【ビットコイン投資初心者向け】目標金額50万円を設定して積立投資をスタートしてみよう

ビットコイン などの暗号資産(仮想通貨)はまだ新しい商品なので、関心はあっても、よくわからないと思う人は多いと思います。データによると、暗号資産投資を既に始めている人も、投入資金は比較的セーブしているようです。

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暗号資産取引所GMOコインが2020年4月に行ったユーザーアンケートでは、1578名の回答者の約半数48%が資産運用額を50万円未満に留めていました。経験者でさえ暗号資産の投資予算を50万円に留めているのであれば、初心者はより少額からスタートした方が賢明かもしれません。まずはコツコツ積み立て投資を行い、資産運用額50万円を目指してみましょう。

目次

  1. 積立投資のメリット
  2. 積立投資のリスク
  3. ドルコスト平均法のシミュレーション
  4. 積立投資におすすめの暗号資産取引所
    4-1. 自動積立投資ができるコインチェック
    4-2. 5銘柄の板取引を備えるGMOコイン
    4-3. ポイント投資でビットコインを獲得できるbitFlyer
  5. まとめ

①積立投資のメリット

積立投資というのは、定期的な間隔で一定金額を投資することにより、市場のボラティリティの影響を低減することを目的とした投資手法です。投資予算を一括で投じようとすると、価格が下落しているときであれば問題ありませんが、高値掴みをしてしまうこともあります。だからといって機会をうかがっていても、いつ投資を始めれば良いか判断することは困難です。

現在のビットコインのように歴史的にも高値圏にある場合は、投資タイミングを分散させて長い時間軸で複数回に分けて投資すると良いでしょう。こうした投資手法は「ドル・コスト平均法」とも呼ばれ、王道の投資手法として知られています。

ドル・コスト平均法により、相場が高い時は少量、逆に相場が安い時は大量に購入することになります。投資のトータルでみると平均購入単価を下げる効果が期待できます。このように、期間を味方につけてゆっくりと資産を増やしていくことが、積立投資の考え方です。

②積立投資のリスク

暗号資産の積立投資を行う場合は、将来的に価格が上昇することを期待して積立を行うことになります。FX(外国為替証拠金取引)であればスワップポイントを稼ぐ手段もありますが、暗号資産でリターンを得るには価格上昇が前提となります。

下降相場に入れば、購入時期を分散しても、平均取得単価よりも資産価格が下まわる可能性が高まります。相場が回復しなければ元本割れを起こす可能性もあり、我慢できずに積立投資を止めれば損失を被ることもあります。場合積立投資は損失リスクを抑えた方法ではありますが、元本を保証するものではないことを念頭に置いておく必要があります。

③ドルコスト平均法のシミュレーション

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dcaBTCというサイトでは、ビットコインでドルコスト平均法をシミュレーションできます。仮に2019年9月1日にビットコインのドルコスト平均法を始めたとして、毎週100ドルを投資し続けていた場合、2020年8月22日時点の合計投資額は5,100ドル、資産価値は7,152ドルで40.24%の利益となります。

一方、同時期にビットコインに一括で投資していた場合、2020年8月末までのリターンは20.74%となっていたでしょう。実際には、ビットコインは2020年3月に大暴落しており、損切りしていても不思議ではありません。もちろん、暴落時に購入できるならより良いリターンを得られますが、不確実性と不安の中で買い入れることは容易ではありません。

このように、ドルコスト平均法は良くも悪くもボラティリティの影響を緩和します。変動が激しい資産を扱う際に、良い意味で保守的な投資方法と考えることができます。

④積立投資におすすめの暗号資産取引所

4-1. 自動積立投資ができるコインチェック

Coincheck
コインチェックは、マネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営する暗号資産取引所です。コインチェックの販売所は、国内最多の14種類(ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リスク、XRP、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ステラルーメン、モナコイン、ファクトム、ネム、クアンタム、BAT、IOST)を取り扱っており、500円相当から購入することができます。

