仮想通貨は長期的な投資に向いてる?仮想通貨初心者が長期投資する方法

先週、米国で最初のビットコインETF(上場投資信託)がリリースされ、NYSEアーカ(Arca)取引所でプロシェアーズビットコイン戦略ETF(ティッカーBITO)が取引されました。株と同様にビットコインのエクスポージャーを得られるようになったことで機関投資家の資金流入につながると見られており、実際に初日の売買代金は10億米ドル(約1,141億円)を超えて歴代2位を記録しました。今後ますます、ビットコイン及び仮想通貨(暗号資産)市場の成長が期待されるところです。

仮想通貨をこれから投資ポートフォリオに組み込もうと検討している方は、長期的な目線で投資計画を立ててみてはいかがでしょうか。日本の仮想通貨取引所では長期投資に便利な自動積立サービスを設けています。ここでは仮想通貨積立サービスを提供している取引所と、そのサービス内容についてご紹介します。

目次

  1. 国内最多15銘柄で積立投資が可能なCoincheck(コインチェック)
  2. 複数銘柄に少額ずつ積立てできる「GMOコイン」
  3. 購入頻度を3パターンから選べる「DeCurret」
  4. 購入頻度を4パターンから選べるbitFlyer(ビットフライヤー)
  5. まとめ

①国内最多15銘柄で積立投資が可能なCoincheck(コインチェック)

Coincheck
Coincheck(コインチェック)はマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。初心者でも扱いやすい販売所を提供している他、取引所サービスではビットコインを手数料無料で購入できます。取引画面もシンプルで直感的に操作しやすいこともあり、コインチェックは仮想通貨投資の最初の口座として多くの投資家に利用されています。コインチェックのスマホアプリは2021年6月時点に累計ダウンロード数415万を突破しています。

コインチェックの「Coincheckつみたて」は仮想通貨を毎月一定額で積立てることができるサービスです。手数料無料で銀行口座から自動的に引き落とされ、購入まで全て自動で処理されます。対応通貨は販売所に掲載されている15種類です。

ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リスク、XRP、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ステラルーメン、ネム、クアンタム、モナコイン、ベーシックアテンショントークン、IOST、エンジンコイン、オーエムジー(順次追加予定)

Coincheckつみたての積立プランは、「月イチつみたてプラン」と「毎日つみたてプラン」の2種類があります。月イチつみたてプランは毎月27日の入金日から約10日後に一括で買付けるもの、一方の毎日つみたてプランはその月の日数で割り、毎日買い付けるプランです。毎日つみたてプランの方が相場変動を受けにくく、より買付単価を平準化できる仕組みになっています。

毎月の積立金額は「1万円~100万円までの範囲」で、「1,000円単位」で金額を設定できます。月毎に申込締切日、引落日、買付日がスケジュールで決まっており、「利用停止」を申請しない限り、翌月以降も自動的に積立が実行されます。また積立分は数量を設定して、いつでも取引口座へ振替することができます。

②複数銘柄に少額ずつ積立てできる「GMOコイン」

bitFlyer
GMOコインはGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。GMOクリック証券で培った金融サービスのノウハウやセキュリティ体制、取引ツールなどが仮想通貨事業にも活かされています。仮想通貨取引サービスは取引所(現物取引)・取引所(レバレッジ取引)・販売所・暗号資産FXの4つを設けており、アルトコインの板取引・レバレッジ取引が充実しています。初心者から上級者まで幅広いユーザーが利用するGMOコインの口座数は34.1万件を越えています(GMOフィナンシャルHD、2020年12月期第4四半期決算資料より)。

GMOコインの「つみたて暗号資産」は、積み立てる銘柄種類も数量も自由にカスタム可能なので、少額からコツコツ積立購入をはじめられます。対応通貨はGMOコインの販売所で取り扱っている14種類です。

ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、XRP、ネム、ステラルーメン、ベーシックアテンショントークン、オーエムジー、テゾス、クアンタム、エンジンコイン、ポルカドット、コスモス

