仮想通貨(暗号資産)取引所を複数口座開設しておく3つのメリットとは?

読者の皆様は、仮想通貨(暗号資産)取引所の口座をもうお持ちでしょうか?仮想通貨投資を始めるに当たって、名前の聞き覚えのあるところ、大手金融機関の系列企業が運営しているところ、アプリのランキングで上位に並んでいるところ、などを手掛かりにとりあえず一つ選んで口座開設をしている方も多いと思います。

筆者も最初は「仮想通貨を購入するための取引所なんて、一つあれば十分だろう。」と思っていました。しかし、仮想通貨投資について学ぶほど、複数の口座を併用する根拠を実感しています。ここでは複数の仮想通貨取引所で口座開設しておくメリットについて解説します。これから仮想通貨投資を始めようと考えている方は参考にしてみてください。

目次

  1. 仮想通貨取引所を複数口座開設するメリット
    1-1.銘柄の分散投資がしやすくなる
    1-2.取引所の独自サービスが使いやすくなる
    1-3.リスクを分散させることで、不測の事態に対処しやすくなる
  2. 押さえておきたい仮想通貨取引所
    2-1.国内最多!17種類の仮想通貨を取り扱うコインチェック
    2-2. 様々な取引方法でアルトコインに投資できるGMOコイン
    2-3.セキュリティ面で高い評価を受けるビットフライヤー
    2-4.国内トップクラスのセキュリティ体制を誇るビットバンク
  3. まとめ

①仮想通貨取引所を複数口座開設するメリット

1. 銘柄の分散投資がしやすくなる

仮想通貨はビットコイン以外の仮想通貨アルトコインも数多くあります。アルトコインにはそれぞれ独自のファンダメンタルズがあり、プロジェクトの開発状況によって短期的にビットコインを凌ぐパフォーマンスを上げる銘柄も出てきています。投資に「1つのカゴに卵を盛るな」という格言がありますが、仮想通貨でも複数の銘柄に分散してポートフォリオ運用を考えて見ても良いでしょう。

仮想通貨取引所の中には、国内でそこでしか買えない仮想通貨もあります。コインチェックのエンジンコインやIOST、BITPointのエイダコイン、GMOコインのコスモス、また、今のところポルカドットはbitFlyerとGMOコインでしか購入できません。取引所の口座を複数開設しておくことで、これらのレア銘柄にいつでも投資できるようになりますし、新規上場銘柄にいち早くアクセスできるメリットがあります。

2. 取引所の独自サービスが使いやすくなる

仮想通貨取引所の中には独自のサービスを展開しているところもあります。積立投資サービスやレンディングなど、仮想通貨の資産運用をサポートするサービスを備えているところ、ポイント投資ができたり、仮想通貨を使って電子マネーにチャージできる企業も出てきています。

特にコインチェックでは、IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)というプロジェクトの資金調達プラットフォームや、NFTトレカのマーケットプレイスなど、仮想通貨を使った新しいサービスを提供しています。口座を複数開設しておくことで、こうしたサービスを使い分けることができます。

3. リスクを分散させることで、不測の事態に対処しやすくなる

仮想通貨取引所では緊急メンテナンスや取引制限がかかり、取引したくでもできないケースがあります。また日本国内でも過去に複数の仮想通貨取引所がハッキングに遭っています。日本の場合は資産はユーザーの元に戻っていますが、数ヶ月間取引できなくなったり、自分の資産を引き出せないといった事態になります。それらのリスクを考えて、複数の取引所に資産を分散させるようにしましょう。

②押さえておきたい仮想通貨取引所

国内最多!17種類の仮想通貨を取り扱うコインチェック

Coincheck
コインチェックはマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。コインチェックは直感的に使いやすいインターフェイスが特徴で、初心者でも取引サービスにスムーズにアクセスして仮想通貨を購入できるよう設計されています。特に同社アプリは国内で多くの仮想通貨投資家を惹きつけた要因の一つと言われており、累計ダウンロード数415万(2021年6月末時点)を突破しています。

コインチェックは複数の仮想通貨を積極的に上場している仮想通貨取引所です。販売所では国内最多となる16種類の仮想通貨(ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リスク、XRP、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ファクトム、MONA、ステラルーメン、ネム、クアンタム、BAT、IOST、エンジンコイン、OMG)を取り扱っています。取引所では、5種類(ビットコイン、ファクトム、イーサリアムクラシック、モナコイン、パレットトークン)を手数料無料で取引できます。取引所も販売所も最低500円から利用できます。

またCoincheck NFT(β版)では、仮想通貨とNFTを用いたゲーム内アイテムやトレカなどを売買することができます。現在対応しているNFTは「CryptoSpells」と「The Sandbox」、アイドルグループ「SKE48」のデジタルトレーディングカード、ファンタジーフットボールゲーム「Sorare」のNFTトレカです。

