コインチェック、GMOコイン、ビットバンクの魅力とは?多くのユーザーが利用する仮想通貨取引所3社を徹底比較!

一概に仮想通貨投資取引所といっても、企業によってそれぞれ取り扱っている仮想通貨の種類や、利用可能な投資ツールが異なります。投資家の中には複数の仮想通貨取引所で口座開設をして使い分けている方もいます。中でもコインチェック、GMOコイン、ビットバンクは口座開設者数や預かり資金が大きいことで知られる国内大手の仮想通貨取引所です。今回は仮想通貨投資を始めるに当たってこれら3社をどのように使い分けることができるのか、それぞれの特徴と共に詳しく解説します。

目次

  1. 販売所と取引所では手数料が違う
  2. 販売所と取引所をポイントに仮想通貨取引所を選ぶ
    2-1.17種の仮想通貨を取り扱うコインチェック
    2-2.アルトコインの取引所・レバレッジ取引も充実のGMOコイン
    2-3.アルトコイン現物取引量で国内トップシェアを誇るビットバンク
  3. まとめ

①販売所と取引所では手数料が違う

仮想通貨取引所(交換業者)を選ぶ際に、販売所形式と取引所形式のどちらを提供しているのか、両方提供しているかを見ることは重要です。また同じ交換業者であっても販売所と取引所で取り扱い通貨が異なることもあります。特に取引手数料について、販売所形式と取引所形式とでは、実質的な負担コストが異なってきます。

ここでいう「販売所」は仮想通貨取引所が取引相手となってユーザーが仮想通貨を売買できるサービスです。提示されている価格で交換業者からすぐに購入(売却)でき、注文画面は買値と売値が表示されるので分かりやすいなど、初心者向きの取引方法と言えます。多くの企業が販売所の取引手数料を無料としていますが、買値と売値の差(スプレッド)が2~5%程度生じることが多く、実質的な手数料の役割を果たしています。つまり市況価格より購入価格が高く、売却価格は安くなる傾向があります。長期的投資をする場合には販売所のスプレッドは気にならないと考えることもできますが、頻繁にトレードするには向いていません。

一方、取引所形式というのはユーザー間のオークション形式で仮想通貨を取引していくサービスです。交換業者はユーザーの注文を並べる「板(オーダーブック)」を管理して手数料を徴収します。取引所の取引手数料は0.05%~0.1%程と販売所に比べて格段に安価に設定されています。手数料が抑えられる取引所形式は短期トレードはもちろん、長期投資にも適しています。但し、取引所形式では必ずしも希望数量の仮想通貨を購入できる訳ではないというデメリットがあります。そのため多くのユーザーが利用し、常に大量の注文が板に並んでいる仮想通貨取引所を選ぶ必要があります。

②販売所と取引所をポイントに仮想通貨取引所を選ぶ

販売所と取引所について基本的な違いを説明しました。それでは実際に仮想通貨取引所コインチェック、GMOコイン、ビットバンクの販売所と取引所について、それぞれの特徴や違いを見てみましょう。

2-1. 17種の仮想通貨を取り扱うコインチェック

Coincheck
コインチェックはマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。初心者でも扱いやすい販売所を提供している他、取引所サービスではビットコインを手数料無料で購入できます。コインチェックのスマホアプリは、取引画面もシンプルで初心者でも直感的にわかりやすいよう設計されており、累計ダウンロード数は415万を突破しています(2021年6月末時点)。

販売所では16種類の仮想通貨を取り扱っており、取引所ではビットコインを含め5種類の銘柄を手数料無料で取引できます。いずれも最低500円と少額から取引を始められます。

  • 取引所の取扱い銘柄:

    4銘柄:ビットコイン、モナコイン、イーサリアムクラシック、パレットトークン

  • 販売所の取扱い銘柄:

    15銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、ステラルーメン、モナコイン、ネム、クアンタム、オーエムジー、イーサリアムクラシック、エンジンコイン、リスク、アイオーエスティ

コインチェックでは販売所の取り扱い通貨が豊富です。最低500円から購入できるので、気になる仮想通貨をコツコツ長期的に投資していくには便利な取引所と言えます。初心者にとっても始めやすく無理なく取り組めるでしょう。

また、コインチェックでは長期投資をサポートするサービスを複数提供しています。中でも「Coincheckつみたて」は仮想通貨を毎月一定額を積み立てるサービスで、購入のタイミングが分からない方や市場分析に時間を割けない方に便利です。手数料無料で銀行口座から自動的に引き落とされ、購入まで全て自動で処理されます。積立金額は最低1万円から最大100万円までの範囲で1,000円単位から金額を設定でき、日割りで分割購入する「毎日つみたてプラン」を使用すれば、相場変動の影響を軽減することで買付単価を平準化できるでしょう。