積立プランは「毎月10日プラン」と「毎日プラン」があり、GMOコインの取引口座の買付余力から自動で買付けます。1回の積立につき最低500円から最大5万円までの範囲で500円単位で設定可能で、積立手数料は無料。「ビットコインとイーサリアムとリップルを少しずつ買い増したい」という方はGMOコインで複数の仮想通貨を少額ずつ積立ることができます。

③購入頻度を3パターンから選べる「DeCurret」

仮想通貨取引所・販売所のDeCurret(ディーカレット)
「DeCurret(ディーカレット)」は、株式会社ディーカレットが運営する仮想通貨(暗号資産)取引所です。ディーカレットでは「販売所」と「取引所」の2つの方式で仮想通貨を売買できます。ディーカレットは伊藤忠商事株式会社や東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)などの大手企業、株式会社三井住友銀行や株式会社三菱UFJ銀行などのメガバンクからも出資を受けており、電子マネーに仮想通貨でチャージできる機能など、主要な企業と連携した独自サービスを構築しています。

DeCurretの「自動積立」サービスは、月々500円から毎月一定額を自動で積み立てることができます。月々1,000万円が上限で1円単位で金額を指定でき、積立手数料は無料です。積立日は「毎日/毎営業日」、「毎週/毎週月曜日」、「毎月/毎月1日」から選択でき、積立実行時に販売所の日本円残高より差し引かれます。銘柄・頻度・金額を指定するだけのかんたん設定で、500円からはじめられるので、初心者の方にもおすすめです。DeCurretの「自動積立」はビットコイン、イーサリアム、XRPの3種類に対応しています。

④購入頻度を4パターンから選べるbitFlyer(ビットフライヤー)


「bitFlyer(ビットフライヤー)」は2014年創業の独立系企業で、日本の主要メガバンク(SMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタルなど)から出資を受けている国内でも有数の仮想通貨取引所です。現物取引以外に証拠金取引や先物取引といったサービスを提供しており、差金決済/先物取引を含むビットコイン取引量は5年連続で国内 No.1の実績を誇ります(Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年- 2020 年の年間出来高)。

ビットフライヤーの「かんたん積立」は通貨・購入頻度・1回あたりの積立金額を設定し、自動的に仮想通貨投資を行えるサービスです。購入頻度は、毎日1回、毎週1回、毎月2回(1日と15日)、毎月1回の4パターンから選択でき、対象となる仮想通貨はビットフライヤーの販売所が取り扱っている13種類となります。

ビットコイン、リップル(XRP)、イーサリアム、テゾス、ステラルーメン、ネム、ベーシックアテンショントークン、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、モナコイン、リスク、DOT

「かんたん積立」は最低1円以上1円単位から暗号資産を積み立てることができるので、初心者も気軽に始められます。積立の上限金額は1回あたり100万円となっています。

bitFlyer(ビットフライヤー)の口コミ・評判・口座開設

⑤まとめ

今回ご紹介した4社では積立サービスを利用するのにかかる手数料が無料なので、長期的な資産形成に利用するのに便利な投資サービスとなっています。

ただし、4社の積立サービスはいずれも仮想通貨を「販売所」で買い付けていることは認識しておきましょう。販売所は0.1%~6.0%の実質的な手数料を含んだ購入・売却価格となっており、相場状況に応じて変化します。短期的な視点では不利に感じられる場面もあるでしょう。また、仮想通貨の積立投資からリターンを得るには将来的な価格上昇が前提となります。下降相場に入れば元本割れを起こす可能性もあり、我慢できずに積立投資を止めれば損失を被ることもあります。積立投資は損失リスクを抑えた方法ではありますが、元本を保証するものではないことを念頭に置いておく必要があります。

とはいえ、ビットコインETFのリリースだけでなく、2021年4月には米取引所Coinbase(コインベース)がNASDAQに上場するなど、仮想通貨市場への注目度は高まっています。米国ではRobinhoodやSQUAREなどリテール向けのアプリで仮想通貨の購入チャネルも増えてきており、今後数年間は市場参加者が増加し続けるとも予想されています。

仮想通貨投資をスタートしたい方は、ご自身の予算や資産形成のゴールに合わせて積立プランを検討してみてはいかがでしょうか。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。