また、取引所ではビットコインと一部のアルトコイン(ETC、FCT、MONA)の板取引が手数料無料で利用できるので、積立投資を自分で行う際におすすめです。

コインチェックは自動積立サービス「Coincheckつみたて」を提供しており、毎月一定額を自動で振込み、継続的に暗号資産を買い付けることができます。1ヶ月に1回購入する「月イチつみたてプラン」よりも、入金額を30分割にして1日ずつ購入する「毎日つみたてプラン」の方がおすすめです。例えば、月に1万円の積立を行うと決めた場合は1日333円を積立ることになります。「Coincheckつみたて」の対象となる暗号資産は全部で12種類(モナコインとファクトムが除外)となっています。

4-2. 5銘柄の板取引を備えるGMOコイン

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「GMOコイン」は、東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する暗号資産取引所です。GMOインターネットのグループ会社にはGMOクリック証券など金融サービスを提供している会社もあるので、こうした金融機関としてのバックグラウンドを持っていることも特徴のひとつです。

GMOコインは「販売所」、「取引所」、「暗号資産FX」の3つの取引サービスを設置しています。板取引ができる「取引所」では5種類の銘柄(ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン)で現物取引とレバレッジ取引を利用できます。一方の販売所と暗号資産FXは9種類の銘柄を取り扱っています。

販売所は売買価格差(スプレッド)が大きい場合があり、暗号資産取引に慣れたユーザーほど取引所を利用しています。取引所で多くの現物資産を取り扱っていることは、積立投資を行う上でGMOコインを利用するメリットと言えます。GMOコインでは、現物ビットコインを0.0001 BTC(123円)から購入できます。

4-3. ポイント投資でビットコインを獲得できるbitFlyer

bitFlyer
bitFlyerは株式会社bitFlyerが運営する仮想通貨取引所です。bitFlyerはSMBCベンチャーキャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJキャピタルといった大手ベンチャーキャピタル・事業会社が多数出資している仮想通貨取引所で、顧客保護・セキュリティ・財務安定性等の体制整備に力を入れています。またbitFlyerは2014 年の創業以来一度もハッキング被害に遭っておらず、世界140 の仮想通貨取引所の中でセキュリティNo.1の評価を獲得しています(Sqreen社調べ)。

bitFlyerは日本を入金しなくとも、ビットコイン投資をスタートする方法を用意しています。まず、「ビットコインをもらう」は、bitFlyerを経由してネットショッピングや旅行予約、ふるさと納税等の提携サイトを利用することで、商品・サービス毎に取引金額の一定割合のビットコインが付与されるサービスです。そしてTポイントプログラムは、Tポイント100ポイント毎に85円相当のビットコインと交換できるサービスです。このように、bitFlyerでは普段の生活で貯めたポイントを気軽にビットコイン投資に当てることができます。

⑤まとめ

暗号資産投資をスタートすることで、経済ニュースや通貨制度への関心が高まるなど、副次的なメリットもあると思います。暗号資産は一旦動き始めると急激に動くこともあるので、その原因を探ってみることもおすすめです。興味がありながらまだ取り組んでいなかった方々は、コツコツと始められる積立投資を検討してみてください。

暗号資産業界はまだ時価総額30兆円から40兆円規模のマーケットであり、流動性も低いことからどうしても値動きが激しくなってしまいます。ビットコインバブル後には資産価格が5分の1になった過去もあるように、価格上昇もあれば下落する場合もあるでしょう。そのため、積立投資をしながらも「ここまで含み益が増えたら一旦利益確定する」と設定しておくと良いでしょう。

コインチェックのつみたてサービスは、長期的な資産形成に便利なツールです。GMOコインの板取引やbitFlyerのポイント投資は手動で管理する必要がありますが、暗号資産の取得コストを軽減するのに有効です。複数の取引所で口座開設をして、投資ツールを使い分けても良いでしょう。暗号資産取引所の口座開設は無料でできますので、これを機に各社サービスがどのようなものか、実際に確認してみてください。

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HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム

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HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチームは、暗号資産投資やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、暗号資産に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。