2-2. アルトコインの取引所・レバレッジ取引も充実のGMOコイン

bitFlyer

GMOコインは、東証プライム上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。GMO証券など金融サービスの運営ノウハウがGMOコインにも活かされており、高機能トレードツールがPC・スマホアプリでも利用できます。初心者からトレーダーまで幅広いユーザーが利用するGMOコインの口座数は37.4万件を越えています(GMOフィナンシャルHD、2021年12月期第1四半期決算資料より)。

GMOコインは4種類の取引サービスを提供しており、イーサリアムやXRPなどのアルトコインの取引方法も豊富です。取引所(現物取引)のメイカー注文ではマイナス手数料(-0.01%)を採用しているので指値注文を使って手数料のリベートを受け取ることができます。

  • 取引所(現物取引):

    11銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ステラルーメン、モナコイン、ネム、シンボル、ベーシックアテンショントークン、クアンタム

  • 取引所(レバレッジ取引):

    5銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ

  • 販売所:

    18銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、ステラルーメン、ネム、クアンタム、オーエムジー、チェーンリンク、ポルカドット、エンジンコイン、テゾス、コスモス、エイダ/カルダノ、メイカー、ダイ

  • 暗号資産FX:

    10銘柄:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、ステラルーメン、ネム、オーエムジー、テゾス

GMOコインでは販売所と取引所の両方でアルトコインの取引所(現物)、暗号資産FXも充実しており、ショート(空売り)を使って下落市場でも利益を狙ったり、利益をヘッジする使い方も可能です。GMOコインも長期投資をサポートするサービスを複数提供しており、「つみたて暗号資産」は積み立てる通貨の種類や数を500円単位でカスタムできるので、ビットコインとイーサリアムとリップルを少しずつ買い増したいといった要望に応えます。

2-3. アルトコイン現物取引量で国内トップシェアを誇るビットバンク

仮想通貨取引所・販売所のbitbank
「ビットバンク(bitbank)」はビットバンク株式会社が運営する仮想通貨(暗号資産)取引所です。初心者にとって使いやすい「販売所」だけでなく、板取引が可能な「取引所」サービスで多くの仮想通貨を取り扱っています。TradingViewやメイカー取引のマイナス手数料の採用など、トレーダーにとって有益な取引ツールを提供し、ビットコイン以外の暗号資産(アルトコイン)の取引シェアは 55% *と業界トップのシェアを獲得しています。*JVCEA統計情報より抽出可能なデータをもとにbitbankが算出(2021年1月)

ビットバンクの取引所は14種類の仮想通貨を取り扱っており、BTC建を含めると25種類の通貨ペアを用意しています。メイカー取引がマイナス手数料(-0.02%)となっているので、メイカー取引をするほど手数料のリベートを受取れる仕組みになっています。

  • 取引所:

    15銘柄:ビットコイン、イーサリアム、エックスアールピー、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、ステラルーメン、モナコイン、クアンタム、オーエムジー、チェーンリンク、シンボル、メイカー、ボバ、エンジンコイン

  • 販売所:

    14銘柄:ビットコイン、イーサリアム、エックスアールピー、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ベーシックアテンショントークン、ステラルーメン、モナコイン、クアンタム、オーエムジー、チェーンリンク、シンボル、メイカー、ボバ

長期投資向けの運用サービスの一種に、ユーザーが保有する仮想通貨を貸し出して利用料を受け取るレンディングがあります。コインチェックやGMOコインと同様に、ビットバンクは「暗号資産を貸して増やす」を提供しており、最大年率3%の暗号資産を1年後に受け取ることができます。

③まとめ

仮想通貨取引所の取引機能はそれぞれ異なり、多くのユーザーに支持されるコインチェック、GMOコイン、ビットバンクの特徴は特に際立っています。投資の目的に応じて販売所や取引所、現物取引やレバレッジ取引を使い分けることで、これら3社の特徴をフルに活用しましょう。1社でも仮想通貨投資は行えますが複数の口座開設をしておくとリスク分散にもつながりますし、目的の通貨を購入したい時に取引所を使いたい場合などにもスムーズに対応することができます。口座開設は無料でできるので、気になっている方はこれを機に各社のサービスをチェックしてみましょう。

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立花 佑

立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。