Coincheck(コインチェック)とZaif(ザイフ)の特徴や機能を徹底比較【仮想通貨(暗号資産)取引所】

ビットコインを始めとする仮想通貨(仮想通貨)が高騰する中で、仮想通貨取引所間の競争も激化しています。ユーザーにとって便利なサービスが整ってくる中、複数の企業で口座を開いておいて目的別に使い分けている方も少なくありません。ここでは、Coincheck(コインチェック)とZaif(ザイフ)について機能や手数料、取引通貨などサービス内容を比較することで、どのようなことができるのか分析していきたいと思います。

目次

  1. コインチェックの特徴・機能まとめ
    1-1. 取引所の取引手数料が無料【¥0】
    1-2. 初心者でも使いやすいインターフェース、多機能なアプリを提供
    1-3. 長期投資に便利なサービスを提供
  2. Zaif(ザイフ)の特徴・機能まとめ
    2-1. シンボル・ネム(XYM・XEM)の取引高で世界一の実績
    2-2. 企業トークン(FISS、CICC)の展開
    2-3. COMSA(CMS)トークンの取り扱い
  3. コインチェックとZaifの取扱通貨・手数料を徹底比較
  4. まとめ

①コインチェックの特徴・機能まとめ

Coincheck
コインチェックはマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。初心者でも扱いやすい『販売所』を提供している他、『取引所』サービスではビットコインを手数料無料で購入できます。取引画面もシンプルで直感的に操作しやすいこともあり、コインチェックは仮想通貨投資の最初の口座として多くの投資家に利用されています。

1-1. 取引所の取引手数料が無料【¥0】

取引所は板(オーダーブック)を介してユーザー間で売買する形式で、コインチェックではビットコインを含む5通貨を、手数料無料で取引できます。一方の「販売所」では国内最多となる16種類の仮想通貨を取り扱っており、エンジンコインやIOSTなど注目度の高いアルトコインも多くあります。販売所はコインチェックが在庫を管理するオンラインショップのような形式で、ユーザーは購入・売却したい量の仮想通貨を即座に取引できます。

1-2. 初心者でも使いやすいインターフェース、多機能なアプリを提供

コインチェックのアプリは初心者でも利用しやすいインターフェースとなっており、販売所にアクセスしてスムーズに仮想通貨を売買できるよう設計されています。また、入出金管理や人気通貨別チャット、そして貸仮想通貨サービスや自動積立サービスなど資産管理も一括で行えることが特徴です。コインチェックの多機能スマホアプリは、2021年1月時点に累計ダウンロード数326万件を突破しています。コインチェックのスマホアプリは2021年6月時点に累計ダウンロード数415万を突破しています。

1-3. 長期投資に便利なサービスを提供

「Coincheckつみたて」は安定して長期的に仮想通貨投資に取り組むことができます。最低1万円からの毎月一定額を入金から購入まで全自動で実行されます。購入のタイミングが分からない方や、投資に時間をさけない方は便利なサービスです。「貸仮想通貨」は、投資家が保有している仮想通貨をコインチェックに貸し出し、期間と貸付数量に応じた利息分(最大年率5%)を仮想通貨で得られるサービスです。1万円相当から貸し出すことができ、長期保有のユーザーには着実に資産が増えるサービスとなっています。

②Zaif(ザイフ)の特徴・機能まとめ


Zaifは株式会社カイカエクスチェンジ(旧Zaif)が運営する仮想通貨取引所です。仮想通貨取引サービスとして、初心者にとって使いやすい販売所(簡単売買)と、短期トレーディングにも使いやすい取引所(Orderbook Trading)を備えています。COMSAトークンなど国内ではZaifでしか購入できないトークンもあり、注目度の高い取引所です。

2-1. シンボル・ネム(XYM・XEM)の取引高で世界一の実績

Zaifの取引所(Orderbook Trading)では、国内で人気の高いネム(XEM)やシンボル(XYM)を取り扱っており、それぞれ取引量世界No.1の実績があります*。取引所は、基本的にスプレッドが広く設定されている販売所に比べて実質的な手数料を安く抑えられる傾向があります。そのためOrderbook Tradingは短期トレーディングにも利用しやすく、仮想通貨のボラティリティを最大限活用しやすくなっています。*XEM:2021年1月6日Coingecko調べ、XYM:2021年5月31日CoinMarketCap調べ

