出金は不可
    3-2. UI/UXに改善の余地
    3-3. 証拠金維持率の設定が高い

CryptoGTってどんな会社?

最初にCryptoGTってどのような会社なのかをご紹介していきます。CryptoGTの運営会社はHatio Ltdという会社が運営しています。CryptoGTはHatio Ltdのサービスプラットフォームの名称ということです。

この会社の法人登記はマーシャル諸島と記載されています。運営会社であるHatio Ltdの所在地はキプロスと呼ばれる地中海の島国です。海外のオフショアFX業者が本社を構えていることでも有名な国となっています。

創業メンバーはオフショアのFX証券会社では有名なXM証券の創業メンバーが作っています。CEOのAndreas Pouroutis氏とCOOのIoannis Savvias 氏でこんな方達です。

以下では、CryptoGTのメリット・デメリットについてそれぞれ詳しく見ていきましょう。
CryptoGT メリット デメリット

CryptoGTのメリットは?

レバレッジ500倍

CryptoGT レバレッジ
最初にcryprtoGTの最大の特徴としてこの大きなレバレッジがあります。ここは以前まで200倍までを最大のレバレッジとしていましたが、2019年に500倍まで最大のレバレッジを引き上げました。

つまり1万円分の証拠金となるBTCを入金すれば、500万円分の取引を行うことができるというわけです。しかし逆に少しでも反対方向に相場が動くと一瞬で証拠金はなくなるレバレッジとも言えます。0.2%動くと1万円分の証拠金は消えることになるためロスカット水準を考えると最大レバレッジで取引することは危険と言えるでしょう。

レバレッジを味方につけることはトレーダーとして必須ですが、過度にレバレッジを取る必要がないことも覚えておきましょう。よくあるフレーズでいうと「ご利用は計画的に」ということになります。レバレッジが大きいということは評価損にもある程度耐えれるということです。そのためスワップ狙いの中長期取引のプレイヤーにとってとても利用しやすいという声も聞かれます。

マーケットでは、たまに大きく個人投資家のロスカットが入って瞬間風速的に大きく値動きが発生することがあり、ここで度々自分のポジションが切らされてその後に反発して上昇するということも珍しくありません。

このアクシデントにような事態を避けるために、レバレッジが大きい取引所を利用するというのはとても理に適っていると言えるでしょう。リスクを過度に取るためのレバレッジではなく、リスク管理を上手に行うためのレバレッジと考えてください。

証拠金としての仮想通貨の種類が豊富

CryptoGTのメリットとして次にご紹介するのは、証拠金として充当できるのがビットコインだけではないということです。海外のレバレッジ仮想通貨取引所であるBITMEXとかbybitとかは基本的にBTCを証拠金として充当できますが、CryptoGTではビットコインを含めてXRPやイーサリアム、モネロやビットコインキャッシュ等様々なアルトコインも証拠金として利用することが可能となっています。

例えば、日本ではリップラーと呼ばれるリップル保有者がとても多い国として認識されていますが、このXRPは現在塩漬けにしている方が多いと思います。そこで、XRPをCryptoGTに証拠金として充当し、CryptoGTの中でXRPJPYをロングすることでレバレッジを大きくし値上がりした場合における損失の改善幅が一気に早くなるということです。証拠金として保有している現物のXRPの価値が上昇しながらCFDで取引しているXRPJPYの為替差益も享受できるため、日本のリップラー達には強い味方となるでしょう。

XRPだけでなくても、そのほかの仮想通貨で塩漬けにしている通貨があればここでCryptoGTに証拠金で入金し同じ通貨ペアを仮想通貨FXでリスクをとれば早めに損失が取り戻せるかもしれません。当然逆に行くと一気に証拠金を失うこともありますのでリスク管理には注意しましょう。

証拠金として充当できる通貨は下記となっています。


カスタマーサポートが日本語対応

この特徴はCryptoGTの現在のユーザーからもとても定評があり、同取引所の信頼感に繋がっている点でもあります。CryptoGTのカスタマーサポートは日本語対応が可能であり、またメールも備えつつ、なんとリアルタイムチャットで質問が可能となっています。基本的にチャットで質問を行うと15秒以内に最初のレスポンスが返ってくると言われています。

それが事実なのか筆者自身も口座開設を行い試したところなんと5秒程度で返信が返ってきました。最初はAIかなんかが反応しているのかと思っていましたがヒアリングしたところAIではなく手作業で行っているとのことで、これはカスタマーサービスに重きを置いていると言っている理由がとても理解できるサポートと感じました。

読者でもしも本当にレスポンスが返ってくるのか気になれば一度試してみてください。この早さは他の取引所は真似できない早さとなっています。

追証なし

追証とは突発的に相場が急変動が起きて証拠金維持率を下回ったり、証拠金を全て失うような位置でロスカットが発動した場合に証拠金を追加で充当することを取引所からユーザーに対して依頼される追加費用のことです。

追証は日本で証券会社が株の信用取引等で行っていることが多いですが、CryptoGTでは追証は行わないということを明記しています。これは言い換えると「証拠金以上のロスが出た場合はCryptoGTで損は請け負います」ということを意味しており、顧客にはその部分を請求しないということになります。

