2021年にビットコインの価格は一時過去最高の700万円を突破しました。その後、上昇の勢いが衰えながらも、2022年1月現在に500万円台で推移している状況です。再び上昇相場に入ることを期待してビットコインの購入を検討している方もいらっしゃるでしょう。しかし、価格が下がっているとはいえども、購入は慎重にした方が良いでしょう。
これから仮想通貨投資を始める際に必要になるのは仮想通貨取引所の口座です。日本の仮想通貨取引所の中で、多くの投資家がファースト口座としてコインチェックを支持しています。今回は初心者がコインチェックを選ぶ理由について、詳しく解説します。
目次
- 初心者がコインチェックを選択している3つの理由
1-1.500円から購入可能
1-2.入金から購入まで全自動の積立サービスがある
1-3.見やすい取引画面(販売所) - コインチェックの概要
- 登録したら抑えておきたいコインチェックのサービス
2-1.月々1万円からできるCoincheckつみたて
2-2.仮想通貨を貸し出して増やすレンディングサービス
2-3.NFTマーケットプレイス:Coincheck NFT - まとめ
①初心者がコインチェックを選択している3つの理由
1-1. 500円から購入可能
価格が上がっていても下がっていても、ハイリスクな市場では少額から始める方がベターです。価格が下がっている時は、急回復を期待して大量の資金を投入したくなるものです。しかし、購入した後にさらに価格が下がってしまうこともあり、そうなると精神的にも負担になります。回復を待てずに狼狽売りをしてしまい、結果的に損失を出してしまうことは初心者によくあるパターンです。コインチェックではすべての仮想通貨を500円の少額から購入可能となっています。下落し始めてから少額ずつ購入しはじめ、回復を待つというスタンスで投資に取り組みましょう。
1-2. 入金から購入まで全自動の積立サービスがある
少額ずつコツコツ購入する戦略において、課題となるのは購入のタイミングです。値動きが気になって、いつ購入すればいいか迷うものです。そこで、一定間隔で一定額を投資するドル・コスト平均法を使うことで購入単価を平準化させることができます。コインチェックの「Coincheckつみたて」は、入金から購入まで全自動に行われるので取引口座へ日本円を入金し忘れる心配もありません。
1-3. 見やすい取引画面(販売所)
コインチェックの販売所の取引画面は初心者でも直感的にわかりやすいと評判です。取り扱っている仮想通貨は一覧で表示され、希望の仮想通貨をクリックするとそれぞれの売買画面に移ります。スマホアプリのUI/UXも優れており、仮想通貨の一覧とチャートが一つの画面に表示されるので、価格動向が見やすくなっています。
②コインチェックの概要
コインチェックはマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。初心者でも扱いやすい販売所を提供している他、取引所サービスでは取引手数料無料で売買できます。またコインチェックのスマホアプリは、取引画面もシンプルで初心者でも理解しやすいよう設計されており、2021年6月時点にコインチェックのアプリダウンロード数は415万件、本人確認済の口座数は135万口座に上ります。

マネックスグループ:2022年3月期 第1四半期決算説明資料より引用
取り扱い通貨数国内No.1
コインチェックは17種類の仮想通貨を取り扱っています。EnjinやIOST、パレットトークンなど話題の仮想通貨にいち早く投資しやすいことも、コインチェックの魅力の一つです。
- 販売所:
ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リスク、XRP、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ファクトム、モナコイン、ステラルーメン、ネム、クアンタム、ベーシックアテンショントークン、IOST、エンジンコイン、オーエムジー - 取引所:
ビットコイン、モナコイン、ファクトム、イーサリアムクラシック、パレットトークン
販売所ではスプレッド(売値と買値の価格差)があるので、ビットコインを頻繁に取引する際は、販売所よりも取引所を利用するのが良いでしょう。また取引所はWEBサイトでのみ提供しています。
③登録したら抑えておきたいコインチェックのサービス
3-1. 月々1万円からできるCoincheckつみたて
コインチェックの「Coincheckつみたて」は暗号資産を毎月一定額で積立てることができるサービスです。手数料無料で銀行口座から自動的に引き落とされ、購入まで全て自動で処理されます。積立プランは、「月イチつみたてプラン」と「毎日つみたてプラン」の2種類があります。月イチつみたてプランは、毎月27日の入金日から約10日後に一括で買付けます。一方、毎日つみたてプランは当月の日数で割った金額分を毎日自動で買付けます。
月に1回の買付けに比べて毎日つみたてプランの方が相場変動を受けにくく、より買付単価を平準化できます。積立金額は最低1万円から最大100万円までの範囲で、1,000円単位から金額を設定できます。月毎に申込締切日、引落日、買付日がスケジュールで決まっています。
3-2. 仮想通貨を貸し出して増やすレンディングサービス
レンディングサービスは取引所に仮想通貨を貸し出し、賃借料を仮想通貨で受け取ることができます。コインチェックの「貸暗号資産サービス」は、14日間・30日間・90日間・180日・365日間の4種類から貸出期間を選択し、数量に応じて最大年率5%分の仮想通貨を獲得できます。
最低1万円(相当)から利用でき、貸出申請に上限は公表されていません。コインチェックでは、借入可能枠ができ次第、ユーザーの貸出申請順に承認するかたちを取っています。また貸出期間満了後、再度、自動的に貸出する機能があります。
3-3. NFTマーケットプレイス:Coincheck NFT
2021年3月24日にローンチしたCoincheck NFT(β版)では、仮想通貨とNFTを用いたゲーム内アイテムやトレカなどを売買することができます。現在対応しているNFTは「CryptoSpells」と「The Sandbox」、アイドルグループ「SKE48」のデジタルトレーディングカード、ファンタジーフットボールゲーム「Sorare」のNFTトレカ、「Meebits」です。
④まとめ
コインチェックでは長期投資に利用できるサービスが複数提供している特徴があります。積立やレンディングの他にも、リスク(LISK)という仮想通貨を一定数量以上保有しているだけで、報酬が入ってくるステーキングサービスも提供しています。販売所はスマホアプリからアクセスできるので、スムーズな購入ができ、とりあえず始めてみたいという方には有用な仮想通貨取引所と言えるでしょう。口座開設もスマホアプリから無料で行うことができ、最短即日で取引を始めることができます。仮想通貨が気になっている方は、先ずはコインチェックの口座開設から始めてみるのも良いでしょう。
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立花 佑

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