様々な取引方法でアルトコインに投資できるGMOコイン

bitFlyer
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。GMO証券など金融サービスの運営ノウハウは、GMOコインにも活かされています。初心者からトレーダーまで幅広いユーザーが利用するGMOコインの口座数は37.4万件を越えています(GMOフィナンシャルHD、2021年12月期第1四半期決算資料より)。

仮想通貨取引サービスは取引所(現物取引)・取引所(レバレッジ取引)・販売所・暗号資産FXの4つを設けており、いずれもウォレットアプリから利用可能です。GMOコインは14種類の仮想通貨(ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、ネム、ステラルーメン、オーエムジー、ベーシック・アテンション・トークン、テゾス、エンジンコイン、ポルカドット、クアンタム、コスモス)を取り扱っています。取引サービスによって利用可能な銘柄は異なりますが、アルトコインの板取引とレバレッジ取引が豊富なのは、GMOコインの特徴です。

加えて、GMOコインは、「つみたて暗号資産」、「貸暗号資産」、「ステーキングサービス」など、長期投資に便利なサービスも充実しています。

セキュリティ面で高い評価を受けるビットフライヤー


ビットフライヤーは、株式会社bitFlyerが運営する仮想通貨引所です。ビットフライヤーは2014年創業の独立系企業で、日本の主要メガバンク(SMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタルなど)から出資を受けている国内でも有数の仮想通貨取引所です。現物取引以外に証拠金取引や先物取引といったサービスを提供しており、差金決済/先物取引を含むビットコイン取引量は5年連続で国内 No.1の実績を誇ります(Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年- 2020 年の年間出来高)。※「金融商品取引法」の改正に伴い、2020年5月1日以降に登録したユーザーは、現在 Lightning FX/Futures を利用できません。

販売所は13種類(ビットコイン、イーサリアム、テゾス、ステラルーメン、ネム、ベーシックアテンショントークン、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、モナコイン、リスク、ポルカドット、テゾス)を取り扱っており、約100円から取引できます。また簡単取引所はビットコインの現物取引ができます。高機能トレードツールが用意されているbitFlyer Lightningでは「現物取引(BTC/JPY、ETH/JPY、ETH/BTC、BCH/BTC、XRP/JPY 、XLM/JPY 、MONA/JPY)」と「差金決済(BTC-FX/JPY)」、そして「先物取引(BTC/JPY)」に対応しています。

ビットフライヤーは2014 年の創業以来一度もハッキング被害に遭っておらず、セキュリティ・顧客資産保護を経営上の最優先課題として、マネーロンダリング・犯罪収益移転防止に努めています。Sqreen社(仏)の2018年の調査によると、世界140 の仮想通貨取引所の中でセキュリティNo.1の評価を獲得しています。

国内トップクラスのセキュリティ体制を誇るビットバンク

仮想通貨取引所・販売所のbitbank
「ビットバンク(bitbank)」はビットバンク株式会社が運営する仮想通貨(暗号資産)取引所です。ビットバンクは初心者にとって使いやすい「販売所」だけでなく、板取引が可能な「取引所」サービスも提供しており、全部で10種類の仮想通貨を取り扱っています。TradingViewやメイカー取引のマイナス手数料の採用など、トレーダーにとって有益な仕組みを提供しており、現物の取引量は国内No.1※を誇っています。※2021年2月14日 CoinMarketCap調べ

販売所では9種類の仮想通貨(ビットコイン、イーサリアム、XRP、ライトコイン、モナコイン、ビットコインキャッシュ、ステラルーメン、クアンタム、ベーシックアテンショントークン)を取り扱っており、0.000001BTC(約5.44円)から利用できます。取引所は10種類(前述の銘柄+OMG)を取り扱っており、BTC建を含めると19銘柄になります。取引所はメイカー注文にマイナス手数料(-0.02%)を採用しており、頻繁にトレーディングするほど多くのリベートを受取れます。

ビットバンクは第三者機関に国内No.1と認められた鉄壁のセキュリティを誇り(2018年10月3日 ICORating調べ)ます。ユーザー資産を守るため、マルチシグ(複数人署名)によるコールドウォレットと、物理的・仮想的に分散された鍵管理システムによるホットウォレット管理体制を構築しています。マルチシグは仮想通貨の送信に複数人の承認が必要な仕組みであり、ビットバンクのすべてのコールドウォレットで採用しています。

③まとめ

国内の仮想通貨取引サービスは近年増えており、競争環境の中で取扱銘柄やサービスの面で独自性が表れてきています。セキュリティ面も考慮しながら、複数の取引所で口座を開設し、資産分散や銘柄分散しておくことを検討してみましょう。今回ご紹介した仮想通貨取引所は初心者から上級者まで、幅広いユーザーから利用されています。口座開設は無料で出来るので、気になるところからチェックしてみてください。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。