2-2. 企業トークン(FISS、CICC)の展開

Zaifでは複数の企業トークンを取り扱っています。FSCC(FISCOコイン)は、株式会社フィスコが発行する企業トークンであり、決済等を通じて実経済で使用する機会(FSCC経済圏)の拡大を目標としています。FSCCはMetamaskウォレットを使ってレンディングアプリケーションに貸出し、貸借数に応じた貸借料としてFISCOコインを受け取ることもできます。またZaifの社名変更(2021年11月1日)に伴い、カイカコイン(CICC)の取引でCICCプレゼントキャンペーンを開催します。

2-3. COMSA(CMS)トークンの取り扱い

ZaifではCOMSA(CMS)トークンを取り扱っています。COMSAはブロックチェーン技術やトークンエコノミーを構築したい企業に対してICO(イニシャルコインオファリング)による資金調達と企業アセットのトークン化の支援を目的とするプロジェクトです。プロジェクトを主導するテックビューロ株式会社は2021年10月に新生COMSAを表明し、Symbolブロックチェーン版の「CMS:XEM」トークンのエアドロップを予定しています。COMSAやSymbolが拡大するにつれて、CMSトークンにも注目が寄せられそうです。

③コインチェックとZaifの取扱通貨・手数料を徹底比較

・取扱通貨

コインチェック Zaif
販売所 ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リスク、XRP、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ファクトム、モナコイン、ステラルーメン、ネム、クアンタム、ベーシックアテンショントークン、IOST、エンジンコイン、オーエムジー ビットコイン、ネム、モナコイン、イーサリアム、フィスコ、カイカコイン、ネクスコイン、シンボル
取引所 BTC、MONA、ETC、FCT、PLT BTC、ETH、XEM、XYM、MONA、FSCC、XCP、BCH、CMS、CICC、NCXC、JPYZ、XCP

・各種手数料

コインチェック Zaif
取引手数料 取引所:無料
販売所:販売所:無料(実質的に数% の手数料を含んだ購入・売却価格が提示されている)
取引所:メイカー:0%、テイカ−:0.1%・0.3%(BCHのみ)
販売所:販売所:無料(実質的に数% の手数料を含んだ購入・売却価格が提示されている)
最小注文数量(BTC) 500円相当 取引所:0.001BTC
販売所:0.0001BTC
日本円入金手数料 無料(振込手数料はユーザー負担) 無料(振込手数料はユーザー負担)
日本円出金手数料 日本円出金:407円
※クイック入金による入金後は入金額相当の資産の移動が7日間制限
3万円未満385円、3万円以上770円
仮想通貨出金手数料 BTC:0.001BTC
ETH:0.01ETH
XRP:0.15XRP
ETC:0.001ETC
LSK:0.1LSK
FCT:0.1FCT
XEM:0.5XEM
LTC:0.001LTC
BCH:0.001BCH
MONA:0.001MONA
XLM:0.01XLM
QTUM:0.01QTUM
BAT:4.75 BAT
IOST:1.0 IOST
ENJ:29.0 ENJ
ビットコイン:0.0001~0.01BTC
イーサリアム:0.01~0.05 ETH
ビットコインキャッシュ:0.001~0.01BCH
NEM(XEM):2~20XEM
モナコイン:0.001~0.1MONA
カウンターパーティートークン:0.001~0.1BTC
COMSA/XEM:5~25XEM
COMSA/ETH:0.01~0.05ETH

*2021年10月時点の情報です。最新情報に関しては上記サイトをご覧ください。

④まとめ

コインチェックとZaifは販売所と取引所の両方を提供している仮想通貨取引所ですが、取り扱っている仮想通貨に大きな違いがありました。どちらもビットコインやイーサリアム以外のマイナー銘柄であるアルトコインやトークンを取り扱っており、今後の成長を期待する通貨に投資をしたい方には適していると言えます。

初心者に分かりやすい販売所で国内最多の仮想通貨を取り扱っているコインチェック、オーダーブックの取引所で数多くの銘柄を取り扱っているZaifというよう特徴が異なるので、取引方法によって使い分けることも可能でしょう。

どちらも口座開設はスマホアプリから無料でできるので、気になる方はこれを機に2つの仮想通貨取引所をチェックしてみてください。アプリの使用感を確認しながら、ご自身の好みに合ったツールを選択して、仮想通貨投資に気楽に向き合っていくことも重要です。

また慣れてきた時にそれぞれ独自のサービスを使い分けても良いでしょう。仮想通貨取引所では緊急メンテナンスやハッキングなどのリスクを考えて、複数の取引所に資産を分散させることは一般的です。ぜひ参考にしてみてください。

The following two tabs change content below.
立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。