そのため、CryptoGTのユーザーは証拠金以上の損は有り得ないため、大きくポジションを取りたいときは攻めて行くことができるということですね。この制度は「ゼロカットシステム」と呼ばれています。

通貨ペアがレバレッジ取引所では世界一

通貨ペア
CryptoGTの通貨ペアは実は世界一です。大体58種類の通貨ペアを備えており、そこには仮想通貨だけではなく外国為替のFXの通貨ペアであったり、株価指数のインデックス系も取り扱っています。そのためトレーダーとしては取引を行う際に取引ペアに困ることはないでしょう。

むしろ量が多いため、どのペアで取引を行うか迷ってしまうかもしれません。そうした際に注意すべきはCryptoGTは2wayプライスで価格を提示していることです。流動性がある通貨ペアであるBTCUSDやETHUSD等であればスプレッドはある程度狭いのですが、アルトコイン同士の通貨ペアとなると流動性が薄いことからどうしてもスプレッドは広い傾向にあります。

この売りと買いの価格差であるスプレッドは、ある意味トレーダーのコスト部分でもあるため短期売買にはあまり向かないとも言えるでしょう。スプレッドをチェックしてから取引は行うようにしてください。

MT5対応

MT5
MT5というのはメタトレーダー5の略称で外国為替のFXでは世界で人気のトレーディンツールです。CryptoGTではこのツールを採用しており、テクニカル分析を行う上でかなり豊富な材料を揃えていると言えるでしょう。

またメタトレーダーのアプリを利用することでスマートフォンからの取引も可能となっています。外国為替のFXを行っている方であればとても親しみやすいプラットフォームとも言えるでしょう。

約定拒否が少ない

これはBITMEX等板取引で取引を行っているトレーダーが気にする点です。よくあるのが、相場が急変した時に注文が通らず無駄な損を出してしまったというような事例がBITMEXでは度々見られていることです。この点についてはかねて、改善の余地があると指摘されていました。

約定拒否が起きる原因は個人投資家同士の売買を成立させているためですが、CryptoGTはあくまでOTC取引で取引を成立させています。OTC取引とはOver The Counterの略で取引相手は全てCryptoGTということです。つまり、約定はCryptoGTが責任を持って対応しているからこそ約定拒否がないということで、ある程度損も覚悟で取引をしっかりと成立させていると言えるでしょう。

海外の仮想通貨取引所でも販売所程度しかOTC取引はないため、この点はCryptoGTの大きなメリットの一つとも言えます。

CryptoGTのデメリット

ここからはcryptoGTのデメリットについて解説していきます。

日本円での出金は不可

日本円を交換するには日本の金融庁がライセンスを出している仮想通貨取引所しか利用することができません。その免許は日本で営業を行っている仮想通貨取引所に限られていることから、CryptoGTで利益を出した場合は一度日本の仮想通貨取引所に仮想通貨を送金し、そこで日本円に転換するという作業が必要となります。送金手数料は発生しますが、これは避けられません。

UI/UXに改善の余地

次に、インターフェイスの画面や操作をすると感じるのは、慣れるまでに少し時間がかかるということです。これはたくさんの通貨ペアがあったり口座を色々分けられるという機能が多い分、どうしてもユーザーの操作性に負荷がかかってしまうような作りとなっています。

最初はMT5の設定や口座への証拠金の移動等馴染みにくい操作もありますが、一度覚えるとそこまで負担にはなりません。とはいえ、他社比較でも少し見にくいインターフェイスと言わざる得ない状態となっています。

証拠金維持率の設定が高い

最後にデメリットは証拠金維持率が100%と他社と比較しても高いことです。その代わりにレバレッジ500倍がある分バッファーはあるとも言えるため大きなデメリットとも言いにくいですが、他社が証拠金維持率70%や50%で提供している中、100%となるとその分ロスカットが早めに発動してしまうため注意が必要と言えるでしょう。結局は自身のリスク管理の問題にもなりますが、ここはチェックする必要が有りそうです。

まとめ

CryptoGTにはデメリットはいくつかあるものの、日本円に転換できないこと等はBITMEX等海外レバレッジ取引所、または海外の仮想通貨取引所では一般的なことであるためそこまで問題視する人はいないでしょう。UI/UXの部分については慣れが必要になりますので色々なメリットが大きい分最初取引するまでに少し時間はかかるかもしれません。

しかし、使い慣れるととても使いやすい取引所で、売り買いのスプレッドもかなり狭いスプレッドで提供しているため外国為替のFXで慣れている方はとても親しみやすいと言えます。また、MT5ということで外国為替のFXを海外で行っている方は、最初にCryptoGTを選択するトレーダーも多いことや、日本人に対してのカスタマーサポートが手厚いことを考えると利用する価値の高い取引所と言えます。

日本人が一番懸念する入出金に関しては、今まで問題が起きたことはなくこの点も安心材料と言えるでしょう。一度口座開設をして利用し、慣れてくると外すことのできない取引所の一つと言えます。

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中島 翔

中島 翔

学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。 【保有資格】証券アナリスト